用語 魔力権
魔力権
悪魔が生まれながらにして持つ、世界の理を全く無視した不思議な力。
バレットという薬を飲めば、人間も得ることができる。
攻撃、防御、補助の三つの系統と、七つの属性に分かれている。
バレット
魔力権を得る為に祓魔師が飲む麻薬。
悪魔の血を練りこんだという噂がある。
攻撃系魔力権
直接身体から発動しない系統。攻撃範囲は広いが、自身の自滅を招くこともある。
防御系魔力権
自身の身体から発動することが多い系統。範囲は狭いが、同じ属性の攻撃や自然現象を無効化できる。(例としてシンクがコンロで火傷しない、セヴィスが電線で感電しない、など)。ただし水は例外で、氷柱は刺さる。クレアラッツの祓魔師のほとんどは防御系。
補助系魔力権
自分の身を守る手助けをしたりする系統。属性によって効果は様々。
この系統の魔力権を持つ者は少ない。
アフター・ヘヴン
サキュバスと人間の男の間に生まれた子が持つ夢想世界。『宝石』を食べた後に寝ると、夢の中の世界に食べた『宝石』の悪魔が現れる。その悪魔の許しを貰うことによって、魔力権を得ることができる。しかしその悪魔が強く反発すると身体を乗っ取られる。所持者がジュエルバレットを飲むと消滅する。
所持者
ミルフィ、グレイ等のアフター・ヘヴンを持つ者のこと。
異性を惹きつけたりと、サキュバスの性質を少し受け継いでいる。クロエは所持者を知る為にグレイに対し実験を行い、『未完全の媚薬』という名をつけて蔑んだ。
人工アフター・ヘヴン
所持者の血を飲むことによって発現する。『宝石』は一つしか食べることができない。つまり得られる魔力権も一つ。
ダイヤモンドの置き場所として所持者を研究していたクロエが発見し、ハミルが実験台になった。クロエはグランフェザーだと知らずに『宝石』をハミルに与えたが、モルディオがジュエルバレットを飲ませたことで消滅した。
全魔力権
<火>
攻撃系 陽炎 マグマを操る
防御系 フレイム・スピリッツ 火を操る、火の無効化
補助系 鬼火 生物の侵入を拒む結界を作り出す
<水>
攻撃系 氷柱 氷柱を操る
防御系 アクア・ブラスター 水を操る
補助系 治癒 傷を癒す
<風>
攻撃系 衝撃波 運動の際生じる風を衝撃波に変える
防御系 ウィンディ・ストリーム 竜巻を操る
補助系 浮遊 空を飛ぶ
<雷>
攻撃系 稲妻 雷を落とす
防御系 ライトニング・ボルテックス 電気を操る、電気の無効化
補助系 空間移動 どんな場所でも瞬間で移動できる
<地>
攻撃系 地震 地震を起こす
防御系 グランド・アドプレッシャー 周囲の重力を操る
補助系 未来予知 自身や視界にいる人物の未来を見る
<無>
攻撃系 催眠術 視界にいる人物を眠らせる
防御系 無効化 全ての魔力権の無効化
補助系 意思伝達 顔さえ分かれば通話できる
<魔> ※魔属性は人間には解明されていない
攻撃系 ジュエル・レプリカ 悪魔を生み出す
防御系 通過 任意の物質を通り抜ける
補助系 千里眼 どんな場所でも透視する