表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集

銃を持つ少年とピアノを弾く少年

作者: 楓 海
掲載日:2021/04/06

 読んで戴けたら倖せです。

 少年は銃を撃つ

 彼を守るものは

 とるに足らない自尊心と銃だけだった

 彼は両親を殺し逃亡した


 少年はピアノを弾く

 彼を駆り立てるのは

 内側から湧きあがるメロディーだけだった

 彼の手からは音楽が(あふ)れた


 二人の少年は出逢い

 化学反応を起こして惹かれ合った


 性に目覚める前の少年たちは

 それが愛だと気付かない


 銃を持つ少年は音楽に触れ

 ピアノを弾く少年の温もりに

 初めての安らぎを知る


 何処か危うい不安定な少年に

 ピアノを弾く少年は必死で

 大好きな気持ちを伝えようとした


 やがて二人は共に旅立った

 互いを求める気持ちに、従順に従う為だった


 いつも腹を空かせていたけれど

 何故か二人は満たされ倖福だった


 けれど、ピアノを弾く少年は病気になり

 銃を持つ少年は薬を手に入れる為に

 薬局を襲い、銃で撃たれた


 ピアノを弾く少年は彼の帰りを待っていた

 でもやって来たのは警察で、

 彼は保護され家に連れ戻された


 やがて少年は青年へと成長し

 そして彼の死を聞かされる

 やがて青年はレクイエムを書き上げた


 奏でられるピアノの旋律は

 あれが愛だったのだと気付かせる


 溢れる涙の雫は空っぽの愛に落下し

 波紋を広げた


 想い出だけが空虚な彼を慰める

 想い出だけが豊かな色彩を帯びた

 想い出だけが..........

 想い出だけが彼の時間を戻した



 

 読んで戴き有り難うございます。(*- -)(*_ _)ペコリ

 昨日、投稿したばかりですが半日かかって、やっと書き上げました。

 

 ぐおーら、新作はどうした❗

 と、怒鳴られそうですがまだちょっとスランプです。( ´~`)ゞ

 

 スランプ治るまで、拙い詩ですが楽しんで戴けたら嬉しいです。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 大切な、いわゆるソウルメイトみたいな人と出会えた喜びと、失う悲しさ。ここまで壮絶な経験はしたことがないですが、でも胸が痛くなるほど切ないですね…短いながらもすごく深いドラマを感じました。
2023/10/24 21:43 退会済み
管理
[良い点] 悲しいですね。 今こうしてある程度手に入る現状は恵まれているのだと改めて感じることができました。 音に乗せて、もう届かない自分の感情を表現する。 ぜひその旋律を自分も聴いてみたいと感じま…
[良い点] この詩はハードボイルドタッチでありながらも、 少年のやり場のない衝動みたいなものを上手く書いてますね。 自分もジュブナイル作品を書いているので、 こういう独特のセンスのある詩とか大好物です…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ