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異世界はチートで溢れている  作者: 月兎
第1章 異世界へ
6/28

遭遇

昨日アクセス数が100超えることが出来ました!

これからもどうか見てください!

ここ大陸東の方の季節はいつもポカポカとしている春のような気候だそうだ。


おかげで汗でじっとりしたり寒さでかじかんだりすることがないので、とても過ごしやすかった

また、北部は寒く南部は暑く西部は湿地帯だそうだ。


唯一四季が存在するのは中央の国、パセムのみらしい。


中央の国と言うだけあってなかなかの強国だそうだ。


北部の国を除き周辺国家は全て講和を結んでいるらしく、北部の国は厳しい寒さと大量に採掘できる金属を使用して強固な要塞を築いてるおかげとかなんとか。


…全部聞いた話なのでいつか見に行こうと決心して足に力を入れる。


ベネカ村を出てひたすら西へ。

パセムはベネカ村が領地内にあるワノールという国を通り過ぎると着くそうだ。


けどパセムは広大なのでそこからフォーミュラまではワノールを横切るくらいの時間がいる。

つまり2ワノールってこと。


1度、領地内勝手に入っていいの?って思ったことがあったので質問してみると村人曰く、城壁を張り巡らすのは大変、魔法で結界はるのも大変、なら感知魔法を使えばいい。と王達の会議で決まったらしい。

悪意がある者が入ろうとすると弾き飛ばされる魔法が発動する仕組みらしい…(そっちの方が大変じゃね?とおもったがそれは置いておく)


北部の国は厳しい自然の守りがあるのでそもそもかけてすらないらしい


1度北の国行ってみたいな、雪好きだしーとか思ってたら既に夕方。


村で買った地図によると近くに泊まれそうな所はないので野宿することにした。


「索敵オン」


目を閉じて呟くと脳内にレーダーが出てきて回転し始める。(まるでドラゴンレー◯ー)


これで夜の警戒はバッチリなので村から持ってきた猪サンドイッチで夜ご飯を済ます

おなかいっぱいになったところで木の根元に転がる。


地図によると2分の1ノワールまで進んだが、出てくるモンスターはベネカ村とたいして変わらなかったので索敵範囲も少し縦長にして空からも一応備える。


この世界の空飛ぶやつには出会ったことないけど対応可能な状況にしておかなければ。


何せここは異世界だ。



とか思っていたのだが、暗くなったのでそのまま目を閉じていつの間にか眠っていた。




ビーンビーンビーン!!


頭に不快な警報が鳴り響く


…あぁ、これは確か索敵圏内に敵が通った時の……


ガバッと跳ね起きてレーダーを確認する。


敵がボルト顔負けのスピードでこちらに一直線に向かってくる!?



確か索敵範囲は75メートルくらいなのであと数秒でぶつかる!


腰のナイフを抜いてそちらの方を向く。



レーダーの点はすごい勢いで中心の僕にぶつかる…

あれ?何も来ないぞ?


自然スキルの恩恵で夜目は効くので既に見えておかしくないのに……上か!



瞬時に上をむくと光っている虫型のモンスターが漂う中、巨大な竜…

いや、ドラゴンが頭上を通り過ぎていった。


鱗の色は定かではないが翼を広げ、かなり神秘的な生物に見える。


ゲームのドラゴンがそのまま出てきたような…


その後に来る暴風でゴロゴロ転がり、木に激突してフラフラしてる間にドラゴンは索敵範囲を抜けてしまった。






目が覚めてしまったのでもう少し進むことにする。



あのドラゴンはなんだったのか、何故自分が進む方向に向かっていたのか…


考えてもきりがないことが頭に浮かんで離れない。


通り過ぎただけの風で吹っ飛ばされるくらい僕は弱い…いや、1ヶ月レベル上げに専念してたのでこれは仕方がないと一旦割り切る。


とりあえず早く皆に会ってもっと強くなろう。


そう決めてずんずん勢いよく歩いていくといつの間にか走り出していた。


途中にいたスライムを足で蹴飛ばして昇天させる。

見つけたゴブリンを駆け抜けざまに刃を当てる。

人型のモンスターはもの言わぬ肉塊に変わった


強くなりたい。

必死にそう思った。


このときの自分はあのドラゴンの圧倒的存在感に強く引き付けられた。




夜が更け朝日(厳密には違うけど)が昇る。

夜通し走っていたらノワールの町の端っこまで来てしまった。


賑やかな街の騒音がする。

目に映る街は光り輝いているように見えた。


あそこに入って装備を買って…それから、強くなろう

今思ったら「だそうだ」多すぎた…

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