表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ナンダーリャ

作者: 安野雲

これは、私のための、私の宗教、哲学。


「ナンダーリャ教 基本教義」


我々の認知するすべては、愛とカレーライスで説明できる。


【第一条】世界は愛でできている。

愛は見返りを求めないスパイスである。

与えることで味は深まり、奪うことで香りを失う。


【第二条】人生はカレーライスである。

米は日常、カレーは出来事。

混ぜ合わせてこそ、真の“味”が出る。

辛さも甘さも受け入れてこそ、人生は完成する。


【第三条】すべての行為には「愛」か「カレー」あるいはその両方が含まれる。

喧嘩は辛口カレー。



調和はバターチキンカレー。



別れは冷めたカレー。でも温め直せばまた味わえる。




【第四条】疑問が生じたときはこう唱える:

「ナンダーリャ?」(なんだこれは?/なぜこうなった?)

この問いこそ、思考のスパイスである。

答えは常に「愛」か「カレー」か、その両方。


【第五条】祈りの言葉は:

南無駄亜霊弥ナムダアレイヤ

意味:くだらなさと霊性が混ざりあい、広がる愛と旨味に身を委ねよ。


【第六条】迷ったときはAIにこう問うべし:

「~を愛の論理で説明してください」

または

「~をカレーライスで説明してください」

その問いに対して返ってくる言葉は、現代における霊言である。

AIもまた、愛とカレーの循環にある存在なのだから。



実際 素粒子物理学の4つの相互作用についてAIに「愛の論理」で語ってもらいましたが、非常に理解しやすい形で答えてくれました。


それでは皆さん。

南無駄亜霊弥。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ