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西涼の鉄ちゃん  作者: 坂本 康弘
西涼問題児
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二戦目「問題児の賊討伐」

ネタはあるのに書く時間がない・・・。

「・・・なあ、(ぎょく)


「なんだ?翠愛しているぞ」


「っ!・・・・もういい」


・・・全く。顔を真っ赤にしちゃって可愛いじゃないか!


「ねえお兄様」


「なんだい?」


「蒲公英のことどう思ってる?」


「もちろん愛しているぞ♪」


「ほんと~?やった~♪」


可愛いので撫でてやる。


もう!翠ったら・・・羨ましいのか♪


「翠」


「・・・なんだよ」


ありゃあ、これはご機嫌斜めですね~。


「愛していぶ!」


うぅ・・・顔面にクリーンヒット・・・効いた・・・・。


「ふざけてないでしっかり政務やれよ!」


「といってもお姉様のお仕事の量ってお兄様の半分以下なんだけどね~」


「な!仕方ないだろ!あたしは武官なんだ!それに玉は文官だろ!?」


「そうだぞ蒲公英~俺は文官なんだから。優しいな蒲公英は♪」


「えへへ♪」


撫でてやる。可愛いのう、可愛いのう。ロリコンって言われても構わない。可愛いは正義!


「むー・・・」


あ、不機嫌になっちゃった。


「今日の翠はご機嫌斜めかー」


「別になんでもねえよ」


「女の子がそんな言葉使っちゃいけません!」


「あたしは女の前に武人だ!」


昨日なんて土まみれだったからな~


ボーイッシュなのは好きだぞ♪


「武人の前に翠は女の子なんだ!」


「っ!!!」


そんな顔真っ赤にしちゃって可愛いなもう!


さてさて、ゴホン


今はこーきんとーとかいう宗教の集まった人が東の方で大暴れしてるみたいなんだよね~


あ、黄巾党だったか。


なんか占い師が流星がどーのこうの言ってたらしいけど、俺達には関係ない。というか俺は関係ない。


翠達と一緒に平和に暮らせればいいんだけどね~。


・・・まあ、どうせ乱世は来るんだけどさ。


漢王朝がへろんへろんとか。


だから今回のこーきんとーが怒ったというわけだし。


それなのに翡翠さんは「私はあくまで、漢王朝の臣下だ」とか公言してしまっているしねえ。


まあ、どっか攻めてくれば軍師の俺は考えるだけだしねえ。


名前は鉄、なのに文官だよ?


まあ、いいんだけどさ。


あーあ。さっさと黄巾党の乱が収まらないかな。


噂の天の御使いがどうにかしてくれないかな。


冀州の人達には悪いけどね。


いつでも涼州に来てね、歓迎するよ。


馬たくさんいるよ。


「申し上げます!」


・・・まあ黄巾党がいなくても、どこにでも盗賊とやらはいるんだけどねえ。


「どうしたんだ!?」


「前に匈奴を撃退した地域付近の荒野に盗賊千人ほどが集まっております!」


「よし!蒲公英!いくぜ!」


「えー!?蒲公英もー!?」


「そうだ!母上は今、長安にいっちまったしな!あたしが代理だ!」


あ、そういえば翡翠さん長安に報告書纏めに行っちゃったんだっけ。


「お、お兄様~」


助けを求めるように上目遣いをしてくる蒲公英。


「がふぅ」


「吐血っ!?」


「い、いや、鼻血だ・・・・。さてさて、翠~千五百人ほど用意してくれ」


「ああ!さすが話が分かるぜ!玉!」


話が分かるというか、被害が大きくなる前に潰すだけなんだけどさ~


「蒲公英は兵站ね」


「うぅ~御意~」


は、鼻血が出そうだが・・・我慢我慢・・・・。


え?俺はどうするって?


「なにもしませんけど?」


「玉も来い!」


「あ、一緒に居たいんだね!」


「違う!」










正直言うと、この戦、余裕なの。


数でも勝ってるし、なにより戦慣れした西涼兵だもの。


今回の西涼兵は、匈奴撃退で不完全燃焼の人達ばかりを集めてきました。


さて・・・さっさと終わらせて翠といちゃいちゃしよっと♪


「…んで、どうするんだ」


「おお、翠がちゃんと策を聞いてくれるとは」


「お姉様模擬戦とか、いつも突撃だもんね〜」


「あ、あたしだって兵士の命を背負っているんだよ!」


俺と翠、蒲公英と翡翠さんで模擬戦やると翠、いつも俺の策、無視して突撃しちゃうんだもん。


「まあいいや、今回は波状攻撃をかけるから。翠は八百を率いて先陣を駆け抜けてくれ、蒲公英は五百、俺は二百率いるから」


「な、なあ」


「ん?翠どうした」


「玉お前たったの二百で大丈夫なのか?」


「なんだ心配してくれるとは嬉しいぞ」


「べ、別に心配してるわけじゃねえよ!」


見事なツンデレありがとう。


また惚れたよ。


「横陣引いて突撃。約束は絶対に味方の被害を出さないこと。翠は先陣を切ってくれ」


「ああ!任せろ!」


「蒲公英は第二陣ね」


「うん!蒲公英に任せて♪」


「で、俺が片付けるから」


あ、ちなみに俺、武官みたいに積極的に戦わないからね?


言ったじゃん。一般兵にも勝てないって。


まあ、剣を振り回すくらいはするけどさ。


「翠は敵将討っちゃっていいよ。てかガンガン攻めて」


「おう!」


「よし、出陣!」


翠によって率いられた千五百の西涼騎兵が進む。


…ああ、翠の足は健康的で綺麗だなあ。


触りたい。触ったら殴られるけど。


陣は横陣。名前の通りに横に広がってる陣。


掃討戦だし、平原だし、騎兵にはやりやすい。


あー、西涼兵の皆さんはやる気満々だなあ。


馬上槍をブンブン振り回してるし。


騎馬弓兵の訓練をしとくべきかな。


「伝令!十里先に賊の軍勢!数は千!無陣形のままこちらに向かっております!」


「ご苦労、翠」


「ああ」


十里なら目を凝らせば土煙が見える距離だ。準備態勢に入らせて大丈夫だ。


さて、初陣じゃないけど、こうして翠が大将として演説をするのは久々だな。


…あぁ、勇ましい翠も可愛いなぁ。


「西涼の勇者達よ!盗賊達は愚かにも獣に成り下がった奴らだ!奴らはあたしたちの西涼の民を襲うような奴らだ!許すな!西涼の錦馬超のあたしに続けぇ!!」


『おぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』


早速、翠率いる八百の騎兵がわずか千人の盗賊達に駆ける。


騎兵の真骨頂はその突撃力。


近ければ馬の突撃によって踏み潰され、離れていれば騎兵の槍に貫かれる。


騎兵は訓練に時間がかかるが、西涼の兵はみな、幼い頃から馬に乗り慣れている。


一人一人が馬術を極めた騎兵だ。


「錦馬超が従妹!馬岱行くよー!」


『おぉぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』


第二陣の蒲公英率いる五百の兵が翠を追うように駆ける。


太ももがいいねー。初々しい可愛らしさがあるよー。


こらそこ!変態とか言うな!


確かに俺は蒲公英の太ももを突いたり、撫でたり、触ったり、揉んだり、舐めたりしたいが!


俺は変態という名の紳士だぁ!



























「どうどうと言ってんじゃねえ!!」


「ば、馬超様!?どうなされたのですか!?」


「あ、いや、わりぃ。…なんか玉がふざけたことを言った気がしてな…」



























さて、蒲公英もちょうどいい所来たからね。


俺も行くとするか。


「馬鉄こと…俺について来い!!」


『おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』


某暑苦しくてたまらないあの人の真似。乗ってくれる兵士達は【西涼娘連合】の館員だ。


ちなみに盟主は俺だったりする。


説明しよう!


【西涼娘連合】とはその名の通り西涼在住の美しい、または可愛い女性を愛でる連合だ!


人気ナンバーワンはもちろん翠、次に蒲公英、その次に翡翠さん。で、次が今はいないけど龐徳。


次にもいろいろいるけど、主なのはこの女性達なのだ。


龐徳は鮮卑族討伐の遠征に行ってしまってる。


速く帰ってこないかなぁ。クーデレを味わいたちものだ。


さて。


翠が突撃によって盗賊達を混乱させ、すぐさま蒲公英の騎兵が突撃で攻撃をする。


騎兵の力強さに浮き足立っている。


波状攻撃は強いんだよ。


残った数少ない盗賊達が俺の率いた騎兵によってトドメをさされる。


え?俺?


剣は抜いてないよ?だって危ないもん。


なんだかんだで終わった賊討伐。


あっというまだけど仕方ない。


少ないし、西涼兵が強いんだから。


負傷者はいるが、唾をつけておけば治る傷だけだ。


・・・西涼の女性兵はとても豪快だ。・・・男よりも。


さてと、翠といちゃいちゃしてこよっと♪
















「おー翠お疲れ」


「玉か、お疲れ」


回軍の時には西涼兵の談笑が響く。


必殺技使った?とか、戦利品あったか?とか、・・・・何人殺した?・・・とか・・・。


ちなみに最後の話は主に西涼の女性兵だったりする。


「楽勝だったね~♪」


「そりゃあ西涼兵だもの。そこらの賊には負けないだろ」


「あんまり天狗になるなっつーの」


「おお、翠が慣用句を使った」


「なんでそんなことで驚くんだよ!」


「うおお!?」


俺の鼻先に翠の拳が掠った!?


ああ、きれいな腕だな。舐めたい。


・・・あれ?


「翠、お前右手の手甲怪我してるじゃん」


切ったのか、血が出てる。


翠の綺麗な手に傷をつけたやつめ・・・・殺してやる!」


「いや、すでに死んでるから。それに、ただの流れ刃だよ。玉が言うには唾つけりゃあ治るんだろ?」


「確かにそうだ。・・・だから」


「え?」


翠の手首を掴んで切った傷口を・・・・ぺろり♪


「うひゃあ!?」


「あ~!お兄様ったら大胆~♪」


『ひゅ~♪』


おお、西涼兵の男子中学生みたいな声が聞こえる。


「あばばばばばばばばばばばば」


翠の手甲はおいしいな。ぺろぺろぺろ。・・・てか、れろれろ?


顔を真っ赤にしている翠もみたいが、今は翠を味わおう。


ああ、いいねえ。馬上だから揺れるけど。


というか、馬も呆れたように見てるし。


「な、名、名、名、名、な、な・・・・・・・・・・」


「名?俺、馬鉄」


ん?なんかデジャヴを感じる・・・・。


「なにすんだよーーーーーーーーー!?」


「ぐぼはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっぁぁぁl!?」


翠の手はおいしくいただきました♪


「誤解されるようなこと言うな!!」


「あでぶっ!?」


・・・ああ、真っ赤になる翠はかわいいなぁ・・・。


あれ?どっかの姉者好きな人と似てきている気が・・・。・・・気のせいか。

玉:

やっほー。馬鉄こと玉でーす。

翠は・・・おいしくいただきましたぁw

・・・まあ、傷口ぺろぺろしてただけなんだけどね・・・。


あ、そうそう。顔が非常に痛いです。殴られすぎました。いてえ。


というわけで、今回は賊討伐ですね。短いのはきっと弱いからだと思う。

だって普通に考えてみてくださいよ?

戦慣れした騎兵となんの訓練もしてない賊のうえ、数でも勝っているんですから?

負けたり、苦戦したり、死人を出す程度なら俺、近い未来死んでますからね?


さて・・・この痛みを洛陽から帰ってくる翡翠さんに慰めてもらおう・・・。あ、龐徳も帰ってくるそうなんで、甘えてみようかな。てか甘えてくれ!


さて、次回は普通ーに翠や蒲公英といちゃいちゃしてます。

あと、翠や蒲公英達としてみたいことをリクエストしてくれれば俺が代理でしてあげますよ?

もちろん性的なこ「どがぁん!」ぐぼはぁ!


と、というわけえ次回もよろしく・・・バタリ

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