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用語 その他

<組織・呼称>


怪盗フレグランス

五年前から活動を開始した、悪質な『宝石』泥棒。体術、変装を得意とする。しかし機械類には疎く、細工はしない。

香水を装った猛毒を使うことから、この異名で呼ばれている。警察には女と思われているが、その正体はセヴィスであり、当然れっきとした男である。


怪盗フレグランス特捜課

四年前、フレグランスを捕まえるべく発足した課。

課長はハミルの父ミストで、若い部下はほとんど下級祓魔師。

★ほとんど成果を出せないので、警察上層部によって派遣された探偵ローズが警備を指揮する。


栄光の翼グロリアス・ウィング

略称グロウ。ギルティ・スティールに反対し、イノセント・スティールを計画した組織。現在の首領はウィンズだが、実際牛耳るのはウィンズの父であることが明らかになっている。

★本拠地はヴィーナ・リリー共和国の覇者の塔。


最凶祓魔師

チェルシーがつけたセヴィスのあだ名。最強であることとその性格の悪さをかけている。

他に『電気ウナギ』『無愛想どうでもいい野郎』等の蔑称があるが、学園では『電気ウナギ』が一番浸透性が高いと思われる。しかしこれらの名で呼ぶのはセヴィスを嫌っている一部の人間だけで、ほとんどの一般人は『S級』と呼び、親しい人間は『セビ』と略したりしている。つまるところS級祓魔師の名前が言いにくいことが全ての原因だが、ハミルだけはちゃんと略さずに呼んでいる。


麻薬夫妻

クインシー(クロフォード=ラスケティア)とルナ(ルイス)の二人を指す言葉。セヴィスの両親のこと。

グロウの理想が正しいと信じ、ラナンキュラス島で麻薬商を営みながら、ジュエルバレットを開発した。警察に目をつけられてからはルキアビッツに逃亡し、そこでバレット等の様々な麻薬を生み出したが、ジュエルバレットを欲しがったクロエに殺害された。

ちなみに彼らの部下であったラムダ=イレブンはスラム街で夫妻と別れた後も麻薬商を続け、豪華客船のオーナーまで登りつめた。ラムダがモルディオの姉イリアに麻薬を売ったことで、資金に困ったイリアが彼をグロウに売った。夫妻の麻薬開発は間接的に彼の誘拐にも関わっており、モルディオは夫妻を憎んでいた。


<薬>


クロノ・ライオット

別名デッド・フレグランス。

麻薬夫妻が作った猛毒で、その芳しい香りは人間の脳に直接響き、意識と記憶をかき乱す。

人や悪魔によって適性があり、稀に効かない者もいる。セヴィスやハミルのように匂いに慣れることで免疫をつけることもできる。


ジュエルバレット

麻薬夫妻が作った最期の麻薬で、伝説の毒薬とも呼ばれている。

悪魔の存在を許さないと言われており、これを浴びた悪魔や『宝石』は消滅する。また、アフター・ヘヴン内の『宝石』を溶かすことができる。

蓋には三日月型の窪みがあり、クロフォードのペンダントが鍵となっていた。その三日月のペンダントはセヴィスが持っている。

★ダイヤモンドを変形させることはできるが、消滅させることはできない。所持者にダイヤモンドを食べさせ、アフター・ヘヴンごと消滅することはできる。しかしダイヤモンドを食べさせると、先にサキュバスに乗っ取られる可能性が高い。


<計画>


ギルティ・スティール

クロエの両親等が企てた、悪魔共存計画。

実行にはダイヤモンドが必須な為、世界中の美術館から盗み出せる人間を必要としていた。

★クロエ逮捕後、セヴィスとモルディオが残党を殲滅したことによって破綻した。


イノセント・スティール

ギルティ・スティールに反対したグロウが企てた、悪魔全滅計画。

その概要はグロウが直接手を下さずに人間を操るというもの。その人間が物心つく前から周囲の環境を変えることで、根本的に洗脳する。

タイトル(笑)。


<事件>


新生児誘拐事件

十五年前、生まれて間もない子供たちが無差別に謎の黒スーツの集団、グロウに誘拐された事件。イノセント・スティールの要となる最強の泥棒を作り出す為の洗脳実験の舞台となった。

被害者はおよそ千人。実験の内容は、まず全員にバレットを飲ませ、『武』『魔』『知』の三系統に分ける。そして子供同士で決闘を行わせて敗北者を処刑するという、強制的に努力させて強くするというもの。

しかしこれにはあまり効果が得られず、どの子供も悪魔全滅への意識と身体能力では『ウィンズが元々捨てるつもりで使っていた被検体(セヴィス)』より劣っていることが判明。結局グロウは計画の要をセヴィスに委ねることにし、生き残っていた『武』のベルク、『魔』のフラン、『知』のレイラの三人が解放された。

ベルクとフランはモルディオとチェルシーに名前を変えて学園に入学しているが、レイラの行方はこの二人も分かっていない。

この事件の調査は既に時効となっていたが、モルディオが王族に直接真相を伝えたことにより調査は再開された。


ソディア殺害事件

五年前、クレアラッツのS級祓魔師ソディア=ミーズが何者かに殺された事件。

当時ソディアはフレグランスに対し私怨を持っており、独断で警備に参加していた。そして悪魔が住んでいたと思われる洞窟の前で倒れていたことから、フレグランスを追っている最中に悪魔に襲われたと言われている。

世間では未だに分かっていないが、犯人はシンクであり、現在このことを知っているのはシンクとセヴィスだけである。


『それ』

ソディア殺害事件と同日、シンクがロザリアの父ナナテスを殺して洞窟を脱走した一連の流れのこと。その場にいた悪魔しか知らない出来事で、どんなことがあったかはセヴィスすらもよく分かっていない。


★A級連続殺害事件

シュヴァルツによって四人のA級祓魔師が殺されたこと。動機はグロウを探る祓魔師を、単純に始末しようとしたのではないかと言われている。

シュヴァルツが犯人であることはモルディオが暴いたが、警察署に連行される前にシュヴァルツが射殺された為、真相は不明。


<他>


え~クソしすと

祓魔師研究家ターレ=ガンナが僅かな時間で祓魔師を語る番組。放送時間は平日の夕方。

上級祓魔師の戦法、能力等をほとんど赤裸々に語る為、トーナメント前の予習としてよく活用される。ただしターレがセヴィスを嫌っている為悪口を堂々と言ったり、ターレのルビー自慢だけで終わることがしばしばあり、批判も多い。ちなみにシンクはこの番組を好んで見ているらしい。


ロイヤルリーフ

ジェノマニア王室で作られているイヤーフック。葉のような緑の『宝石』がチェーンにぶらさがるデザイン。着けると免税、交通機関の無償化、王国城への立ち入り許可などの特典がある。

王族は常にこれを着用しており、他にも伝染病の解決など国に貢献した者に授与される。そのほとんどが女。

祓魔師には余程のことがない限り授与されないことになっているが、セヴィスは王女を助けたことから授与された。First ECLIPSEにてロザリアに破壊されたので、それ以降は左耳しか残っていない。


★ナイトメア・カタルシス

ウィンズがサキュバスを倒す為に設計した巨大な鎌状の武器。世界中の全てのダイヤモンドをジュエルバレットで加工して作る。

ミルフィを生かすべく、ローズがジュエルバレットの量を減らした結果、ウィンズの設計よりも小さくなった。

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