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西涼の鉄ちゃん  作者: 坂本 康弘
西涼問題児
1/27

一戦目「西涼の問題児」

どもっす。

ここでは作者が煩悩を思い出して書いたものです。

変なところも、おかしいところも、怪しいところもあるかもしれませんが


よろしくお願いしますm(__)m

「あ・い・し・て・る~!」


「いきなりなんだ!?」


「へぶっ!」





























―――――――――――――――――――――――――――――――――――また




































「だ・い・す・き・だ~!!」


「ひ、人前でやめろ~!」


「あべしっ!」



























―――――――――――――――――新たな『外史』が望まれた。



























「愛してるぜ・・・」


「なっ。・・・・・・・・・って訓練中にいきなり出てきてんだよ~!」


「ぽかぶっ!」

























―――――――――――――望まれた『外史』はうねり出し、『外史』を作り出す。






























「あらあら、今日何回目かしら」


「えーと、27回目だよ♪もうお姉様ったら~恥ずかしがっちゃって~お兄様も積極的~♪」


「大丈夫です。翡翠さんも蒲公英も愛してます」


「人の母親と従妹に手をだすなぁ~!」


「なにを!血は繋がってなくとも家族だ!」


「いや、まあ、確かにそうなんだが・・・って違う!家族なら尚更だろ!」


「あ、嫉妬?翠は可愛いな~」


「可愛い言うな!てか嫉妬じゃない!」


「大丈夫だ。翠がどんなのであろうと俺は翠を愛し続ける」


「んな・・・っ!」


「あ、お姉様ったら顔真っ赤~♪」


「ふふっ、よかったわね翠」


「は、母上も蒲公英も・・・・・・」


「俺は翠も蒲公英も翡翠さんも愛している」


「う・・・」


「う?」


「うわぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「ひでぶっ!?」




















































――――――――――――この『外史』には『管理者』は介入しないとする。































やっほー。


初めての人ははじめまして。


またの人は久しぶり。


みんな会ったことないと思うけどね(笑)


俺?


俺は馬鉄っていうんだ!


おうよ!鉄ちゃんって呼んでくれ!


あ、ちなみに馬超こと翠とは姉弟じゃないよ?


うん、あれだ。


養子ってやつだな。


なんかさー小さいころの記憶覚えて無くてさー。


気がついたら馬に囲まれててー馬と一緒に走り回ってたんだよねえ。


とまあ、でも今は麗しい馬騰さんこと翡翠さん。


初々しいところが愛らしくてたまらない翠。


悪戯好きではあるが、小悪魔なところが可愛い蒲公英がいるから幸せだよ~。


あ、ちなみに俺の真名って(ぎょく)


タマって呼ぶなよ?


某家族構成図が意外と難しい家族の猫じゃないからな!


そんな感じで・・・


「今は蒲公英成分補給中~」


「もうお兄様ったら~♪」


可愛いよ、可愛いよ。蒲公英。


その小柄な体が俺の懐に納まって可愛いよ。ムフフ・・・


「こ、こらお前たちなにやってんだよ!」


「あ、お姉様ったら嫉妬~♪」


「ななななななな何言ってんだよ!蒲公英!これから鍛錬だぞ!相手をしろ!」


「ええ~!?」


頑張って蒲公英~」


(ぎょく)!お前もだよ!」


「ええ~!?」


まあ・・・仕方ない、俺の実力見せてやるぜ!


























「行くよ!お兄様!」


「おう!かかってこい!」


「えいっ!」


「あぶっ!」


あ、あるぇ~?


「・・・(ぎょく)ふざけてるのか?」


「いやいやいやいや!ふざけてないから!」


お、おかしい!


俺、蒲公英がやりを振り上げたから剣で防御したはずなのに!」


「・・・なんで蒲公英なんかに力負けしてんだよ・・・・」


冷めた目で見てくる翠。


俺・・・・なんだか泣けてくる。


「仕方ないだろ!俺は・・・俺はあくまで・・・・【文官】なんだからよ~!」


それでも、女の子に負けるのは悔しいんだけどね・・・。




















俺ってさ。


武の才能が無なの。


無といっても”皆無”なんだけどね(苦笑)


ちなみに、弓でも一般兵に勝てない。


というか全てにおいて一般兵に勝てない。


つーか、らーめん屋のおじちゃんにも勝てない。


よくお世話になってる給仕のおおばちゃんにも勝てない。


あえて言えば町の子供達の方が体力あると思う。


つーか街を支配するボス猫にも勝てない(涙)


・・・そ、俺は主人公体質じゃないってこと。


だからね、主人公補正がかかってそうな翠のために頑張りたいなーって思っててね。


だって、あんな元気な子いないよ?


翠には多分、手も足も使わなくても俺に勝てると思うよ。


覇気とか。・・・・怖い怖い。


武で勝てないなら智では負けない!って奴だな。


幸い、翡翠さんのところには名高い文官が少ないそうなので俺の出番が増える!


俺は・・・俺は翠も翡翠さんも蒲公英も幸せにする!」


「ななななななななななななななななな」


「どうした翠。顔を真っ赤にさせやがって・・・あ、俺に惚れた?」


「兵士の訓練中になにを叫んでるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」


「ぎゃぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!?」


嗚呼・・・西涼兵のみんながクスクス笑ってるよ・・・・。


だが・・・


だが俺は・・・・


「こんなところで負けるわけにはいかない!!」


「なんかかっこいい台詞の無駄使いだな!」


「ふっ翠よ・・・」


「な、なんだ」


もはや、西涼兵のことは忘れているのか。・・・そこが可愛いんだけどね☆


俺の普通じゃない雰囲気に気圧される翠。


「俺はな・・・まだ本気を見せていない」


「なんだ・・・と・・・?」


・・・乗ってるのかな、天然なのかな。・・・翠は後者だろうけど。


「くらえ!必殺!!」


「くっ!」


翠が愛槍の銀閃を構える。


だが・・・甘い!!


















「戦略的『撤退』!!!」


「んなっ・・・・!?って、こらー!玉待てー!」


翠の鍛錬後の服は・・・・拝借させてもらうぜ!


「なに考えているか知らねえけどやめろー!!」

























ふふふ・・・・至福。


「全く・・・翠はまだ純情すぎるんだからそんなにからかわないで頂戴」


俺、今翡翠さんに膝枕してもらってます・・・。


西涼の人って、乗馬する機会が多いから細くて綺麗なんだよ?


もうサイコー!


「何言ってんですか。からかっていませんよ。俺はいつも一直線です!」


俺の眼前には翠以上に大きい双丘。


最強、軽く死ねる。


「ふふ・・・まあ、私も貴方を頼りにしているんだから」


「翡翠さんよく政務抜け出しますもんね!」


「玉」


「ひぃ」


なんか尋常じゃない殺気が出てきたけど撫でられたのでよしとする。


馬騰さんこと翡翠さんは羌族の混血だから髪の色が茶色くなって眉毛も太くなる。


違いはそこなのかな?


俺はむしろ、そこが特徴的で好きなんだけどね。


漢民族の偉い人にはわからんのです。


結構、差別されるんだよね。


何度殺そうと思っちゃったか・・・(どちらかというと翠の方が手出しするの早いから俺が抑え役になるんだけどさ)


あ、一昨日は匈奴討伐行ってきました~。


あ、俺、軍師です。


翠や翡翠さん蒲公英のためにがんばりますよ!


さて


「翡翠さん」


「なにかしら?」


「胸揉ませてください」


「いいわよ?」


「やったぶおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」


・・・あの水色っぽい下着は。


「翠、玉をいきなり蹴っちゃだめでしょ」


「な、母上もなに簡単に胸触らせようとしてるんだよ!」


「いいじゃない。私の胸よ?」


「な!破廉恥だ!」


「私の玉だもの」


「母上のじゃない!私のものだー!」


・・・え?」


「あるぇ~?お姉様~?♪」


「あああ、あ、あああ」


「翠・・・俺のこと・・・」


そんな翠・・・


「「俺(お兄様)の前で告白なんて・・・(♪)」」


翡翠さんもにこやかに笑っていらっしゃる。


「ば・・・」


「ば?」


「馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「みきゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


俺と翠の愛のはな「ちげーよ!」し・・・


始まりました!・・・というか、とっくに始まってますけど~。

姓:馬

名:鉄


真名:(ぎょく)

   ※たま、とは呼ばない


姓は馬ではありますが、作中でも書いてあるように血のつながりはありません。

史実の馬鉄と違って、文官よりにします。

というか、一般兵よりも弱いことになってますが・・・。


変態な彼ですが、どうかあたたかい目で見てあげてください。

次回もよろしくお願いします。

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