第一話
ハロハロー!なんやかんやで神様(笑)たちと大戦争してギリギリだったけど勝利してきた未琴ちゃんだよー!
今回は、そんな神々との闘いが終わった後から始まるお話。世界観はいわゆるファンタジー、理不尽や不条理にあふれた世界なのですが。
私に対する、理不尽なんてゆるさない!
はじまります!
※
「やっはー。おおきいねー!」
私はいま、大都市アルデバランに来てます!
その特徴はやはり、要塞とも言える程の堅牢な防護壁でしょう。遠くからでも目立つほどの高さでありながら崩れないように計算され、都市の外周を完全にカバー。
なんというか、すごくお金かかってそう。
でもここはかつて、魔物との戦争の最前線だったそう。だから防護壁がしっかりしたものなのも納得です。あ、とはいっても今は魔物の被害は田舎でもほとんどないみたい。
ていうのも、魔物との戦争がおわり、魔物の生態や弱点が情報として各地に広まってから、魔物の脅威はだいぶなくなったの。
それでも弱い魔物は発生するし、突然変異とかにも警戒しなきゃいけないから、完全に被害がなくなった訳ではないのだけれど。
「さて。おいしいものでも探しに行きますかー!」
楽しんだもの勝ち、ってね!