決着!(/最終回/)
そんな、雷虎が…、やられた。
「超ウケる。この程度かよ。アハハハ、超絶ウケる」
と、アザエル。ナメやがって。俺が、と、戦おうとしたら、
「刃!僕が、ヤルよ!!」
と、零が止めた。すると、華子さんが、
「零!この式神を使いなさい。あなたなら、使えるはずだよ」
と、零に式神を四枚渡した。
「零!気をつけなよ。何かあったら、俺も戦うから」
と、俺が言ったら、零が笑顔で、
「うん。お願い!」
と、言った。
「感動のシーンなのかな?超ウケるんだけど。勝てると思っての?アハハハ、伝説級にウケる」
と、アザエル。さっきから、ウケるの使い方が変。
零が四枚の式神を出し、
「炎の章!、水の章!、風の章!、地の章!」
と、四枚の式神が消え、
「四属性化!!」
と、零の体に赤と青、緑、そして、茶色を纏う。
すごい、かなりの霊力だ。
「なにそれ?超ウケる」
「千光矢」
と、千本の光の矢が零の周りを囲んだ。
すると、零が、
「ムダだよ。四属性竜巻!」
と、四つの色を持つ竜巻が、千本の矢を吹き飛ばす。
「炎手!、水手!」
と、零の右手が炎を纏い、左手が水を纏った。
「しかたないなー。アレを使うか。
「荒野の悪魔!現れよ!」
バカデカイ(50メートルくらいの?)、巨人が登場。
「本当は、使いたくねーけど。超ー、暴れるから。超ウケるよね」
荒野の悪魔のパンチ。
ダバァ!!
零は、避けた。
そして、炎手のパンチ。ドカーン!
さらに、水手のパンチ。バドーン!
さらに、繰り返す。ドカーン!、バドーン!、ドカーン!…。
遂に、荒野の悪魔は、消える。
「なっ!超ウケない。アハハハ、負けるかよ…。
「闇光大剣!!」
闇の中に、輝く光のバカデカイ(50メートルくらい?の)大剣を
アザエルは、
縦に零、目掛けて、振るう。
「地壁!」
と、零は、大剣の倍はある、大地の壁を出してガードした。
大剣は消え、零は、さらに、
「風波動砲!」
と、アザエル目掛けて、風の波動を出す。
ドバーン!!
「そんな…、俺が負けるなんて…、ちょ…超絶ウ…ウケない…」
と、アザエルが消えた。
「刃!勝ったよ!!♥イエーイ!」
と、超笑顔の零。
いつの間にか、四属性化を解け、式神も元に戻っていた。
「華子さん…。雷虎は?死んだですか?」
「死んでないわよ!ギリギリで私が戻したんだもの。本当にセーフだったわ。ほら♥」
と、雷虎の式神を見せる華子さん。
コレで、終わったんだ。
雷神刀は、俺が貰った。
「いいんですか?華子さん」
「ええ、イイわよ。そのかわりに零をヨロシクね♥」
「雷神刀を貰わなくても、仲良くしますよ」
零が紅くなってたが。
とにかく、この件は、終わったんだ。
そうだ。
俺達は、戦い続けるんだ。守りたいモノがある限り。