誰か俺に策を授けてくれ
「サノス様、現状の把握からしましょう、まずはこの前我が国と戦争をした隣国のアルネス王国ですが我が軍の活躍もありかなりの痛手を負ったとのことなのでまたすぐに戦争を仕掛けてくることないでしょうが時間の問題といったところでしょう、国の防衛の為にも軍の再編成とそれに伴う金策が最優先となってきます」
軍と金か、、、問題はシンプルだが今の俺達にとっては攻略難度SSくらいの問題だな
軍の再編成には人数とそれを率いる将軍の役割を果たす人材が必要になってくる
「今の軍の詳細を教えてくれ」
「現在すぐに動ける我が軍の総数は1万人程でそれを率いることのできる能力を有するのはジノと言う将軍1人となります」
「な、な、なんだと!?たったの1万と将軍1人⁉︎」
完全に詰んだ。聞けばこの世界には7つの国がありそれぞれの軍の数の平均は10万程いるらしい
1番多い国だと30万はくだらないそうだ
そんなの負け確じゃねーか!!
どうする、、この世界の文明はおそらく中世ヨーロッパ程度だろうつまり俺の知識や発想でこの不利な状況を打破できるかもしれない!
そういえば!なんかの漫画で見た気がする!軍は数ではなくそれを率いる将軍と個々の能力が重要!
まあ漫画の知識だからあてにはならんが、、、、まずは現場をよく知るジノ君に話を聞こう!
ルドに頼みすぐにジノ将軍を呼んでもらった
初めて将軍を見るが部屋に入った瞬間に圧倒される覇気を感じる
これが将軍、、なんだか大企業のお偉いさんと商談する時を思い出すな
「お初にお目にかかりますサノス様、この度は私の能力不足でお父上を亡き者にしてしまい誠に申し訳ございません。サノス様の命令とあらば直ぐにでも腹をきる所存です」
ん??待て待て待て!!君だけが最後の希望なんだ!!
部下に信頼されるにはここは威厳を保たねば!!
「ジノ、我が父と共に戦ってくれたこと、そして生き延びてくれたこと恩にきる。父が死んだのは貴公のせいではない、だが生き延びたからには私とこの国の為に戦ってほしい、頼めるか?」
俺らしからぬ言葉だが正直これは本心だ
「なんと、なんと勿体無いお言葉、、、この命にかけて誓いますこの国の為に全てを捧げると!」
「恩にきる、早速だが聞かねばならぬことがある、今の軍を立て直すのに何か策はないか?」
こう言うのは現場の意見を聞くのが1番手っ取り早いとよく会社の先輩に言われたっけ
「はい、私に策があります」




