平穏無事に生きるには
何もわからぬままに異世界へと転移した少年、賽野裕也。突如鳴りだしたスマートフォンの通話画面をアンロックすると見知らぬ声との通話が始まった。通話口の向こうの相手は、死に体だった裕也を人造人間にし、三つのプレゼントを与える。「キミの自由に使っていい」、そう言われたこの力はどうにも使い勝手が悪いようで――?
穴あきチーズのように欠落した記憶に疑問を抱きながらも、平穏に生きようとする少年の物語。
穴あきチーズのように欠落した記憶に疑問を抱きながらも、平穏に生きようとする少年の物語。