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転生したら神になれって言われました  作者: 澪姉
第四章 帝国篇
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49話 タクミの全休日

ほんとの心肺蘇生法は現在ではAEDなどの手順も入るので、お近くの消防署などで最新の手順を確認して受講して下さい。

ここで書かれているのは「この世界での心肺蘇生法(強)」です。

「まずは意識レベルの確認だな。おーい、おーい? 聞こえてっかー? 狸寝入りじゃねーよなあ?」


 びしっ、ばしっ、びしっ、ばしっ。


 胸ぐらを掴んでのシェリカによる強烈な往復ビンタがタクミの両の頬を襲うが、タクミが目覚める様子はない。


「無反応確認。で、次が呼吸の確認だな。鼻や口、胸に手や耳を当てたりして呼吸の有無を確認だ」


 片手で鼻・口を塞ぎ、もう片方で胸を圧迫して暫し待つ。


「……そうだった。コイツ、神器だから呼吸要らねえし内臓も機能してんのか怪しいんだった。――いっぺん解剖してみてぇよなコイツの身体」


「ぴっ?! やめてくださいシェリカお姉さま!?」


 何やら怪訝そうな面持ちでしげしげと、どうやら無呼吸らしいタクミの様子を判断しているシェリカに、慌てたタギツがそんな懇願を行う。


 ……タクミが現れた直後に剣神フツヌシが凄まじい勢いで岩盤を貫いてまで上方にすっ飛んで行ってしまったため、この場所に訪れた意義――フツヌシを通してのスサノオの神力でどれくらい溶鉱炉火力が上げられるか、どこまで溶鉱炉が耐えられるかの検証――がなくなってしまい。


 併せて、突然に押し付けられた酷く疲弊した様子のエルフ娘の手当を頼まれたため、そちらの診断と応急手当を優先。


 シェリカの治癒魔法によりひとまず生命の危機は脱したと判断された後、片隅に寝かせて放置されていたタクミの抜け殻に対しての心肺蘇生法実演も兼ねてのシェリカの講義中、なのであった。


「やらねぇよ、そこで無言で睨んでる嫁を敵に回すつもりねぇしよ。つーか解剖しても無敵の神器サマなんだから別に何の問題もないんじゃねーかと……、解った解った、殺意向けんのやめろリュカ!」

「……」


「やらねぇから無言で銃把棍装備すんのもやめろ! ――やるときゃ本人の同意得るっつの。えーと。ああ、無呼吸確認。つぎ気道確保」


 あまり安心出来そうにない呟きを吐きながら、シェリカは心肺蘇生法講義を続行することにしたようだった。


「これは最初にやってもいいんだけどな。嘔吐してるようなら横向きにして、患者が自分の舌を飲み込んだり吐瀉物を逆流させて喉に詰まらせたりして窒息しないようにする。――コイツそもそも飲食しねぇんだよな。まあいいや。

 だから上向きで、――こうやって額に手を当てて、もう片方の手をあごに添えて、両手で回転させるようにあごが真上に向くように頭を回転させてやって。

 そんで、頭を上向きにして喉の管がまっすぐ伸びるようにしてやるんだ。わかったかタギツ?」


「覚えましたっ!」


「よーし、いい子だ。んじゃ、つぎ、心臓マッサージと人工呼吸な。

 ――本当は胸を剥いてやるんだけどよ、コイツ胸甲が身体と一体化してやがるんで剥がせねえ、からとりあえず鎧の上からな。

 こーして胸骨の真ん中辺りに両手を重ねて添えて、全体重をかけて連続で圧迫するのを繰り返す。

 ……コイツそもそも心臓動いてんだろうな? 神様の心音ってどんな鼓動してんのか。やっぱ解剖……、解った解った真面目にやっから銃棍向けんなリュカ。

 で、こんな感じで30回連続して心臓マッサージをやる。

 いち! に! さん! し! ご! ろく! ――声出して回数数えるのは数え間違いがないようにだな。こんな感じのテンポで30回終わったら」


 胸骨に当てていた両手を素早くタクミの額と顎に当て直し、大きく息を吸い込んだシェリカはタクミの唇を塞ぐように自らの唇で覆い、ゆっくりと息を吹き込んだ。


「ふぅ。吹き込むのはだいたい一秒くらいに一回くらいで、胸が膨らむのが目視確認出来るくらいの量を吹き込む。

 欲張って全部吹き込んだら肺を破裂させることがあるからやるなよ?

 これを二回やったら、また心臓マッサージを30回繰り返し、ってな感じで繰り返す。

 二人以上いるなら分担してもいいけど、心臓マッサージの方が疲れやすいから連続でやるならこっちは交代した方がいい。

 ……タギツ、人工呼吸の方やりたいんだろ?」


 顔を真っ赤に染めたタギツが、ぶんぶんと頭を振って大きく頷いた。


「そうだろそうだろ、じゃあ今やった通りに……。オイオイ、キスじゃねえんだぞ口で口塞いで空気が漏れないようにだな……。てか吸ってどうすんだよ、息を吹き込むんだって……。そしてなんでタギツの方が」


「ふにゃぁーぅんっ……、うふふっ」


 タクミの唇から大量の神力を吸い込んだらしいタギツが、ぐるぐる目で赤面させながら転がっていた。


「確信犯だなコイツ、わざとタクミの神力吸い込みやがった。……まぁいいか。つーわけで、シェリカ姉さんの心肺蘇生法の講義終了だ。一応戦場でも使えるんでお前らも覚えとけ」


「……覚えんのはいいんだけどよ、シェリカ姉。結局のところ、ソイツ、どんな状態なんだ?」


「あー、コイツな。意識なし、自発呼吸なし、心音なし、体温常温、体組織損傷なし、細胞レベル正常。――つーわけで」


 リュカの質問に対し、ざっと寝転がされたタクミの全身をチェックしたシェリカは腕組みして目を閉じ、うんうん、と大きく頷いた後に。


 びしぃっ! と大仰な動作でタクミの顔面に指を突きつけ、厳かにのたまった。


「身体だけは正常で動作に支障なさそうなのに生命維持に必須な心臓や呼吸の反応がなく意識もない。――つまり、医学的には生きている死体(リビングデッド)だ」


「んなわけあるかー!」


 ツッコミを爆発させたリュカを軽く脇に追いやって、笑いながらシェリカは同じく寝かされていたエルフの娘に歩み寄る。


「おっ、綺麗に身体拭いてくれたな、リッティちゃんいい仕事だ。リュカのドレスなのにびっくりするくらいサイズぴったりだよな面白ぇ」


 首枷と足枷を外すのに時間が掛かると思われたため、先に応急処置を優先させることにした上で。


 全裸で現れたため、背格好が似ているリュカの魔力収納に仕舞いっぱなしだった式典用のドレスをとりあえず着せたのが現状である。


 いつもリュカが身に着けている黒革鎧と同色の黒系統で統一された足元までを隠しつつ、肩と腹、背中を惜しげもなく露出させた黒ドレスはエルフの真っ白な肌を強調させ、黒色でいながら清楚な印象を与える衣装となっていた。


「大きな傷を負って居なかったのが幸いでした、リッティの治癒術でも効きましたし。目覚めませんけど、内臓とかに異常はないのですよねシェリカさま?」


「ああ、転移前になんか物凄ぇ身体負荷掛ける魔法使ってたんだろ。魔力と精霊力欠乏で気絶して自発呼吸止まっただけだ。

 人工呼吸で呼吸安定したから、あとは安静にさせときゃしばらくしたら目覚めるだろ。

 栄養状態も最悪だったからとりあえず治癒術入れといたし、身体疲労は睡眠でしか回復させらんねーから寝かせとくのが最善。

 目覚めたらめっちゃくちゃ腹減ってるだろうぜ?」


 エルフに対する人工呼吸で蘇生法に興味を持ったタギツが、タクミを実験台に講義をねだったのが先程の結果である。


 どうやら人工呼吸にかこつけてタクミの神力を吸い出したかったようで、その目論見は成功した、という結果が現状か。


「シェリカさま、そろそろこの子の首輪と足枷を外して差し上げたいのですが」


「ああ、そうだった。オーイ男性陣、こっち向いていいぞ? ムギリさんはこの子の首輪と足枷外してやってくれ。そんで、ギュゲスはタクミ担いで移動だ。とりあえず上に戻ろうや、ここに居てもすることねぇしな」


 暫定的に一同の指揮を取っているシェリカが並んで正座し遠くを見つめていた男性陣であるギュゲスとムギリに声を掛けると、仲良く両目周辺を青あざで囲った二人が振り向いて、言われた通りの行動を始める。


 ふたりが全裸のエルフの裸身に目を向けた瞬間に、リッティがギュゲスにチョップで、ムギリにミリアムが宝剣の腹で、それぞれ瞬時に打撃し一撃で吹き飛ばした結果であった。


 応急処置が終わり着替えが済むまで後ろを向かせていたのはそのためであったが、本人たちに文句はないので妥当な指示だったのだろう。きっと。たぶん。


 憮然とした表情で無言で作業を始める男性ふたりを苦笑して見つめつつ、シェリカは幸せそうな顔で転がるタギツに目を落とす。


「まったくこの娘め、どんどん悪知恵付けて行きやがる。それでいてしっかり知識は完璧に吸収してんだから、出来がいいんだか悪いんだか。

 ……そろそろ実務させてもいいかもな? 一度覚えたことは絶対に忘れないってのと、神レベルの無尽蔵神力で治癒魔法覚えたらほぼ無敵だろ。

 あとは診断間違わなきゃ……、ってオイオイ、成長してんじゃねーか?」


 独り言に引き続いて疑問を発したシェリカの声に、一同の注目が再度集まる。


 確かに、じわじわと低速ながらも、タギツの身体は身長などが成長しつつあるようだった。


――――☆


「目覚めねェのか?」


「うーんとっ、疲れ果ててるので敢えて起こしませんでしたっ。このところいろいろ緊張してたみたいですし、たまにはタクミくんにも全休日があってもいいかな、とっ。それに」


 鉄都ローンドーフの最上階層、広々とした賓客用の客間でタクミ用に誂えた簡素ながら機能美で整っている人間用のベッドに寝かされたタクミの上で、ちびサイズに縮んだ実体を出現させた猫耳クルルが、リュカの質問に答えつつ、タクミの唇にキスを行う。


「すぅぅぅぅぅ。んーと、このくらい前借りしておけばいいかなっ。――この先、向かうのは地竜の洞窟でしょう? 急ぎませんし、タクミくんも明日辺りには起こしますから、下準備とかはクルルたちだけで終わらせてしまいませんかっ?

 出来れば、洞窟の最奥まではクルルたちだけで掃除しておいて、いちばん奥の地竜と戦うときだけタクミくんを連れて行けば怒られないかなって」


「ああ、そりゃそうだけどよ? その、タクミの身体にゃほんとに何の影響もなく後でちゃんと目覚めるんだよな?」

「……どうしても心配なら今すぐ起こしてもいいですが――、タクミくんが言われた通りに休息すると思います?」

「――いや。クルルが正しい。……解った、寝かせとこう」


 嘆息して、リュカは瞑目しつつ大きく頷いた。


 タクミが自分のためを思って動く人間が働くのを横目に、自分ひとりだけが休息できる性格ではないことはリュカも良く知るところである。


 これから赴く元のドワーフ金鉱脈であった廃坑洞窟は神国領土内へ繋がる山脈を抜けた間道となる可能性があり、その間道の確認も兼ねて、その奥深くに住み着いてしまった『野生の地竜を退治するだけのこと』で。


『過去に水龍神クラミツハと戦ったことを思えば、たかが地竜などどうということはない』。


「どっ、ドラゴンスレイヤーだったんすね姐御あねごたち」

「しかも水龍神クラミツハなど、伝説の神龍ではないですか! リッティちゃんびっくりです」


「戦闘職の憧れであり英雄でもあらせられたとは、さすがリュカお姉さまでいらっしゃいます! このミリアム、感動に身を打ち震わせております!」


 ……一般的には、魔物の中でも最強種とされる竜を倒した勇者たちは「竜を圧倒せし者(ドラゴンスレイヤー)」として尊敬の対象となるのは大陸全土に住む者たちの共通認識である。


 このため、『ごく普通の一般人』である三者からは尊敬の眼差しを向けられたのであるが。当事者たちは。


「あー、実質、コイツの師匠なクラオカミさんが一人で追い込んだもんだから、オレらにそういう意識ねえっつか」

「リュカの言う通りでよ、アタシらほんとに場を撹乱するくらいにしか役立ってねえっつの」

「クルルもタクミくんに助言するくらいしかしてませんしー?」


「ワシもレムネアの赤竜討伐に同行した程度じゃが、実質戦ったのはエルガー以下の六人じゃから『ただその場に居ただけ』じゃしのう」


 ……とのことで、尊敬する者と当事者たちの認識に著しい相違があったのだった。


「まぁ、タギツちゃんも同行するんだから大丈夫なんじゃねーか? 最奥まで進まずにいっぺん戻るんだし。万が一、タギツちゃんが泣いちゃったらお父上が出て来ちゃうからな?」


 と、一応の安心をさせるためにリュカが述べてみたものの。


 一同恐怖に青ざめて身を震わせたのは、先だってのそのお父上顕現時の恐怖体験の方が、まだ見ぬ竜の恐怖よりも勝るからではなかっただろうか。


 ちなみに、一応ドラゴンスレイヤーの経験を持つムギリまでがリッティたちと同様にびびっていた。


 とりあえずも、『タクミはスサノオかクルルのどちらかが起こさねば安静に眠り続ける』という確信をクルルより得たため、一同は後日の地竜退治行の下準備を済ませることにし、一旦解散しそれぞれで準備を始めたのであった。


――――☆


「ゴメン、ほんっとーにゴメン! ボクも久しぶりの案件すぎて気づくのが遅かった!!」


 口では大音量の平謝りを叫びつつ、レムネアは手早くティースの病室で、呼吸の止まった(・・・・・・・)ティース(・・・・)の胸元目掛けて、神核剣(・・・)イツノオハバリ(・・・・・・・)を振り下ろした(・・・・・・・)


 轟音と共に、イツノオハバリに満ちていた雷の神力が球状に広がり爆風のような強烈な磁場を巻き起こし、絶叫し泣き叫ぶククリを胸に抱くクシナダを圧倒し衣服、髪を乱れさせながらクシナダを壁にまで後退させる。


 また、あまりの高神力の蹂躙はティースの衣類にまで及び、薄い横合わせの白衣で身を覆っていたティースはその薄布が神力の炸裂に耐え切れず四散し、美しいながら病的にまで青ざめていた全身の裸体を衆目に晒し、全身に帯電したかのような様相を見せつつベッドから浮き上がった。


 と同時に、胸から背に貫通する勢いで神剣で刺し貫かれた意識のないティースの全身は感電したかのように手足を引きつらせてびくん! と数度跳ねる。


「タケミカヅチ、お願い! ボクから(・・・・)ティース(・・・・)に移して(・・・・)!?」


 レムネアの叫びに応えたものか、神剣イツノオハバリは雷光を数度煌めかせると、唐突に周囲の磁場をも含めて瞬時に凝縮したかのように剣身を縮ませ、ティースの胸に吸い込まれるように消え去った。


 同時に、弓なりに身を逸らしたまま髪を散らしつつ、剣を突き立てたレムネアごと宙に浮かんでいたティースの身体がどさり、と音を立てて元のベッドの上に落ちる。


 現象が収まると同時に駆け寄ったクシナダが確認するより早く、ティースは正常時の呼吸を取り戻していた。


「……なるほど。神力欠乏……、『私とティースの相違点』」


「そう。ティースさんは『極度に魔力が欠乏してる「人」』、クシナダ姉は『極度に神力が欠乏してるのを魔力変換で補ってる「神」』。

 生まれた神の子は『生まれながらに神力を母から吸って成長する』から、クシナダ姉は魔力を周囲から吸収して子に分け与えられたけど、ティースさんは元々神力がなくて魔力容量も極度に少ない。

 だから、魔力の神力変換で足りない分は無意識下でも身体能力まで削って子に分け与えることになる。

 これはクシナダ姉のせいじゃない、『人の身でタケミカヅチの――雷神の子を産んだことがあるボクしか知らないこと』だったから。

 ボクの子は神力の海に返すしかなかったけど、ククリちゃんはちゃんと育てて欲しかったんだ」


「神器の器を強制的に移し替えましたね? タケミカヅチの神器……レムネア、あなた。『消滅してしまいますよ』?」


「うん、ボクはもう十分に生きたし。シルフィンもシフォンも居なくなったし、――ぶっちゃけ、もう、疲れた。だから、悪いけど、後はタクミくんやティースさんたちにお任せ。クシナダ姉もさよならだね。先に向こうで待ってるから」


 クシナダの言葉通り、既にレムネアの実体は希薄化が始まっており、背負った赤竜の弓が前面から透けて見えるほどになっていた。


「あっと、そうだった。コレ……、この弓を、出来ればククリちゃんに使って欲しくて。タケミカヅチと一緒に狩った赤竜から作った思い出の逸品だからね? 性能は折り紙付きだよ。しばらくは大きすぎるから引けないかもだけど、お願いクシナダ姉」


「相変わらず嘘の下手な子。タケミカヅチの神核を宿したティースの側に置いておいて欲しいんでしょう? 自分の分身たる竜弓を」


「……もぅー、そういう恥ずかしいことをさらっと言っちゃうクシナダ姉はボク嫌いだなっ。――じゃあ、『次代を担う女王ククリヒメ』のこと、あとはお願いします」


「『先代を担った王の騎士』、お疲れ様でした。いずれ相見える地にて」


 人好きのする、安心しきってさっぱりとした風な満面の笑顔が、急速に透明度を増したかと思うなり、空中に溶けて、消えた。


 ごとり、と重量感を持つ巨大な竜弓が床に落ち、くるり、と回転して倒れ掛かるのを、静かに歩み寄ったクシナダは片手でそれを支え、ゆっくりと壁にもたれさせた。


 そして、そのまま安らかに寝息を立てるティースを見下ろし、安堵の息をつく。


 クシナダは、そのときになって初めて、あれほどまでに泣き叫んでいたククリが、既に泣き止み笑顔を浮かべて寝入っていることに気づいた。



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