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世界変動 ~Y.Tsekaihendou~  作者: 深内 学
第一部 第一章 ー全ての始まりー 
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5進みゆく現在(いま)

作中最強登場

「おはよう」


「おはようございます」


俺は、筋肉を伸ばすため大きな背伸びをした。やはり床で寝るのは初めてなので肩も凝る。固いところで寝るのはもう嫌である。そんなことは置いといて、玲奈はよく寝れただろうか。先ほどの返しからしてよく眠れたのだろう。


「玲奈は留守番な」


「...わかりました」


「おう頼んだ」


すぐさま準備をすることにした。そういえば美黒が今日は部屋に入ってこない。寝坊か?たまにはそういうのもあるだろう。カバンを背負って学校へと歩く。


歩きで10分程。昨日は時間が無かったので走らざる負えなかったが。腕時計を見ると学校のSHR(ショートホームルーム)の時間には余裕で間に合う。その時


「久しぶりだな」


ふっと後ろを振り向くと人が立っていた。俺のことを知っているようだ。


「どなたですか?」


「あれ?もしかして忘れちゃったやつ?」


「いや普通に知らない」


「いつも一緒に遊んでた(本気戦闘)こともか!?」


「何のこと?」


「まじか」


俺にとっては赤の他人だ。普通に覚えてない。覚えてないというかそもそも知らん。


「俺、学校あるんで行ってもいいですか?」


「ちょっと待て」


「何ですか」


「遊ばない?」


「犯罪を犯す人?」


「いや違うよ。そうだ。すこーしだけ戦わない?」


「なるほど。.....では学校があるんで」


「待ってまじで待って」


何故か俺を呼び止める。俺はずっと呼び止められたら学校まで来そうなのでちょっと面倒くさいが戦うことにした。


「じゃあ少しだけ」


「おお、受けてくれるのか」


「たった1分くらいでいいですか」


「いや、15秒だ」


「はあ。わかりました」


とても短い時間の戦いだ。自分の力に自信があるのだろうか。曲者ということはわかる。そいつからは何かのオーラを感じるのだ。そんなこと思っても何も分かんないので直接戦ってみよう。


「ではこちらから」


「どーぞ」


もう立ち方が堂々としすぎて隙だらけだ。俺は足を踏み入れ地面を蹴る。そしてそいつの腹に一発蹴りを入れる。だがふっと力が抜けるかのように完全に空ぶった。


「タイミングが遅いな」


俺は焦らず次の一手に出る。次は天王星型攻撃。俺がつけた技。横倒しになるように体をターン。そして遠心力を使い攻撃の当てを強くする。しかし、これも読まれていたかのように、簡単に避けられる。


「前の方が面白味があったぞ」


ちょくちょく言ってくる。前ってどういうことなのだろう。今は考えない。次である。次は手の攻撃。そいつの方向に拳を振る。それを受け流すかのような身のこなし。拳を何度も振っても当たる気配もなく受け流され続けている。


「やっぱり、あいつらに似て戦いの慣れは凄いな」


そういえば一度も戦ったことが無かったのに戦いに集中もできるし妙に落ち着いている。これは自分の体なのに自分のじゃないような感じである。


「くっそ」


「おっと息切れか。どうしたこんなもんじゃないだろ」


どんな物理攻撃も効かない。ならばスキルを使うだけ。切り札を使う。俺は力を凝縮させ「時空平線」を使おうとする。


「おお。かっこいい。けど......」


「時空平線」


「それじゃ私には勝てない」


空間を創り出すスキル。それを難なく止めてきた。限界のようだ。

空間そのものを止められてしまった。


「時空平線」は使うとき大幅な集中力と身体を使う。そのためスキルの反動で動けなくなる。


「おいおい。大丈夫か」


「まあ、ぼちぼち」


「強くなれよ。前はもう少しよかった強さだった」


「よかった強さってなんだよ」


「ところで、本当に私のこと覚えてないのか」


「あったような気がするようなしないような」


そうこいつとは、どっかであったことがあるような気がする。どこであったのかは覚えてない。そもそも俺の勘違いの可能性がある。


「忘れてるなら、言おう私の名前はボリアマ」


「ほう、外国人の方かな?」


「違う違う。よく間違われることだから言っておくけど外国人じゃないよ。さらに男じゃなしあ!それと私神だから」


「男じゃないの?かっこいいから男かと思った」


「うん。よく言われる」


「そうですか。というか何の神?」


「唐突だね。まあこの宇宙の神かな」


「この宇宙を統べる人ってわけか」


「そゆこと」


「これでいいか。学校あるから」


「それで行けるのか」


「そういえば体痛いんだった」


歩くと体に激痛が走る。一瞬で地べたにこてりと座る。座っているだけでも痛い。なので


「ボリアマ学校まで運んでもらえないか?」


「別にいいぞ」


ボリアマは、俺の服をつまんで最後にこう言った。


「やっぱり強くなりたいだろ」


「うん」


「私の友人で凄い神がいるからそいつに稽古をしてもらったらいい。明日休みだろ。明日私が9時に迎えに来るから、準備しとけよ。それと飲み物は沢山いるぞ」


「ん?何で」


「よしいけ」


ボリアマは腕に力を入れ俺を学校の方角に向かって投げた。俺は吹っ飛ばされ学校の門の前に着地した。


「あいつ思いっきり飛ばしやがって。でも位置は完璧」


「あれ、界野じゃん。早いね」


「そうか?」


「早く教室行ってあいつら(最賀、伊達、夜空)を驚かせようぜ」


「驚くか?」


俺と宇里は教室へと向かう。宇里の足が少し速いような気がした。

よほど、驚かせたいのだろう。


そういえば、激しい激痛があったはずなのに、痛みが消えている。

「時空平線」による反動は「虚間空間力」では治せない。


なのに、ボリアマはあっという間に治していた。

これが差って奴かな。


そう考えているうちに教室についた。そしたら


「あ、界野遅かったな」


「「あれ?」」


なんと最賀、伊達、夜空が先についていたのだ。


「こっちの方が早かったな」


「そうだな」


「何の話してんだ」


「「何でもない」」


俺は席に座り、教科書を取り出す。まだみんなはそれぞれの友達としゃべっているようだ。俺が今しているのは一人でスキルの応用を考えている。


「時空平線」の何がいけなかったのか。体の負担を減らしたいが、力が弱まる。体の負担を大きくしたら力が強くなる。逆に体が壊れる可能性もある。


そういえば、体の痛みが治っていることに気づいた。ボリアマだろう。ボリアマが何かのスキルを使い俺の体を回復させてくれたのだろう。いつの間に。


「虚魔空間力」でもここまでの回復力はない。さらにすぐ治す速さもない。ボリアマレベルになるにはどんなことをすればいいのだろうか?


やはりスキルの応用か?


「どんな応用が必要だろう」


最初の課題は、応用の方法を見つけること。次はそれを使いこなせる力はどのくらいなのか。そして最後は実践だ。実践は前の2つが出来ていないとできないものである。


どうしたら出来るのか。それを考えている。考えるほど分からなくなる。やはり難しい。数学の問題などでも天才は新しいものを作り続ける。


例えばリーマン予想、フェルマーの最終定理などだ。これを作るには何かの材料が必要だった。本や数字それぞれに疑問を持ったからこそ仮説という定で問題を作ったのだ。


話がずれたが、簡潔に言うと応用の仕方は何かのきっかけでわかるということ。または新しい発想が生まれたりもする。


「まあ、そうなると......」


「はい、席ついて」


俺は先生の声がしそちらを見た。思ったより集中していたようだ。やはりのめり込むと周りが見えなくなってしまう。いいことなのか悪いことなのか分からんが。そう思うと思い出したのだ。


「そういえばボリアマの友が稽古を明日つけてくれるって言っていたな」


これは何かのきかっけになるかもしれないと思い明日だがワクワクしてきた

明日のことを考え続けているとどんどん時間が進んでいく。飯を食う時間もそのことしか考えていなかった。


「界野大丈夫か」


「だめだただの屍のようだ」


「どっかで聞いたことがあるフレーズだな」


と周りからも心配されていた。

時がたち、学校が終わった。俺はすぐさま家へと走っていった。




お読みいただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

タイトルは意味不明だと思いますが、これは物語を追うごとに明らかになっていくので

私の投稿次第で分かる時期が変わります。

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