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北原中学校吹奏楽部  作者: 星野 美織
アンサンブルコンテスト予選
120/423

木管の様子

「凛奈ー! 練習行くよー」

「あ、はーい!」

その日の放課後。

金管アンサンブルメンバーは屋上で合奏することになった。

9人が屋上に向かう途中、教室から怒鳴り声が聞こえてきた。

「あー、また木管やってるよ」

「木管、ですか」

声の主は、木管セクションリーダーの伊織だった。

「なんか伊織&奈津とその他のみんなで分かれちゃってるらしい。まぁ、颯人は逃げてるんだけどね」

女子たちの揉め事はいろいろと面倒だ。

茉莉花はそれを心配そうな目で見ている。

「あのメンバーは壮絶だよ。みんな気が強いもん」

「あー分かる。とくに鈴音と夏帆ね」

「……大丈夫なんでしょうか」

「まぁ、みんなアンコンに出たいって気持ちが強すぎるんだよ。やる気がないわけじゃない」

と、杏が凛奈の肩を叩いた。

「行こう」

と、急いで屋上へ向かった。


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