釜を買いたいんです!
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中には、たくさんの窯の見本があった。
これから選ぶのか…そして、値段を見るとそこそこ高いものもあれば、めちゃくちゃ安い物もあった。
でも、俺は窯のことはよくわからない。
どうすれば良いのだろうと思った矢先、フレイが釜に近づく。
何か分かるのだろうか。
俺は、数分待つことにした。
そして、数分後。
フレイがこちらに近づいてきた。
『主人!お願いがあるんだけど!』
少し気まずそうにこちらを見ている。
少しかわいいなぁ…。
「なんだい、フレイ?」
『お金がどれだけあるのかわからないけど…俺、この窯がいい!』
フレイが指を指した窯を見ると一番高い物だった。
その値段は、まさかの300万ルーペだった。
「えっ…?」
これには、俺もフレイに悪いと思ってしまったがリアルに声が出てしまった。
『やっぱり、ダメか?主人…』
あからさまにフレイが落ち込んでしまった。
ここは、なんとかしなければならないな…。
よし、情報を売りに行こう!
まず、フレンドになっているアイラがログインしているか確認した。
すると、ログインしているみたいだ。
よし、メッセで送るか。
しかし、めちゃくちゃ有名な情報屋と言うことを聞いたので返事は遅いと思っていた。
だが、それは杞憂に終わり、すぐに返信が来た。
どこで落ち合うかと言うことだった。
それなら、最初にあった場所がいいだろうと思い、そう返事した。
そして、メッセを送ってから一時間後。
俺は、アイラと会った。
「ケンジ!久しぶりね!さて、早速だけどどんな情報なの?それに、隣にいる子は何なの!?」
食い気味に聞かれたので、一つ一つの質問に答えていく。
すると、めちゃくちゃ驚いた顔をして固まっていた。
「おーい、大丈夫か?アイラ?」
「はっ!やばいわ…ゲームの中でも意識って飛ぶんだなぁって経験したわ。それよりも、この情報量は…たくさんお金払わないとダメね…」
「そのう…釜を買いたいんです、フレイのために…」
「あ〜、さっき言ってた鍛冶のことね…わかったわ…分割払いで今日は100万ルーペ払って、明日200万ルーペ払うわ」
俺は100万ルーペもらったことを確認した。
「じゃあ、お金集めてくるわ!」
そう言って、アイラと別れた。
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