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(有名無実の)最強種族は暇潰しを求める!!  作者: フリータイム
第一章 獣領の騒乱 編
49/50

用語説明

 (有名無実の)最強種族は暇潰しを求める!!

 (Famous innocent) The strongest tribes want to kill time!!


 ※定期更新


 始まりの章「女神領の決闘」編


 女神領[イリシウス]

(東領地に属する女神種の領地。(元)最強種族の領地ではあるが、他種族からの侵攻を危惧して、周囲一帯を山々に囲ませ、税金により徴収された魔力で常時結界を張っている。結界の調整は身分剥奪以降のエイメルが管理しているらしい)


 ウィル種 特殊能力[データ改ざん]

(半径五メートル以内に存在する者の名前と種族名が分かる場合のみ発現が可能で、自分よりも勝るウィルスの全てを無にすることができる。効果時間は、改ざんされたウィルス情報の量と大きさによって異なる)


 創造種 特殊能力[万物創成(クリエイト)]

(創造機器と呼ばれる物に描いたものを魔力によって実体化させる。魔力消費量は物体の密度が大きければ大きい程、大量に消費される。生き物は魂を造れないために不可能に近い。一部の人の心を読めるらしいが、アミネスは今のところカイザンだけがそれに当てはまっている)


 女神種 特殊能力[魔力増幅]

(魔法本来の威力や範囲、効果を倍増する特殊能力。一方で、それは適性のある魔法のみに適応され、不適性な属性は逆に半減してしまうというデメリットがある。エイメルの情報管理力のおかげで、それについては一切公表されていない)


 種王

(その種族においての最高戦力に値する存在。初代種王は、神から種王の神器を授かり、代々継承していく者である)


 領主

(その領の絶対的な管理者で、多くは領民からの投票で決定されるが、一部種族の領地では、実力や種としての才能から選ばれるらしい)


 ウィルス

(種族の根源とされる情報体。特殊能力やステータスが刻まれていて、特質魔法の多くは表層的にそれに改変もたらすらしい。[データ改ざん]は深層的に改変をもたらすものである)


 特殊能力

(種族のアイデンティティたる与えられた能力のこと。全ての種族は特殊能力において平等と言われ、メリットとデメリット、または、効果と発動条件がどれも均等になっている)


 種族の紋章

(首元に刻まれたその種族を表す唯一無二の形をした紋章の総称。種としての自尊心を無くした者は、その色が薄くなり、特殊能力すらも正常に扱うことができなくなるという。多重血も同様に、色が薄くなることもある)


 転移要員

(決闘に敗北してその役を担うことになったミルヴァーニは、カイザンたちが次の領地に行きたくなる度、名前をアミネスが呼べば現れるとのこと。ちなみに、獣領は近いからという理由で転移魔法は使わなかった)


 語り継がれる神話

(神話というよりは昔話的解釈で全領地に共通の教養として広まっている。人間種を始めとし、神と呼ばれる存在からウィルスを与えられたことにより、数多の種族が生まれたという[種族創成伝説]。他には、[聖王の愚者たち]や[七人の神]がある)



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 第二章「獣領の騒乱」編


 獣領[フェリオル]

(過去の戦争から学び、領全体を巨壁で囲んでいる。その外は差別の対象とされる人間型(アニマル)たちが稲作などの農業を強いられている)


 獣種 特殊能力[強調五感]

(五感の能力を魔力により限界まで高めた結果、索敵能力を超強化させる特殊能力。範囲を狭めれば魔力消費を極端に抑えることができるため、常時発動が可能である。集中力を全て注げば、背後に居る者がどんな動きをしているのかも分かるらしい)


 獣種の三形態

(人間型[アニマル]、獣人型[ビースト]、獣神型[シリウス]。人口の多くはビーストに集中していて、シリウスに至っては、獣領にはもう存在していないらしい)


 五神最将

(ビーストの精鋭五名で形成された、獣領の最高守衛団。領全体の守護に含め、領主の護衛も担う)


 悪魔種との戦争

(獣領では、十六年前の第一次戦争と、十四年前の第二次戦争が悪魔種によって起こっている。第一次は悪魔種の精鋭部隊による奇襲によって起こったが、悪魔種側の撤退により終わり、第二次は領内に隠れていた悪魔種一人によるものらしい。その悪魔種は門を開放し、それの対応に当たった当時の五神最将はリーダー以外の団員全てが殉職した形に。そんなことがあり、獣種は悪魔種に対して深い怒りを持っている)


 種の門

(全ての種族が内に秘める門のこと。条件を満たしただけで門は開放され、暴走状態に陥ってしまう。自分の意志では開くことも閉じることも不可能で、最悪の場合、命尽きるまで暴れて死んでしまうケースは多いという。獣種の門[獅子之獣乱]は、他種族による深い外傷が生命を脅かそうとした際に開放される)


 修羅風

(門が開かれた時に周囲に発生する突風で、直撃すればかなりのダメージを負う。四大災害の一つである)


 多重血

(他種族同士の子供は稀に、両方の遺伝子とウィルスを均等に受け継ぐことがあり、その結果、両種の力を発揮できるとか。しかし、多くの種族にとって多重血は異端とされ、種族間差別の対象に入る。また、多重血は本来、種によって異なる門の開放条件が重なってしまうため、非常に開放し易いという)


 七属性の魔力

(火・水・雷・風・土・光・闇。それぞれに特性があり、武器や肉体に武装することでそれを応用することもできる。火属性魔力は[増幅]、水属性魔力は[硬化]、雷属性魔力は[加速]、風属性魔力は[斬傷]、土属性魔力は[停滞]、光属性魔力は[浄化]、闇属性魔力は[侵食])


 三色の魔導器

(ウィバーナが常にこめかみ付近に装備している謎の装飾品。リュファイス曰く、女神領で作られた魔道具で、火・水・雷の魔力操作を補助してくれる働きを持つらしい)


 死神種[借り物の魔法(ボロゥ・マジック)]

(自身を中心とする半径十メートルで使われた魔法を自分のものにする。相手から借りる魔法以外の大抵は不適性であるが、一部の死神種は心操系統の魔法を得意とすることもあるらしい)


 特殊錬技

(特殊能力を応用した技の総称。種族によっては、制御がとても難しいものである。獣種の特殊錬技[身体強化]は、本来五感に集中させるべき魔力を身体の部位へと移すことで、獣の領域を超える驚異的な身体能力を発揮する)


 種王の神器

(現種王が前種王から受け継ぐ武器の総称。神話では、全種族の均衡を保つために神が初代種王に贈ったとして、その種の力を圧倒的に引き出すと言われており、実力が無ければ使いこなすことは不可能)


 魔力風

(年に何回か吹くと言われる魔力を帯びた風のこと。特質魔法などの無色魔力は強く影響を受けやすく、それを利用して魔法適性を得ることもできる。密集した場合は魔法が発生して周囲に被害をもたらす四大災害の一つ)



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 もしかしたら一部ネタバレ


 巨人領の消滅事件

(ストーリー内で数日が経過したにも関わらず、未だにカイザン以外に容疑者の出ていない謎多き事件。領地全体とそこに居た領民の全てが空間ごと消えてしまったようだと見物人は語った。消滅に関しては、扱いの難しいとされる闇属性魔力の特性[侵食]によるものとされている。闇属性に強い適性を持つ種族は今のところ発見されておらず、とりあえずカイザンにされてしまった訳だ)


 悪魔種[変幻自在]

(自分が想像した同性の姿に変身できる能力。声音、肉質、顔、全てを理想通りのままにできるが、実在している人物には想像だけではなれない。しかし、自らで傷を与えた者なら話は別。能力すらも見に映すことが可能となるが、変身状態は、ダメージを受けることで簡単に解けてしまう。本当の姿は全身が真っ黒な存在だと言われている)


 光衛団

(西の領地を濃密的に支配する組織。幹部[十字光の武衛団]を筆頭に、幼少期から厳選された精鋭たちが団員として各地に散らばっている。入団方法や本拠地の場所は不明、何らかの種族の介入があるのだと推測されている)


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