表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いまのキミは雷術師  作者: Y
第1章 生き残り
2/4

もう一度のチャンス

「どうも皆さん、私は女神と申します。」


ここにいる全ての人間が戸惑っている中宮殿の広間に女性の声が響き渡る。

全体に響き渡る声だ。

そこに目をやると何もない。

他の人間は急な声の出現でわけがわからないという表情を浮かべている。


「私の姿は目視できません、あなた達とは格が違う存在です故に。」


女神はそう前置きすると話を続ける。


「あなた達は生前良い行いをして死んだ者たちです、そこで私はチャンスを与えようと思ったのです。」




チャンス?どういうことだ?? と周囲の人々は質問を投げかける。


女神は話を続ける


「そう、生き残りをかけたゲームです。

あなた達全員をもう一度生き返らせるのは無理なのです。そんな力は私にはありません。

しかし数人程なら生き返らせることができます。

そこでもしもう一度生きたい、まだやりたい事がある、というのであればこのゲームに参加して下さい、もう一度生を与えます。

もういい十分だ、悔いはない、という方は左の階段をお降り下さい。」


それを聞き何人かは横の階段を降りていき、女神の説明が始まった。


「今の降りていった人間をぬくと今の人数は大体2000名程です。

この説明が終了後、一分たつと荒野に転移しスタートです。

ゲームとは生き残りをかけたデスゲームです。


人々は顔が少し青くなっている。

彼らは悪人ではない、勿論人を殺したこともないだろう。

なぜならここに来てるのはさっきの女神の説明のとおり善をなした人間だからだ。


女神は続ける。


「武器は用意してあります、好きなものを転移中に選んでください。

騙そうがなにをしようが数人になれば良いのです。目安は三人くらいですかね。

死んだら 無 でおしまいです。

では、ご武運を…。」


「マジかよ…、幸運なのか不幸なのかわかんねぇなこれ…。」

と、龍はつぶやいた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ