トラブル
ふわふわ『あー、もうたまには教室で練習したいよー』
まな『金管も一応日焼け禁止なんだけどww指紋取れなくなるから!』
ヒナ☆『一応でしょ? 金管は楽でいいよねー。』
まな『んん?』
美鈴『いまなんつった?』
ヒナ☆『だからさー、指3本でいけるし、片付けも簡単じゃん?』
なにか嫌な予感がしてきた。
『いやー、そんなことないよ。金管も木管も大変だよ』りんな
ヒナ☆『そうかな。だってさ、金管なんて簡単じゃん。すぐに音出たし』
まな『は? 意味わかんね』
ふわふわ『金管なめんなよ』
ヒナ☆『別に? なめてはないし』
美鈴『は? うっざ』
ゆと。『おいおいおーい。LINEでそーゆーのやめよーぜ(−_−;)』
ヒナ☆『ゆとちゃんは吹いてないからなにもわかんないんだよ。打楽器は話突っ込まないで』
momo꒰๑´•.̫ • `๑꒱『いやー、それ言う奴ってサイテーやぞ。やめろや』
百華の言葉遣いが荒くなっている。
ひかりん『世界中の打楽器&弦バスを敵にまわすよーなことだぞww』
LINEは顔が見えないので、話の雰囲気がだいたいでしか感じ取れない。
事の重要さも感じにくい。
ふわふわ『はぁー。気分悪。風呂入ってくるわ。じゃーね』
まな『私も』
美鈴『てか、もう全体この話やめよー』
りんな『そうだよねー』
momo꒰๑´•.̫ • `๑꒱『じゃあ、みんなばいばーい』
『どうしよ……』
凛奈はただ、オロオロするだけだった。




