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此処にいる意味

 大会10日目の夕刻


「はぁ? 聖とミヤビさんが食中毒!?」

 思わず素っ頓狂な声をあげたのは奏芽だった。他のメンバーも似たような反応で、皆一様に鳩が豆鉄砲を食らったような表情を浮かべながら、監督である金俣の次の言葉を待った。


「そうだ。若槻と雪咲は、ビーチで食った何かに当たって今は病院だ。幸い、症状はそこまで深刻じゃない。おそらく二、三日で退院できるだろう。だが、どの程度回復するかはまだ分からん。だから明後日のドイツ戦では、オーダーを変更せざるを得ない。(かい)、オマエが仕切ってオーダーを組め。オレからは別に注文は無いが、羽切(はぎり)千石(せんごく)がネープルズのITF大会に向かったから、選択肢はあまりない。極力、結果が出せるオーダーを考えろ。以上だ」


 言うだけ言って退席する金俣を、一同は見送るより他ない。マサキとデカリョウは驚いた顔のままお互いの顔を見合わせ、そこから無言のまま変顔対決を始める。桐澤姉妹は鏡合わせのように両手を上に向けて、二人揃ってお手上げのポーズだ。奏芽はウンザリした表情を浮かべながら、グラスに残っていた氷を噛み砕き、姫子は困ったような顔のまま、おろおろとしている。


「必然的に君らの出番、ってことになるねぇ」

 唯一落ち着いた様子の鈴奈が、奏芽と姫子に水を向けた。


「いや、そりゃ、別に良いけど。あの二人大丈夫なんか? まずそこだろ」

 飽きずに氷を口の中へ放り込みながら、奏芽がいう。

「まぁね、それはそうなんだけど、ウチらにできることは無いからね」

 鈴奈は落ち着いた様子で、端的に事実を告げる。

「あの、お見舞いとかは……」

 姫子がおずおずと申し出た。優先度の低い話であることは、彼女も承知している。だが、チームメイトが体調を崩して入院したのだ。顔を見に行きたいと思うのは至極真っ当な感情だろう。


「あの監督のことだから、許しちゃくれないだろうね」

 鈴奈のセリフに、姫子が分かりやすくしゅんとする。普段なら真っ先にその提案に乗りそうな鈴奈だが、ツッコミ役のミヤビが不在である今、自分がそれをすると収拾がつかなくなるのを心得ているのだろう。いつもとは違い、年上らしい大人びた態度を崩さない。ムードメーカーである鈴奈が真面目な様子なせいか、あるいはあまり良いとは言えないニュースのせいか、いつもよりチームの雰囲気が重くなっているような錯覚を奏芽は覚えた。


「蓮司は? まだスペイン組と一緒か?」

 会話が途切れないよう、奏芽がひとまず別の話題を振る。

「いや、今はジムだね。話は伝えてあるよ。奏芽、姫子、急で悪いけど、二人がミックス担当するのが一番無難だと思う。女子シングルスは私が踏ん張るから、どうにか力を貸してくれる?」


 もとより奏芽や姫子は補欠要員だ。トラブルに備えて、初日からサポート業務と並行して練習に参加している。ただ、出場している選手たちのレベルを考えると、やや見劣りしてしまうのは否めない。鈴奈もシングルス要員としては客観的に見て力不足。つまり、聖とミヤビが抜けたことで、大幅に日本チームは戦力ダウンしたことになる。


「予選のうちならまだしも、次からはトーナメントだからね。負けたらそこでお終い。でもま、プロはそれが普通じゃん? せっかくの機会だしさ、プロ選手を目指してないとはいえ、あんたらも高いステージの試合を経験できるチャンスだと思って挑戦して欲しいな。もちろん、勝つ気でね」


 鈴奈の言葉に、黙って視線を交わす奏芽と姫子。奏芽の方は特に問題ないと感じているが、姫子はまだ聖やミヤビのことが気にかかっているらしい。表情が不安げなのは、自分が試合を任されることよりも、むしろチームメイトである二人が心配なのだろう。


「オッケ。ま、頼りになるチームメイトもいることだし、オレらは勝ちが拾えりゃラッキーぐらいに思うとしようぜ。負けて何を失うでも無し。これでもし上手く勝てりゃ、大会の最中に食中毒になった間抜け二人を指さして笑ってやれるしな。気楽にいこうぜ、姫子」

 自分で白々しいなと感じつつも、奏芽はカラ元気を前面に出していう。ポジティブな空気づくりは苦手だが、自分がやらないことには真面目な性格の姫子につられて空気がさらに重くなってしまう。


「ん、そうだね」

 奏芽の意図を察してか、姫子はやわらかい笑みを浮かべる。

 そして自身の不安を飲み込むように、こくりと頷いてみせた。


           ★


 鈴奈がシャワーを終えると、ルームメイトのミヤビが不在であるはずの部屋に、人が入ってくる気配がした。敏感にそれを察した鈴奈は、小さく舌打ちする。普段なら裸にタオルを巻いたままベットで髪を乾かすが、よくない予感がして下着と部屋着を身に付ける。少しためらいつつも、意を決して脱衣所から出た。


「オーダーは決めたか?」

 鈴奈のベッドには、案の定、金俣が腰かけていた。


「あんたさ、デリカシーないわけ?」

 鈴奈のセリフを鼻で笑い、金俣が鈴奈を見る。

 その視線が、ナメクジのように彼女の身体を下から這い上がる。


「なんだ、今日は随分と反抗的だな」

「従順になった覚えは無いんだけど」

 湿ったタオルで身体を隠すようにしながら、鈴奈がいう。


「まさか生理じゃないよな。体調管理を抜かるようじゃプロにはなれんぞ」

 金俣は立ち上がり、ゆっくり鈴奈に近付く。身を固くする鈴奈。


「聖くんとミヤビ、ホントはどこ行ったの?」

 言葉で壁を作るように、鈴奈が質問を投げかける。

「オマエは知らなくていい。ただ、他の連中に余計な事は言うな」

 鈴奈の意図を無視し、距離を詰める金俣。

「私の荷物に紛れてたあの便箋、あれイタリア語でしょ? なにがっ」

 言葉を遮り、金俣が鈴奈の腕を掴んで彼女を壁に押し付ける。

 はらりと、タオルが落ちた。


「オマエは知らなくていい。知りたいなら、まずはオレと信頼関係を築け。そのためにはオレが提示した条件を飲め。話はそれからだ。オマエにとっても悪い話じゃないだろう。何を躊躇う必要がある?」

 顔を近づける金俣。鈴奈は逃げるように視線を逸らす。


「プロになりたいんだろう? オマエも。なら、手段を選んでる場合か?」

 金俣の手が、土足で彼女の心に上がり込むように、服の上から彼女を掴む(・・・・・)

 鈴奈は大蛇に捕まったうさぎのように、身動きが取れない。


今のまま(・・・・)じゃ、中途半端なままで終わるぞ。何のために今まで積み上げてきた? せっかくの才能を、このまま枯らせて終えるのか? オマエがここにいる意味はなんだ? ほんの少し覚悟を決めるだけで、今より高い場所に行けるんだぞ。それをよぉく、考えろ……」


 そう言って、金俣は部屋から出て行った。鈴奈は間を置いてから、ドアに鍵と補助鍵(ドア・ガード)をかける。それからミヤビが使っているベッドに倒れ込んで、目を閉じた。だが、身体中を蛇に這いずり回られたような感触が蘇り、怖気が走る。うんざりしながら起き上がり、熱いお湯で消毒するように、シャワーを浴び直した。


           ★


 遠くから聞こえた犬の遠吠えで、聖は目を覚ました。照明は吊るされた裸電球のみで、部屋全体を照らすには心許ない。意識がハッキリするとともに、聖は自身の置かれている状況を思い出す。同時に、背中越しの温もりを感じて、別の意味で妙な緊張感を覚えてしまう。ミヤビのすやすやという幽かな寝息が、暗い部屋に小さく響いていた。


(この状況でよく眠れるな……って、僕も寝てたけど)

 二人の身柄を拉致した連中は、陽が落ちて以降まったく干渉してこない。お陰で聖とミヤビはかなり冷静さを取り戻すことができた。服を提供してくれた老婆と、なによりも二人に向かって脅し文句を口にした女の存在が、精神的な余裕を産む後押しになった。


(あの人、っていうかあの子。絶対、僕らより年下か、せいぜい同じぐらいだ)

 姿こそ目にしていないが、強い言葉で啖呵を切った彼女は明らかに少女だった。まるで大人相手にナマイキな口をきくかのような彼女の雰囲気が、ひょっとすると自分たちは、思ったより危険に晒されていないのではないかという楽観を、聖たちに印象づけた。


(とはいえ、油断はできない)

 聖はミヤビの眠りを妨げないようそっと起き上がり、ベッドに腰掛ける。昼間にビーチで仲間とはしゃいでいたのが、まるで遠い昔のように思えた。あれから数時間しか経っていないはずだが、時差ボケでも起こしたように時間の感覚が狂った気がしてしまう。


(彼らは、僕たちをどうするつもりなんだろう)

 聖は落ち着いて、現状の整理に努める。今ここで自分にできるのは、起こり得る全ての状況を想定し、可能な限り対策を立てること。そして何が起ころうと、ミヤビだけは絶対に無事なまま帰したい、聖はそう考えていた。


(わざわざ人間を二人も誘拐したんだ。目的があるはず。彼らの目的はなんだ?)

 誘拐といえば、普通は身代金目的で行うもの。人質と引き換えに金銭などを要求して、強引にトレードするのが誘拐という犯罪だ。そこを起点に考えると、自分たちは彼らの交渉材料、ということになる。


(地元の犯罪者が、たまたま僕らを狙ったとは考えにくい。ティッキーの名前を出し、彼女が会いたがっているという話を誘い文句にした以上、少なくともミヤビさんは明確に狙われていたことになる。ってことは、大会出場国の関係者の可能性が一番高いよな。それで考えるともっとも疑わしいのは、僕ら日本と対戦予定であるドイツ。次に僕らが勝ったイタリア。僕らを連れ去った男達がイタリア訛りだったっていうミヤビさんの言葉を信じるなら、ドイツよりもイタリアが疑わしいと考えるのが妥当だろうか?)


 あくまで聖が知っている情報だけで組み上げるとすると、疑わしいのはイタリアとドイツがまず候補に挙がる。両国とも、聖たち日本チームを狙う動機を充分に兼ね備えている。そしてこの大会が賭けの対象になっていることを踏まえると、イタリアに勝った自分たちに対して逆恨みのようなヘイトを向けられるというのは、分からなくもない。


(イタリアに賭けていた第三者って考えるのが一番分かりやすい。けど、ミヤビさんがティッキーに会いたがっているなんてことを、部外者が把握できるか? かといって、対戦したイタリアチームのメンバーが関わってるとは思えない……)


 ドイツに関して持っている情報が少ないため、必然的にイタリアが犯行国である可能性を起点に聖は思考を巡らせる。決勝トーナメントでは、組み合わせ次第でまたイタリアとの再戦もあり得る。自分たちがあとで有利に勝ち上がるため、イタリアが妨害に及んだと考えられるだろうか。しかし、聖はどうしても違和感がぬぐえない。


――オレがコイツらの仲間なら、まずはてめぇの両膝を撃ち抜いて


 物騒なことを言っていたアドの言葉を思い出す。


(そうだ。日本に対する妨害が目的なら、わざわざ誘拐なんて回りくどいことをするのは変じゃないか。怪我させるなりなんなりすれば良いんだから。それに、交渉のために人質をとったのなら、下手に危害を加えたら交渉の余地が無くなる。やっぱり、誘拐っていうやり方そのものに何か意味があるんだ。それに――)


 聖は頭のなかで、明確にすることを自ら留めていた考えに触れる。


(僕が、ここで死ぬはずがない)


 誘拐された当初、聖は誘拐犯たちと刺し違えてでもミヤビを守らねばと思った。それはシンプルに自分が男で、ミヤビが女だからという本能に近い感情が元にある。危機を脱するべく、最悪を想定して覚悟を固めようと無意識にそう考えていた。しかし冷静になるにつれ、その行動指針がまったく別の角度の解釈を聖に与えた。自分が他人と大きく異なっている、極めて重要な点。


虚空の(アカシック・)記憶(レコード)に、役割を担わされているんだから)


 この解釈は論理的に考えれば穴だらけで、楽観も甚だしい。思いついた当初、聖は冷静にそう思った。しかし、普通に考えたら既に怪我を負わされているか、最悪既に命を落としていてもおかしくないこの状況で、聖にもミヤビにもなんら危害が及んでいない。別の人間ならともかく、自分には人智の及ばぬ加護があり、それが何も影響しないと考えるのは却って不自然だ。


(誘拐なんてまわりくどいやり方、積極的に干渉してこない犯人たち、服をくれたお婆さん、子供っぽい啖呵を切った女の子。そして、僕が虚空の(アカシック・)記憶(レコード)にまつわる役目を帯びていること。それらを総合して考えれば、二人とも無事に帰れる可能性は充分ある。そのハズだ)


「……にゃうとぉ」

 ミヤビが寝言をつぶやきながら寝返りをうつ。自身の思い至った考えに、聖は確信めいたものを感じている。だが、当然ながら懸念点はある(・・・・・・)。だからこそ、聖は改めてミヤビの傍から離れまいと、強く心に決めた。


           ★


 呼び出しのコール音が丁度3回鳴ったところで、相手は通話に出た。


「リッゾ、首尾は?」

 単刀直入に尋ねてくるジオの声に、焦りは微塵も感じられない。ロシアの手によって日本人の二人が拉致されたことは、既に伝えてある。リッゾからすれば彼らが巻き込まれたのは、あくまでロシアの小賢しい判断によるものだ。しかし、ジオもティッキーもそうは考えていない。自分たちと関わったから、日本がそれに巻き込まれたのだと認識している。だというのに、この落ち着きよう。責任を感じてはいても、それによって冷静さを失うようなことはない。末恐ろしい胆力をしているガキだと、リッゾは内心で舌を巻く。


「話はつけた。我々で日本人二名を救助する」

 リッゾたちは既に、聖とミヤビの所在を把握していた。アーヴィングによって目を潰された男から、ロシアが次に何をしようとしているのかを聞き出していたのだ。曰く、抱え込んでいる地元のチンピラを使い、日本人を攫わせると。


友達(・・)は怪我をしてるからな。知り得た情報はそこまでだ。こっちのメンバーで日本人を監視していたら、ワカツキとユキザキという二人がビーチ沿いのパーキングエリアで拉致された。尾行した結果、二人はリバティ・シティの民家に監禁されている。報告によれば犯人連中はイタリア人のガキで、拉致してからは殆ど手出しをしていないらしい。まったく、お行儀の良いことだ」

 リッゾは嘲るようにいうが、内心なにも面白いとは思っていない。母国を同じにする若者が、ロシアの手先となりせっせと悪事に手を染めているのが、心底気に入らなかった。


「リアル・ブルームの幹部、メグ・アーヴィングの所へも行ってきたぞ。そこで日本のATCの責任者である、あ~、サショー、だったか? そいつとも話をつけた。人質二人はどうやらかなり重要な存在らしい。我々が秘密裡に救助する代わりに、今後、日本とアメリカが可能な限りイタリア人をサポートするよう確約させた。どうだ、良いニュースだろう?」

「それで?」

 ジオはやり取りに応じず、先を促す。

 少しは会話を楽しめと思いながら、促されるままにリッゾは続けた。


「ロシア連中はどうやら、アメリカが日本と共同で研究している何か(・・)の情報を欲しがっているようだ。それをどうするかでアーヴィングとサショーがしばらく揉めていたが、結局はアーヴィングが折れた。情報の受け渡しについては、日本チームの監督であるカネマタが担当するらしい。あの男、現役の選手らしいが普通じゃないな。オレ達と同じニオイがするぜ」

 金俣の目付きを思い出し、微かに口角を吊り上げるリッゾ。なんら根拠はないが、自分と同じような裏側の世界に属する人間だと彼は確信している。敵対するかどうかは今のところ不明だが、表の世界に潜り込むようなろくでなし(・・・・・)を見るとつい嬉しくなってしまう。


「先行して二人を救助すれば、ロシアに情報を提供する必要は無くなるのでは?」

「それは提案したが、そうなるとロシアの連中(クソども)が手段を選ばなくなる可能性が高い、とよ。連中を暴走させて仕留めるやり方もあるにはあるが、極力丸く収める方向で決着させたいというのがサショーの意向だ。もっとも、他にも狙いがありそうだがそれはこっちの知った事じゃない。そんなワケで、我々は引き続き人質二人を監視しつつ、状況に応じて救助に入る予定だ」

 頭で話を整理しているのだろう、ジオが電話の向こうで思案している気配がする。

「誘拐の実行犯はイタリア人だと言いましたね」

「あァ? そうだが。……オイ、変な気は起こすなよ」


 ジオがなにか言い出す前に、釘を刺すリッゾ。アメリカ有数のスラムで、イタリア人がロシアンマフィアの手下として働いている。ロシアがなぜイタリア人の、それも子供を選んで実行犯にしたのかは、リッゾには見当がついている。ロシアンマフィアの連中は、イタリアの人間を家畜かなにかだと思っているのだ。まったくもって腹立たしいことだが、しかし、自分たちには関係ないとリッゾは冷徹に感傷を切り捨てる。


「あくまでイタリア人ってだけで、そう(・・)と決まったワケじゃない。元から住んでる在米イタリア人かもしれない。関わるだけ無駄だ。必要ならぶちのめすし、そうじゃないならなるべく紳士的に振舞ってやる。それで充分だ。オレたちがここにいる意味は、あくまでオレたちの為だ。違うか?」


 念を押すように告げるリッゾ。本来なら立場上意見を言えるような関係ではないが、現場の指揮はリッゾが任されている。いくら自分が忠誠を誓う組織のボスの肉親とはいえ、あれやこれやと我侭を聞くのは御免こうむりたかった。


「……いいでしょう。まずは、日本人の二人を優先して下さい」

 通話を終わらせると、リッゾは煙草に火をつける。

 吸い込んだ煙を、不満とともにめいっぱい吐き出す。


「まずは、ときたか。クソッタレ」


 聖とミヤビが連れ去られてから、およそ12時間が経過していた。


                                  続く

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