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第17話・最狂最悪?狂異の澪湟帝・オエル!!

リニューアルにより、小説の途中の書き方が微妙に違います。12支星獣のあの獣との戦いに、12支星獣の正体が!?

ダークラは何とか朝を迎えた!そして、シグマに任せていた澪湟帝・オエルの討伐をついに実施することになった!


ダークラ

「澪湟帝・オエルは獅子座を司る者だ。攻撃力が驚異かも知れぬ」


シグマ

「はっ!どんな困難があっても、オエルを討伐してまいります!!」


すると、二人の会話を聞いていた他のヘルクライムデビルが口を挟んだ!


ディスティニー

「ライオンってのは、雄よりも雌のほうがやっかいだぞ!」


サーチャー

「澪湟帝・・・。この通り名には何か秘密があるというのでしょうか?」


ディフィカルト

「それは“みおおうてい”と読むのではなく、“れいおうてい”と呼ぶそうだから、気をつけるのだな」


サイン

「まっ、獅子王・リガルドと同じ類の奴だろうな」


そんなこんなで、シグマはオエルの討伐へ出かけた!


三時間後・・・。シグマが帰還してきた。


ダークラ

「シグマ!もう倒したのか?」


シグマ

「いえ・・・。馬鹿馬鹿しくなって帰ってきたのです」


ダークラ

「と、言うと?」


シグマ

「そいつ、消しカスを投げつけてくるだけで、本気で戦おうとしないのです・・・」


それを聞いたダークラは半信半疑な様子だった!


クエスチョン

「そうだな。俺がシグマの後をついていって様子を見ていたんだが・・・。見た目はライオンが鎧を着て、二足で立てるようなやつだった。簡単に言えば獅子男かな?

あいつ、明らかに腕の力は強そうだし、爪も鋭かったな。

筋肉質な腕に、鋭い爪<消しカス攻撃って・・・。おかしいと思わないか?ええっ?」


ファイン「まったく、そんな奴ぁ、俺がぶっ倒してきてやらぁ」


オメガ「おい、ファイン。お前、名前の部分がおかしいぞ?」


ファイン「おそらくリニューアルの影響です。が、私を止める者はいない!!」


ファインはそういうと、オエルを討伐しに行ってしまった!


三時間後・・・。


ファイン「うおっ・・・。ぐぐおっ・・・(泣」


オメガ「おおっ、早かったな。・・・どうしたんだ、その頭は!?」


ファイン「オエルの消しカス攻撃により、我が髪の毛がぁーーー!!繊細な髪がぁーーー!!!」


見ると、ファインの髪の毛にはおびただしい量の消しカスがのっていた!


それを見かけたフロムがファインに叱咤した!


フロム「諦めんなよ・・・。諦めんなよ、お前!!」


ファイン「バカタレが・・・。そんなに言うなら、お前が行けよ!!」


フロム「わかったよ、青毛のヘタレ!!俺は諦めないからな!!!」


フロムはそういうと、オエルを討伐しに行ってしまった!


三時間・・・。


フロム「あの野郎・・・(怒」


デス「父さん、フロムが戻ってきたよ!」


オメガ「おおっ、戻ってきたか。

ところで、今まで気になっていたことなんだが、“三時間後”って表記はなんなの?」

フロムは近づくなり、


フロム「オエルに負けたーーー!!」


と、大声で叫びながらオメガに報告した。


オメガ「そうか、お前も負けたか。にしては、外傷が見当たらないが?」


フロム「あの野郎、『眉毛に何飼ってるの?』とか言ってきたから、お前は何を飼ってると思う?と質問したら『毛虫飼ってるんでしょ』とか、言ってきおった」


オメガ「まぁ、お前の眉毛・・・。毛虫に見えなくもないが・・・(苦」


フロム「で、俺は『毛虫が棲んでる?そんなわけないじゃん!!俺の眉毛にはな、夢や希望が棲んでるんだよ☆』と、言い返してやった。すると、その獅子野郎はクスクスと笑い出したんだ!それで俺は怒って帰ってきたんだ」


オメガ「そうだったんだ。まぁ、ロマンを壊されたら嫌だよな」


フロム「ロマンを壊されたから怒ったわけじゃない。

そいつの笑い方があまりにも百獣の王とは思えない、ひどい笑い方だったから怒ったのです」


オメガ「うむ・・・。訳のわからんライオンだな・・・」


オメガがそういい終わると、サーチャーがいきなり現れた!


サーチャー「オメガ様、ファインの頭についていた消しカスに付着していたオエルのDNA鑑定をしたところ・・・。奴は、いてはならぬ者のようです」


オメガはそれを聞くと、深いため息をついた!


フォーミュラー「お父さん、いてはならぬ者って何?」


オメガ「ついに、いてはならぬ者について話さなければならぬ時がきたようだ・・・。

一同!これより緊急集会だ!!」


こうして、78体のヘルクライムデビルが集まった。


オメガ「皆のもの・・・。これより、いてはならぬ者について話そう。

いてはならぬ者とは、もともと生き物だったものが、魂のない状態で生き返った存在だ。“生き物のような物体”、“生物のふりをする何か”、“殺されてもいい非生物”という呼び名があるが、我々はいてはならぬ者と呼ぼう」


オメガの演説は三時間に及んだ。演説が終わる頃には深夜になってしまい、眠る者が大半を占めていた・・・。


オメガ「要するに、いてはならぬ者が星座を司るようになって、12支星獣が誕生したのだ」


フォーミュラー「すやすや(眠」


ディスティニー「ぐがーーー!!」


これを見かねたフロムは突然、寝ている者に怒鳴った!


フロム「こらっーーー!!」


フォーミュラー「ぎゃあーーー!?なんじゃーーー!!??」


フロム「夢っていうのは、起きて見るものなんだよ☆」


訳わからない事を言っているフロムをよそ目に、オメガは、


オメガ「もう遅いしな・・・。みんな、自分の部屋へ戻って寝てもいいぞ」


と、言った。ヘルクライムデビル達は、その言葉を待っていたかのように、続々と自分の部屋へ戻っていった・・・。


そんななか、ビコーズがディスティニーにしがみつくきながら離れようとしなかった!


ビコーズ「ねぇ、私一人じゃ寂しいから・・・。ディスティニーさん、一緒に寝て!」


ビコーズはそういうなり、ディスティニーを自分の部屋へ引きずり込みだした!

ディスティニーは必死で腕をほどこうとしたが、見た目以上に腕の力が強く、どうすることも出来ない!

ディスティニーは恨めしそうにオメガを見つめるなり小声であることを言った!


ディスティニー「オメガ・・・。何か重大な事を・・・。忘れてないか・・・?」


ディスティニーはそう言い残し、ビコーズの部屋へ消えていった・・・。


オメガ「・・・ああっーーー!!ビコーズのニューハーフを・・・!!何とかしないと!!!」


オメガはそういうと、キオウの居場所をGoogleで探しはじめた!

すると、キオウは芥川の近くに潜んでいることが判明した!



その頃、その芥川を渡った男女がいた・・・。


女は男にさらわれてやって来たようだった。


その男は、かつて異次元に封印された六苛戦の一人・リーヒラという色男だった・・・。


リーヒラが逃亡している最中、女は夜露を見かけた!

女は夜露を不思議そうに眺め、リーヒラに質問した!


女「これは何なの?」


リーヒラ「今教えてあげてもいい。が、もっとロマンチックな場所で教えてあげる・・・よ☆」


リーヒラは意気揚々と言いながら、先を急いだ。このあと悲劇が起きるとも知らずに・・・。

芥川に駆け落ちする男女、赤鬼・・・これが意味するものとは・・・。そして、とんでもない戦いの幕開けとなる!?

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