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北原中学校吹奏楽部  作者: 星野 美織
コンクール当日
55/423

I Love wind music

課題曲が始まった。

トランペット・トロンボーンからファンファーレが始まり、すぐにクラリネット・アルトサックスのメロディーが始まった。

チューバがメロディーを吹き、それがだんだん小さくなる。

トランペットがミュートを付け、裏打ちとベルトーンを繰り返し、終わりに近づいていった。

そして、最後に桜がトランペットの音をホールいっぱいに響かせ、課題曲は3分もしないうちに終了した。


続いて、輝夜姫が始まった。

静かな和音から始まった。

と、突然元気な軽々しい紗江のソロが始まった。

あそびうたが変形を繰り返し、rit.がかかり、

そのままツカツカと乾いたスネアの音が響く。

と、コントラバス3年の千郷が、琴を弾く。

吹奏楽ではなかなかないことだが、彼女は琴を小学生の頃からやっていたので、とても落ち着いて演奏する。

そして、ついに凛奈のソロだ。

自分が吸える限界までブレスをし、

『私の音を聴いて!』

と、自身を持って吹いた。

凛奈は、今までで1番よく響いていた。

と、終わる途中に母の姿が目に入った。

『母さん。いつもほんとにほんとにありがとう。』

と、感謝した。

最後に、デクレッシェンドがかかり、フルートの

ハーモニーがホールにいっぱい響き、遠くに行くように消えていった。


【ただいまの演奏は、北原中学校吹奏楽部のみなさんの演奏でした。】


「んぁ〜!終わったぁ〜!」

「お疲れ〜!」

と、部員たちは安堵の声を出す。

「凛奈、」

と、桜が凛奈の頭に手をのせた。

「ソロ、今までで1番よかったよ。お疲れ。」

「桜先輩、」

と、凛奈は涙を流した。

「うぅ〜っっ」

「あ〜、桜後輩泣かした〜ww」

「は!?違うし!」

ドッと笑いにつつまれた。

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