小ネタ
サブタイトル、章タイトルの小ネタ、裏話(?)
First ECLIPSE 始まりの日蝕
…元々この話のタイトルは『INNOCENT STEAL』だけだったので、これは後からつけたサブタイトルです。日食が関わってくるのでECLIPSEとつけました。
ロザリア視点が多く、セヴィスの登場がシンクやハミルより遅いので、どちらかと言うとロザリアが主人公に見える話になりました。改めて読み返すとモルディオが雑魚にしか見えなかったりします。未来予知という設定はあったのですが、出したらややこしくなりそうなのでAfterで明かすことにしました。
序 清命の宝石 →生命 ロザリア父のナナテスの『宝石』のこと。
一 悪魔の良理 →料理 シンクの料理のこと。
二 最凶の生徒 →最強 セヴィスのこと。
三 恍惚の選闘 →戦闘 ロザリアが見たトーナメントのこと。恍惚より夢中にすればよかったかもしれません。
四 怪盗の芳攻 →芳香 フレグランスの香水のこと。
五 虚言の考錯 →交錯 ロザリアとセヴィス、グランフェザーなどの人物がついた嘘のこと。
六 本能の裏用 →利用 シンクのこと。
七 最後の死盗 →死闘 ロザリア戦のこと。このタイトルはLastに残しておくべきだったと少し後悔。
終 偽物の正欺 →正義 これは元のタイトルが『IMITATION JUSTICE』だった時の名残です。
After HEAVEN 天国の後
…中二病でHEAVENという単語が好きだったことと、死んだ後の悪魔を出すことからAfterとつけました。このタイトルだけ見るとミルフィがメインに見えてきます。
嘘や疑うといった言葉が多く出てくるので、こちらは全体的に病んだ話になってしまった気がします。ハミルがセヴィスと喧嘩するのは最初から考えていたのですが、シンクと戦わせる役目は元々モルディオにやらせるつもりでした。彼は新キャラであるシェイムより出しゃばってしまったな、と思っています。
序章の最後でサキュバスを出したものの、その後の出番がなく、結局断章で登場してLastに繋げる形になりました。あとAfterでセヴィスが泥棒らしいことをしていないので、Lastで探偵との対決を描こうと思い、ローズを同時に出しました。
序 栄光の傷後 →傷跡 総攻撃の後のこと。
一 期待の信星 →新星 シェイムのこと。
二 勇人の激昂 →友人 激昂は両方に当てはまりますが、勇人はハミルのこと。
三 対想の地下 →追想 スラム街ルキアビッツのこと。
四 栄辱の捕飾 →捕食 クロエに協力したハミルのこと。一番意味不明なタイトル。
五 狂会の司祭 →教会 ラムツェル教会のキングのこと。
六 再界の渇望 →再会 アフター・ヘヴンとミルフィのこと。
七 案黒の決着 →暗黒 ルキアビッツでの決着のこと。
終 核心の暴路 →暴露 放送とミルフィとの会話のこと。
断 悪魔の頭猟 →頭領 サキュバスのこと。
Last GAMBIT 最後の策略
…タイトルはAfter HEAVEN投稿前から決まっていました。これで最後だという意味でLastを入れました。GAMBITは先手、策略という意味で、セヴィスよりモルディオの方に傾いたタイトルです。
最後ということで、ローズ、グレイ、グロウ、サキュバスとの決着など色々な勝負を入れてみました。ローズを出すにあたって偽フレグランスや別の泥棒を出そうか迷いましたが、頭が混乱したのでやめました←
死んだことになったセヴィスがグレイになりすますのは最初から決めていましたが、ローズとの対決も書くと長引いてしまいました。その結果、七章でサキュバス戦とプロットを書いていたものの、十章になりました。
序 探偵の欠意 →決意 ローズのこと。この序章は38~40話とリンクしています。
一 敵躍の代行 →敵役 シュヴァルツのこと。
二 薔薇の諜戦 →挑戦 ローズの挑戦状のこと。
三 猛毒の与感 →予感 グレイのぬいぐるみのこと。
四 反撃の紫怨 →私怨 毒に対する反撃のこと。紫は単純にセヴィスの髪の色です。
五 悔恨の被策 →秘策 四とほぼ同じ意味です。モルディオがグレイにジュエルバレットを飲ませた経緯はあえて伏せました。
六 私亡の鼓舞 →死亡 モルディオが彼の死を利用して鼓舞したこと。
七 妨略の覇者 →謀略 ローズは敗北しているので、これはモルディオのこと。
八 兄弟の血別 →決別 ウィンズとの対峙のことです。53話タイトルを英語に直訳して並び替えると……
九 監獄の熱縄 →熱情 ミルフィのこと。
十 少年の食罪 →贖罪 『宝石』を食べたこと。
終 光水の怪盗 →香水 香水と光線、チェルシーの魔力権を少しかけました。
エピローグ Phamtom Thief -FRAGRANCE- 日本語にして怪盗フレグランス。