まどか保育園&北原中学校交流会
交流会当日。
「あ、お姉ちゃんたちきた〜!」
保育園についたら、すでに園児たちが通園していた。
「急いで準備してください!」
「「はい!」」
部員たちに与えられた時間は5分。
急いで準備をしないと間に合わない。
「みなさん。今日は中学校からお兄ちゃん、お姉ちゃんが演奏をしに来てくれました。それでは、みんな挨拶しましょう」
「「おはようございまーす!!」」
元気な声が響く。
「それでは、みんなおりこうに聴きましょう!」
「「は〜い!!」」
「ねぇねぇ、お姉ちゃんって好きな人いるの?」
園児と遊ぶ時間、凛奈と蒼と桜で園児4人と遊んでいた。
「え、うん! いるよ!」
とりあえずバレることはないだろう。そう思って本心を言った。
「へぇ〜!」
「お姉ちゃん、さっきやってたやつってなんていうの?」
「吹奏楽って言うんだよ!」
蒼が話に入ってきた。
「すいそうがく?」
「そうよ! みんなで一緒に演奏するの。とっても楽しいの!」
桜も話に加わる。
「ぼくもすいそうがくやりたい!」
「わたしも!」
「そっか! じゃあ大きくなったら、お兄ちゃんと一緒に演奏しような!」
「うん!」
と、蒼は頭をなでた。
「今日はありがとうございました。園児達もすごく喜んでいました。また来年もよろしくお願いします」
園長先生が部員たちに挨拶をする。
「「ありがとうございました!」」
「あと、これ差し入れです」
と、小林が先生から箱を受け取った。
「「ありがとうございます!」」
「香坂!はい。ジュース」
「あ、ありがとうございます」
と、凛奈は蒼から缶ジュースを受け取った。
凛奈が去ろうとすると、
「あ、明日、1時に駄菓子屋来いよ!」
「あ、は、はい!」
すっかり明日の事を忘れていた。
この話を鈴音は……聞いていないようだ。
凛奈はホッとした。




