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転生したら神になれって言われました  作者: 澪姉
第四章 帝国篇
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43話 滅びゆくエルフの森

「気温がぐっと下がったような印象を受ける森ですなあ」


 とかミリアムが言いながらキョロキョロ周囲を見回してるけど、オレも同感。


 タクミの駐屯地から離れて約一日。


 オレら――、一応聖神軍団副団長ってことになってるオレ、リュカを初めとする「連合使節団」は今、ドワーフ王国の「鉄輪王国」に向かうために、間にある「滅びゆくエルフの森」を抜けようとしてるとこ。


「タギツは森を歩くの初めてなのです。たくさん木がありますねー」


 そこら辺の木の棒拾って振り回しながら歩いてるタギツちゃんが可愛い。オレも子供出来たらこんな可愛い女の子がいいなあ。


 同行してる幹部の一人、六番隊隊長のギュゲスが意外と子供好きらしくて、タギツちゃんにぺしぺし木の棒で殴られるたびに凄ェリアクション芸で斬られ役やってる。


 顔面にでっけー一文字の斜め傷持ってるコワモテの傭兵が子供相手に斬られまくってるのは見ててすっげー面白い。


 タクミだったら同じことやられたらムキになって戦いそうだけどな。アイツ、ほんっとに中身は子供なんだから。


 ――まぁ、タギツちゃんが本気で木の棒振り下ろしたらほんとに何でも斬り伏せそうだけどな。暴虐神スサノオの愛娘で、十束剣の化身なんだし。


「ここら辺にはまだ、エルフの森の残滓があるからの。ところどころに見える大樹が、本来はエルフの身体を育成する生命の樹じゃ。

 ……いまは樹の本数よりエルフの魂が少ない状態じゃて、新しいエルフはここ数百年で数十人しか生まれて居らぬし、ここは死にゆく森じゃから、すぐに他所の森へ移住してしまうのじゃがの」


 先頭を歩くドワーフのムギリさんが、そんなことを淋しげに語ってる。


 元々はエルフとドワーフは長年相対してた仲の悪い精霊族の種族同士で、エルフは女のみ、ドワーフは男のみしか生まれないらしい。


 エルフは森と水を好み、ドワーフは洞窟と火を好む、ってくらいの正反対の気質で、それぞれが嫌い合って長年を隣り合って、それぞれで王国にまとまって暮らしてたそうだけど。


 嫌い合ってるつっても同じ精霊族だから戦争を起こすほどじゃなくて、国家として存在してるし人と同じような暮らしを営むからにはそれなりに交流するのは当たり前で。


 だから、オレらヒト族が思うほど関係は険悪ってわけじゃなかったらしい。


「他所に移住するのは、やはり安全も考えてでしょうか?」


 ヴァルキリアのリッティが、ギュゲスの片手を恋人繋ぎしながら疑問を言う。ほんっと仲いいよなオマエら。さっさと祝言上げちまえばいいのに。


 まあ、せっかく仲良くなってるとこを引き離すのも可哀想だな、って理由でオレが二人とも連れてくことにしたんだけどさ。


 元暗く重き渦の団員で現幹部のギュゲスが、140センチ程度しかないヴァルキリアの中でも一番小柄で童顔なリッティを抱え上げて重力グラビティ・クロスボウを乱射しながらリッティが大砲を連射する台座も兼ねる感じで戦うんだよな。


 だから、オレの見立てじゃコイツらが聖神軍団内でいちばんこなれてるコンビだと思ってる。遠近両用っつか苦手な距離がない、近づけない的な意味で。


 ある意味、あの凶悪な八連装銃棍使いこなすヴァルキリア軍団長のティースと発想が近いのかも。


 ……ティース、ほんとに大丈夫なのかなあ。


 なんつーか、クシナダさんに口止めされてっけど、足の感覚が戻らなくて麻痺しっぱなしで下の世話も介助ないと出来ない、みたいなこと言ってたっけ。


 タクミに聞かせたら前線ほっぽり出して帰って来るに違いない、ってのが奥様会議の一致した見解なんで、固く口止めすることになってっけど。


 クシナダさんにも原因分からないらしい、ってのが心配なんだよなあ。ククリちゃんには何の影響もないのが一応の安心材料か。


 一時的なものならいいんだけど、永続的なもんならオレらの関係もちょっと違ったもんになるよな。


 下半身不随のティースを本国に置いたまんま旅を続けるのはちょっと心苦しいってか、オレがタクミの身体を占有してる感じになっちまうのが、ティースに申し訳なくてイヤだ。


 だからずっとタクミとは「寝て」ねぇんだけどさ。……ああ、恥ずい! 何考えてんだよオレ!


「それもあるし、ここら辺は南の砂漠の影響力が強すぎて森の力が弱いからの。

 ワシらもエルフの生育に悪い環境であることは認めるところであるから、知り合いのヒト族や国家に頼んで、積極的に遠方の森への移住を進めて来た経緯もある」


「敵対関係みてーな関係だったエルフをドワーフが保護育成してるっつーのは、なんか不思議な感じだなあ。ドワーフの方にそんな義理なんざ無いんじゃないのかい?」


 がおー! なんてコワモテの顔を歪ませつつタギツちゃんを追い回して遊んでたギュゲスが、合間にそんなことをムギリさんに言ってる。


「ヒト族には分かるまいのう。我らは元を辿れば同じ精霊族の一族、言うなれば『少々仲の悪い兄弟・姉妹の関係』よ?

 であれば、どれほど嫌い合っても殺意に至ることなど有り得ぬし、それがエルフ王女によって引き起こされたという親族の災禍であれば、生き残りを保護するのもまた親族の努めであろう」


 そんな風に言葉を締めたムギリさんが沈痛な顔をしたんで、オレも、殺された実弟、ロッドのことを思い出して涙ぐんじまった。一隊を率いるアタマ張ってるってのに、弱み見せるなんざみっともねェ。


 ――ロッド、待ってろよ。姉ちゃんもうすぐだからな。かなり近くまで迫ってるはずだ。アイツの……、シルフィン・フェイの喉笛掻っ切るのはオレだ。


「エルフ王女、ってのがシルフィン・フェイなんだろ? 双子の王女で不吉って呼ばれたんだったか」


 オレの疑問に、暗く沈んでいた風のムギリさんが目を瞬せながら返事してくれる。


「――ああ。確かに、エルフ王国を訪れたヒト族の王エルガーがそのような予言を口にしておった。奴はシルフィン王女の知己で、妹君のシフォン王女とも懇意だった。

 奴にエルフ王国と敵対する意志などなく、我らドワーフ王国とも同盟を結び……」


 当時を思い出したのか、ムギリさんの目から涙が溢れて、頬を伝った大粒の涙が伸び放題の髭を伝ってぽたぽたと地面に流れ落ちるのが見えた。


「すまん、歳を取ると涙もろくなっていかんな。……奴は確かに獣人、魔物、竜族、神族全てが平等な大陸全土規模での平和な統一を望んでいた。

 その中心はアゼリア王国で、当時はまさしく『人界の王』の異名もその通りだったように思う。初代の盗賊ギルド統主すら、奴の理想に共感し大陸公路を敷いて協力した」


「すげぇ男だったんだなぁ、エルガーつったか、そいつ。まぁフープさんの方がすげぇんだろうけどよ。

 んで? なんでそんな大偉業やった『人界の王』の名が今じゃすっかり忘れられてんだ?」


 ばさっ、と樹の上から降り立ったお嬢さん……、人妻になってまでその呼び方はやめろ、って叱られたんだった。


 シェリカ……、ああっ、呼び捨てしろって言われたけどマジ慣れねェ。いいや、シェリカ姉。


 シェリカ姉が唐突に樹上から降り立って来たんでみんなびっくりしたみたいだ。シェリカ姉は上から周囲探索してたんだよな。


 オレに目配せして来てるから、とりあえずしばらく進路に問題はなさそうだ。


「おっと、済まねえ話の腰折っちまったか? アタシゃときどき策敵で本隊離れっけどよ、話の内容はタギツ経由で把握してっから気にしないでくれ。

 ――ほらタギツ、抱っこしてやっから姉ちゃんとこ来な?」


「規格外すぎるの、忍者の探索能力というのは。ワシの知っておる盗賊ギルド直属の暗殺者とはずいぶん違うようだ。

 アレは意思なき殺意の具象化、であったからの。同じ忍者でも話の通じる忍者の方が安心するというのは不思議じゃの。


 ……そうじゃ、エルガーの話だったな」


 胸の途中まで伸びた髭をくるくると左右の指で弄びながら、ムギリさんが話続けてくれっけど。


 それ癖なんだろうけど、それやるから髭がそこら中に絡まるんだと思うぜ?


「エルガーは一介の冒険者として出発し、仲間たちと共に数々の迷宮を攻略し、そこで培った世界の成り立ちの知識、神々の宝物などからの知識を得るうちに、あるひとつの疑問に行き当たったのだと言う。


 ――その疑問が何かは、エルガーと最後の旅路を共にした六人の冒険者。

『人界の王』エルガー

『剣聖の神器』シーナ

『剛拳の神器』ラグナ

『竜弓の神器』レムネア

『風のエルフ』シルフィン

『水のエルフ』シフォン

 ――この六人しか知らない、と伝えられておる」


 ムギリさんが足を止めたんで、オレらは自然とムギリさんを取り囲むような位置関係になった。


 オレらの顔を一人ずつ見回したムギリさんがそのまま、言葉を続けてくれる。


「正確に言えば、六人の中に神器が三人居るのだから、他に三柱の神使が居るはずなのだがの。

 竜弓の神器レムネアの神使、タケミカヅチしか伝わっておらぬ。そのタケミカヅチも、エルガーと共に消えた」


「そう、そこが分からねえ。そんだけの大偉業を成し遂げて、いや成し遂げられなかったのかもしれねぇけどよ。

 それでも、大陸公路やアゼリア王国の初代国王って伝説に関わりのある中心人物とそのパーティの伝承が全然伝わってねえのはなんでだ?」


「伝わっていない、のではない。徹底的に消されたのだ。……故に、我らのように実質寿命のない一族に口伝の形でしか残っていない現状になってしまっておる」


 大きくため息をついて、ムギリさんは脇に転がっていた倒木に腰を降ろした。


「長い話になる。ドワーフ王国はもうすぐそこじゃ。疲れを癒やすために休憩せんか?」


「――早く話まとめてタクミの本隊に戻りたかったんだけどな。……時間潰ししなきゃいけない理由があんだろ?」


 オレの疑問に、ムギリさんは小さくて筋肉が圧縮された全身を震わせて笑ってくれたんで、どうやら正解みたいだ。仕方ねえ、付き合うか。


 エルフの森の半ばほどで、オレらは野営することになった。



――――☆――――☆――――☆――――☆――――☆――――



「火を使わぬのは予想外であったの。理由を聞いても良いかな?」


「単純に、オレらのアタマが極端に炎を怖がるんで、火を使わない生活を心がけてるうちに全然火を使わなくても快適に過ごせるように最適化されたってだけ」


 簡易型の六人テントの中で、中央に置かれた重力魔法の加熱機から来る生暖かい風を受けた全員が円座に座ってる。


 タギツちゃんはシェリカ姉に抱っこされたまんまそろそろ眠そうだし、慣れない森を初めて歩いたリッティはもうギュゲスの腕の中で熟睡してる。


 オレらほど旅慣れてる人間は、この中じゃオレとシェリカ姉とギュゲスだけだったな、そういえば。


 ギュゲスは傭兵だから国外派兵であちこち巡ってたから当然っちゃ当然で。


 リッティはアゼリア王国出身で、元は神殿護衛騎士団のヴァルキリアだったから基本的には所属神殿から殆ど離れられないし。


 同じく神殿で箱入り娘やってたタギツちゃんもそうだな。街にはちょこちょこ買い物に降りてたらしいけど。


 ミリアムは出身が森の国土だから森は歩き慣れてるとは言ってたけど、全身鎧のフル装備じゃやっぱり辛かったみたいだな。


 ってか、騎士の誇りだかなんだか知らねえけど、鎧の重みに負けて疲れてるくらいなら脱げっての。


 こりゃ、そのうち強制的に軽装備に改変させるくらいの命令しないとダメっぽいな。


 あんまし命令すんの好きじゃねえけど、コイツ、ガチガチの上下関係絶対服従娘なんだよなあ。


「代わりに直接火を使わない魔法の開発が進んだんで、火は燃やすし強い光出すし酸欠起こすしでいろいろ不便もあったからねー。

 こっちの方が安全で、あっしら重力魔法専門の傭兵団が戦場で使うにゃ便利がいい、って解ってからはもうコレなしじゃダメっすねー」


 コレ、ってギュゲスが指差してるのが、コイツが動かしてる加熱機。


 二層に区切った鉄缶の中に重力渦と制御魔法陣を入れて、中で仕切りを往復させて空気を圧縮して温める構造で、その発生熱を利用して暖房や調理に利用出来る万能魔法具。


 ……って説明をタクミに受けたけど、頭の悪いオレにはさっぱり原理は理解出来なかった。


 構造は簡単だし魔力込めればほぼ誰にでも動かせられるんで、一応オレも特別にタクミがオレが使う専用に組んでくれた奴を持ってるけど、なんか使うのが恥ずかしいんであんまし人前じゃ使わないことにしてる。


「普通の傭兵は重力魔法なんざ使えねえ、っつか、そもそも重力魔法の使い手が10人以上で傭兵団組んでたのってオマエらだけだろ。

 重力魔法の使い手自体が大陸全土で20人居るか居ないかってくらいに珍しい、それが傭兵団組んでるのって暗く重き渦しか居なかった、って聞いてるぜ?」


「まぁねぇ、初代の親方が重力渦を発見して使い方を工夫しなかったらあっしらは未だに魔力不足の一介の戦士やってたか、そこらの戦場でとっくに死体になって転がってたでしょうねー」


 重力魔法と他の魔法の決定的な違いって言うのが、魔力と効果の変換効率が100%に達する、っていうんだっけ。


 それ自体は凄いんだけど、重力魔法ってのは基本ただ単に重力を強くするだけしか効果のない単純魔法で、それなりに便利に使ったり攻撃や補助に使うには経験とコツが必要なんで殆ど広まってない、って聞いてるな。


 オレは会ったことないけど、ギュゲスやタクミの師匠だったっていう親方さんが発見した重力渦の原理ってのが物凄い魔法理論で成り立ってる重力魔法の基礎で究極、って奴らしい。


 コレを出せるかどうかで効率が桁違いに変わるし、この真理を知ってて重力渦として出現させることが出来れば無条件に暗く重き渦傭兵団――、今じゃ聖神軍団だな。


 つまりオレらの幹部級になれる能力を持ってて兄弟扱いとして認定されるそうだ。


 一番若くて今んとこ最後の兄弟なタクミが団長になってる、っていうのが不思議なとこだな。


 まあ、アイツはいろいろおかしいからな、思考も発想力も武力もだし、存在も神そのものだし。


 ……あれ、アイツ一体何を司ってる神なんだ、そういえば?


「この機械はなかなかに不思議じゃの、王国に着いたら王に献上させて貰えんだろうか?

 魔法と道具の組み合わせ、という機構は本来、我らドワーフが古来より得意とするものじゃが、この魔道具はワシらの知らん技術が使われておる。非常に興味深い」


「いいよ? まだ複数持ってるし、ってか構造が単純だからすぐ作れるし。

 あ、魔法陣は本国のクシナダさんが描いてるから、他国で使うなら使用許諾契約しないと動かないかもな?」


「クシナダ? クシナダヒメか?? なんと、まだ実体をお持ちで現世に居られたのじゃな。

 千年以上もお隠れであった故、もう現世を見限られたのじゃと思っておったわ。なるほど、長生きはしてみるものじゃのう」


 長生きってかアンタら生半可なことじゃ死なないだろ、って突っ込みかけて、その「生半可なことじゃ死なないはずの精霊族の片割れなエルフ族が滅びかけてること」に思い至ったんで、突っ込むのはやめといた。古傷抉るようなもんだよな。


「そうじゃ、エルガーたちの辿り着いた疑問と、何故エルガーたちの功績が失伝したのか、であったな。――それにはエルフ王国滅亡の理由が深く関連しておる。


 ……これも重力魔法か? 興味深いな、食料を圧縮して水抜きした上で乾燥食として持ち歩いておるのか。水で煮込めばすぐに食えるとは、塩気の強い乾燥肉よりも簡単じゃのう」


 さすが酒と食物に目がないドワーフ、初めて見るはずの乾燥麺に食いついたな。


 これもタクミの発案で、クシナダさんとティースが開発した、今んとこオレらの軍でしか食べてない携行食で。


 塩漬けの乾燥肉や燻製よりも調理が簡単で生に戻すのが早いってんで、いろんな食材を乾燥させてみてバリエーション増やしてるとこなんだよな。


 なんで小麦麺なんていう珍しい食い物を最初に試して、しかもそれにすげえ時間かけてやたらこだわったのかは全然理由が分からねえんだけど。


 アイツ、ほんとときどき意味不明すぎ。


 あと、重力熱魔法の逆魔法で凍結させる食品も開発中なんだっけ?


 かちかちに凍った食材なんかオレは食べたくもねえけど、タクミがやたら執着してたんだよなあ。


 あいすくりーむ? とかいう菓子も作れるらしいけど。冷却魔法が高度魔法なんで貴族専用の高級菓子なんだとさ。


 そんなお高い菓子なんざ興味ねえんだけどさ、アイツはオレとティースに食べさせたいんだと。……くぁー、恥ずい、畜生。


「おーい、リッティ、起きなー? 寝てもいいけどー、とりあえずちゃんと飯食ってから自分のテントに帰って寝ようなー? ここで寝ぼけると恥ずかしいぞー?」


「うにゃ? ギュゲスだいしゅき……」


「言ってるそばから寝ぼけんなよー、おーい??」


 リッティは寝起きで幼児化するって聞いてたけど、なるほどこれか。全員に笑いの妖精が伝染しまくってるわ。


 可愛いもんだよな、歳はオレとあんまし変わらねえはずなんだけど、妹分ってこういう感じなのかね?


 とりあえずムギリさんとの話の続きは、たっぷり腹ごしらえして落ち着いてから、ってことになった。



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