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北原中学校吹奏楽部  作者: 星野 美織
二泊三日のハード合宿
187/423

合宿3日目 掃除

「「ありがとうございました!」」

最終確認が終わり、全ての練習が終了となった。

予定よりも早く終わり、3日間借りたホールを掃除することになった。

ロビーはすでに人が足りている。

凛奈はホールの舞台を掃除しに行こうと大ホールへ向かった。

舞台へ上がる。

なぜか手を握りしめた。

今年の夏のコンクールを経験して、先輩の、桜の涙をみて思った。

もっと、上に、もっと、もっと……。

天井の照明に、手を伸ばした。

「凛奈ー?」

「! す、すみません!すぐ掃除します」

慌ててしまった。

凛奈を呼んだのは、綾乃だった。

「なにしてたの?」

「えっと、その、関西、行きたいなぁって……」

少し照れながら話した。

すると、彼女はにっこりと笑って

「うん。私も!」

と頷いた。

そのキラキラと輝いた目に、吸い込まれてしまうかと思った。

「よし、掃除しよっか!」

「は、はい!」

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