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西涼の鉄ちゃん  作者: 坂本 康弘
群雄割拠~西涼と覇王~
15/27

十四戦目「問題児は頭を抱える」

…ジャンプの方の更新が無理そうなので、しばらくこちらを更新。

あれ?前にも言った気が…。

・・・やぁ、みんな。


鉄ちゃーんです・・・・。


え・・・?なんでこんなにテンションが低いのかって・・・?


そりゃあ・・・まず一つに・・・・翠分不足・・・・と・・・なぜか最近、翠が・・・・俺のこと避けているんだ・・・。


さすがに変態行動をしすぎて嫌われちゃったのかなって思って・・・・俺、泣いちゃったよ・・・・。


だけど、仕事関係とかで最低限会話はしてくれるんだけどさぁ・・・。


「はぁ~~~~~~~~~~~~~~」


あーあ、何かこんな書簡の整理なんてやってられなくなるなぁ。


…といっても流石に文官不足で俺しかいないのに、やらないと大変なことになるから、やめることは許されないけど。


本当にどうしたのかなぁ?


「なあ、翡玉」


「…入ってきて、いきなり肯定を求められても困るんですが」


おお、どうやら翡玉は俺の味方になってくれないようだ。…新たな書簡が追加された。


「遅れてますね。普段の玉様なら私達の何百倍も早く終わらせるのに…」


「…翠分不足さ」


「姫ですか?喧嘩でもしたのですか」


「いや、喧嘩なんてしたことないさ」


というか喧嘩なったら必ず暴力振るってくるよね?俺、勝てるはずないじゃん。


「では、どうして?」


「それが分からないんだよ。仕事以外は無視したり逃げられたり…」


「姫のオヤツを食べたとか?」


「君から見た翠はそういう風なんだね」


「あ!い、いえ。そういうわけでは…」


まあ、蒲公英も翡翠さんも、そう言いそうだけどさ。


「…なんでだろ?」


「私には分かりかねます」


「うーん、同じ女の子として」


「そうですね・・・」


翡玉が顎の手を当て、考え始める。


すると・・・


「ボンッ」


「爆発!?」


突然、顔を赤くして湯気をだした!


どうしたんだ!?


「何があった!?」


「い、い、い、い、い、いえ!なんでもありまセーヌ!」


「おい!翡玉!喋り方が壊れているぞ!」


「そんなことはありませんて!おーほっほっほっ!」


「ねえ!?どうしたの!?何があったの!?ねえ!?」


カオスだよ?めちゃくちゃカオスだよ?


「わ、私は失礼いたしますぅー!」


橋って去る翡玉。・・・あ、こけた。


あれ?彼女そんな属性はなかったはずだけど!?


残された俺は、ポリポリと頭を掻き、


「・・・仕事すっか」


泰山ぐらい高く聳える書簡の山と対峙することにするのだった。














side龐徳


「玉様は・・・ずるいです」


私は玉様の執務室から出たあと、自分の部屋に篭っていた。


仕事は終わらせてあるし・・・大丈夫です。


「姫は・・・そうですよね、当たり前ですよね」


姫は玉様に好意を持っていることは知っていました。


なぜなら、姫が一番玉様といるんですから。


・・・あんな正確だというのに玉様は変に鈍感です。


「私も・・・なんですよね」


蒲公英も翡翠様も玉様が好きなんですよね・・・。


姫の様子がおかしいのは・・・きっと何かを見てしまったのでしょう。


翡翠様が最近、機嫌が良かったり、調子が悪そうでしたが・・・・。


「私は・・・どうなのでしょうか?」


私といえば、ただ斧を手に、馬に跨り、返り血を浴びてくるような武人です。


女らしい・・・ことなんて出来ません。


ただ・・・私が伸ばしている黒髪は玉様に昔、言われてから伸ばしたものです。


ですが・・・


「私のような無骨者に・・・」


私なんかより姫の方が女の子らしいです。


確かに姫は食いしん坊で戦闘狂で無骨者って感じがするかもしれませんが、分かると思います。


姫の方が可愛いのです。私なんかより・・・よっぽど女の子らしいです。


私の自慢できることは、玉様に言われて伸ばした黒髪。


ですが、徐州の劉備の臣下の美髪公関羽と被っております。・・・私は何にも自慢できません。


「玉様・・・私は貴方様をお慕いしております・・・」


私の呟きは誰もいない部屋の中に小さく響きました。


side out














「あー今日は風呂だな・・・」


やぁみんな玉だ・・・・。


今日は久々に風呂だねえ。


この時代風呂はやっぱり高級なのよ。


毎日入れるもんじゃないんだよ。


だから知覚の川で水浴びしたり、水で濡らしたタオルで体を拭いたりしてるのさ。


ふう~と疲れた体を動かして風呂場に向かいます。


うぅ~さむっ。


そろそろ寒くなる時期だしなぁ。


といっても西涼は元々寒いところだけど。


着替えを置いて、素っ裸になる。


「うおー風呂だぁー!」


「え?玉?」








時間が止まった。








え?え?え?え?え?え?


え?


え?え?


え?なんで?


え?え?え?


なんで翠いんの?


え?


ちょ、え?


「え?っていや、すいやっっっっっっっっっせんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「あ、ぎょ、玉!」


更衣室に避難しようとしたら翠に呼び止められたのでストップ。


え?もちろん翠とは反対方向に向いてるよ?


「そ、そのまま入れよ。せっかく脱いだのに、風邪引いちまうだろっ」








「え?」














カポーン。


ということでお風呂入ってます~。


翠がいますが。


いやぁ~広くてよかったねえ~。


狭かったら、どうなっていたか・・・。


え?翠はどこにいるのって?


俺の隣ですが(爆)


翠の白い肌とか・・・タオルで隠される双丘とか。


うわっ、胸元やばいって。


「なあ玉・・・」


「どうしたんだい?」


「なんだよその喋り方・・・」


仕方ないだろう?


緊張しているんだからさ!


女の子とお風呂入ったの初めてだよ!


そんな機会なかったからね!


「まあいいや・・・その・・・玉・・・お前はさ・・・」


翠が歯切れ悪く離す。頬がわずかに紅潮している気がする。


「あたしのこと・・・どう思ってる?」


・・・おいおい。


翠ちゃんや、俺は何回言ったと思ってるんだ?


「俺の、大切で、大好きな、女の子さ」


「本当なのか・・・?玉は母上の方が・・・」


「何言ってんだ。俺に上とか下とかないさ。みんな大好きで愛している。その中で優劣なんてない」


「だって・・・玉、母上にその・・・く、口付けを・・・」


・・・ああ、あの時か。見られたのか。


というかよかった蒲公英じゃなくて。


「そんなこと言うんだったら翠・・・」


「え?な、何――――――――――んっ!?」


翠を抱き寄せ、その唇を塞ぐ。


なんというか翠とのキスの味は・・・甘かった。


というか、やばいっす。下半身やばいっす。


抱き寄せてるから翠の胸が俺の胸板に押し付けられてるんだよな。


しかも翠自身も俺の背中に手を回してるし・・・あれ?これもうR-18に進むんじゃね?


翠が蕩けたような目で俺に吸い付いてくる。


「ぎょくぅ・・・ぎょくぅ・・・!」


ああ、もう限界やばいって。


ああ、別に性的興奮で強くはならないけど。


ヒスるとかないけど・・・やばいこれ。


うわぁー風呂場とかもう・・・。


翠の体は翡翠さんよりも小柄だった。


まるで雪のように白く、絹のようにすべすべな肌・・・・。


出るとこはしっかりしているし・・・。


今の翠は・・・すっごく艶っぽい。


「そのーあのー翠や」


「んっ・・・なに・・・?」


「俺の理性がナクナリソウデス」


「・・・優しくしてくれよ」


アウト!アウト!バッターアウトォ!


翠ちゃんの顔を紅潮させ蕩けきった目でそんなことを言われてしまった俺は・・・。














この時『だけ』武官になってしまったのであった。

玉:

ヤッホー☆


みんな大好き鉄だよーん☆


あれ☆星が取れない(笑)☆



というわけで、本当によかったよ〜。


翠ちゃんに嫌われたら俺自殺するところだったな〜。


あとは翡玉と蒲公英を攻略するだけだな☆



え?政治関連?


んー李カクの巫女好き野郎が長安で大暴れしているらしいよ。


巫女好き?


ああ、李カクが何か部下よりも巫女集めてお金だして神様の言葉を聞いてるらしいよ〜。


そういえば一刀君が巫女服用意してくれたなぁ。


楽しみだ☆


じゃあ次回もよろしくー☆

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