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補遺2

補遺1において留意点として整理した範囲と比較すると、

今回対象とする直近二件の日報における変化は、

それまで確認されていた分類変更および記述の推移とは、

性質を異にしているものと認められます。


補遺1までに確認された分類変更は、

その頻度や移動幅において不自然さを伴うものではあったものの、

いずれも制度上の説明が不可能であるとは言い切れない範囲に

とどまっていました。


しかし、今回確認された分類変更は、

思想・哲学分野から数学分野への再配置であり、

従来の推移と比較しても移動幅が大きく、

分類体系上の連続性という観点から見ても、

特異な位置づけにあるものと考えられます。


また、同日の日報に記載された申し送り内容を確認すると、

当該書籍について、


・装丁の形態

・保存状態

・付属物(帯)の取り扱い


に関する具体的な記述が含まれており、

これらを過去の記録と比較した場合、

同一の書籍を取り扱っているものとしては、

整合しない点が複数認められます。


これらの差異について、

分類変更の指示が出された経路を確認する目的で、

関連部署への照会を行いましたが、

指示の発出手続き自体に不備や特異な点は認められず、

当該照会から得られた情報に、

新たな進展は見られませんでした。


以上の状況を踏まえると、

本件は分類変更の指示そのものに起因する事象であるとは考えにくく、

当該書籍そのもの、もしくは当該書籍に対する認識の側に、

何らかの変動要因が存在している可能性があると考えられます。


管理番号 A-3174 に関する本事例については、後述する理由により、

認識を誤認させる怪異である可能性が高いと判断しております。

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