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世界変動 ~Y.Tsekaihendou~  作者: 深内 学
第一部 第二章 ー全ての始まりー 修学旅行編
36/44

35不穏な空気 ... いつものことか

すいませんでした。

一か月くらい休んでしまいました。いつものことですけどね。

「ああ、多分だけどそれはな......」


ごくりと俺はつばを飲み込む。

いったいどんなことが、加藤の口から出てくるのだろうか。


「一人称が俺様被りしてるからだと思う」


まあそうだろうな。有村の考えていることは。


「で、それ以外は?」


「まあスキルの件だ。無吉が久郷に対して対抗心を燃やしているのは知ってるだろ?」


「ああ」


「無吉が持つスキルに久郷があまり反応してくれなかったことに対して怒ってるんだと思う」


そういえば、有村は六田のスキルに対して、興味を示してなかった気がする。

やっぱ六田は興味を示してほしかったのか。


「それが俺様と久郷との関係にも起こっているんだと思う」


「なるほどな」


つまり、六田は有村が自分のスキルに興味を示さないことに対して、腹を立てて、興味を示してもらうために対抗心を燃やしていると。


有村は有村で加藤が自分のスキルに興味を示さないことに対して、六田と同じように腹を立てて、対抗心を燃やしているという感じかな。


うん。まあそんな感じがする。


「おう、おっと夕食の時間だ。集合場所に行こうぜ」


「あ、そういえばそうだったな」


俺と加藤は、夕食の集合場所へと動く。

机には、ご飯がずらりと並べられており、俺らのために準備してくれていた。


本当はホテルは休みらしいのだが、俺たちのためだけに営業をさせてくれていた。


だから俺らだけである。

二泊三日っていうことは二日間だけは俺らが貸し切りみたいだ。


食器の上にあるのは、トマトやレタスなどの野菜が並べられている。そして白ご飯とわかめとあげが入っている味噌汁。


そして、ぐつぐつと煮られている肉だ。

すき焼きかな?牛肉だ。


牛肉と一緒に食べる用のたれが置いてある。

俺たちは席に座り、手を合わせた。


「いただきます」


そして他の人達もそれを言うと、箸を持ち飯を口に運んでいく。


「さてとどれからいこうか」


~~~数分後~~~

「ごちそうさまでした」


ご飯を食べ終わった人は、部屋に帰る。

また二人が揃ったら、一人が会議室みたいなところに行って、明日の時間割と起床時間を聞く。


俺と加藤はもう食べ終わっており、加藤が行くことになっている。

その間は風呂とかを済ませておく。


客室に風呂があるとは。

俺は服を脱ぎ、風呂場に入る。


あまり今日は動いてないから、あんまり汗はかいていなかった。


「ふう、気持ちよかったな」


俺は風呂からあがり、カバンの中にある携帯を取り出した。

音楽とか聞いとこうかな。Vtuberの音楽に今ハマっているのだ。


右耳にワイヤレスイヤホンをつけて、加藤が帰ってくるのを待つ。

何分か経った頃、加藤が戻ってきた。


「あ、おかえり」


「おう、ただいま」


加藤は、俺に明日の時間割を教えてくれた。

起床時間は七時に間に合えればいいらしく、七時からご飯を食べることになっている。


そして八時半からは、しおりに書いてある二日目の日程通りらしい。


「おけ。わかったわ」


「オッケー。そういえばお前風呂入った?」


「うん。あと歯磨きだけ、あとは寝る」


「........」


「何?」


加藤は俺をじっと見ている。


「いや、お前っていうのも嫌だなあって思って何で呼べばいいかなって」


「界野でいいよ。というか前も言ったよ」


「そうだっけ?覚えてないや。まあ今からな界野」


「はいはい」


そういうと加藤は風呂場に入った。

加藤が、風呂に入っている間、音楽をつけなおして聞いていた。


ここにはテレビも配備されており、地上波なら見れるようだ。

ニュースとかも見たいので、音楽を切って携帯をベッドの端に置いた。


外からは、中の電気がついているかわからないので徹夜してもいい感じだ。

俺はせんけど。


見たいテレビを見たら寝ようと思っている。

ニュース番組を見ていると、加藤が風呂から上がってきた。


「界野何見てるんだ?」


「ニュース」


俺が座っているベッドの隣のベッドで加藤は寝ころんだ。


「今日はあっという間だったな」


「ああ、そうだな」


軽く返事をする。

その返事の瞬間、ガタガタと携帯やカバンなどが動いた。


「地震か?」


加藤は、その揺れに気付いた。


「そうかもな。地震といっても震度2くらいかな?」


「ちょっと揺れたな」


少し嫌な予感がしたけど気のせいだろう。きっと。

不穏な空気が流れてたけど、まあ大丈夫。


いつものこと。

俺のそういう予感は大体当たらん。


てな感じで、地震については忘れて、ニュースを見終わった俺はベッドに寝ころんだ。


しっかりと電気を消した。


「おやすみ」


加藤が俺に言ってくる。


「ああ、また明日。おやすみ」


俺は深い眠りに入った。


~~~時は(さかのぼ)り地震が起きる前~~~

???にて

「さてとそろそろ行くとするか」


グリカゴンは、???という場所から魔法陣を展開する。

それは転移であり、九州上空。


正確には福岡県博多市の上空。


空気抵抗の風がゴオォと音を立てながらグリカゴンに当たる。

凄い速度で落ちている。


「このまま降りても無傷だが気づかれないようにしないとな」


グリカゴンは、着地寸前足を曲げて反発を緩める。

少し地面が揺れた。


それが今さっきの震度2程度の地震である。


「ふむ、今は夜か。人気のつかないところにターゲットを動かしたいが、もうホテルからは出ないだろうな」


グリカゴンは、俺たちが泊っているホテルの前に立っていたが、背を向けてどこかにいった。


「先田日々喜と夜空麻利の抹殺か。夜が良かったがホテルをすべて破壊したら他のやつらも来るから面倒だ。班行動になった時に襲撃するとしよう」


グリカゴンは、夜空の抹殺を今日はあきらめた。


「だが、先田日々喜はいけるな」


そういうとグリカゴンは先田のいる方向へと向かって行った。

まるで先田の位置が分かるかのように...


エオンで最賀にあった後の先田は、参考書を買って図書館で勉強していた。

やっとその勉強が切りのいいところで終わったので帰っている最中だ。


「今日のご飯は何かな?」


先田は何時間も集中していたので腹が減っていた。

そして帰り道に、自分の目線から走ってくる人影が見えた。


こんな時間にランニングしている人がいるのかと思って、普通に素通りしようとした。


するとシュッっという音がする。

先田は自分の生存本能でその音から避けていた。


先田の髪の毛が数本切れる。

先田は驚くもすぐ冷静に戻る。


「誰だ?」


「これを避けるのか。流石あの方が危険視するだけはある」


すぐに先田は戦闘態勢に入る。

文房具や参考書などが入ったカバンを置く。


先田はわかっているのだ。

逃げてもずっと追ってくる。かといって話し合いは出来なさそう。


だからこそ返り討ちにするべきだと。

先田は柔道をやっていたので少しくらいは動ける。


さらに会話もできる。

会話していてわかるのはあちらの方が圧倒的強者であること。


今の自分が肉弾戦をすれば負けるレベル。

しかし自分にはスキルがある。


この戦力差をスキルで埋める。


「一瞬で状況判断をし、会話をしたか。流石だ」


「!?」


先田は驚く。その瞬間に自分の後ろにあいつが立っているではないかと。


「ハンデをやろう」


「ハンデ?」


先田はそれを言った数ミリ秒で後ろに蹴りを入れる。

しかしそこには誰もいない。


「私は一切スキルを使わん」


凄いなめられているような感覚が先田を襲う。

少しイラつく。


「それで負けても言い訳は無しだぜ」


「負けるわけがない」


先田のスキルを確認しておこう。

先田日々喜 16歳

「生命攻撃耐性」「物体作成」「元素能力付与」「無双」「限界身体抵抗耐性」「運動能力上昇」「最善思考」


この七つのスキル。

「生命攻撃耐性」は見たらわかるはず

「物体作成」は、「物質作成」とは違う。

物体はものや形で判断するもの。物質は材料の判断だ。


たとえばものは銃、材料は鉄としよう。

ものは物体、材料は物質という感じだ。


分からなければ感想に書いてください。


つまり銃を作ることが可能。

「元素能力付与」は元素の特性をあらゆるものに付与可能。


発動距離は、半径5m以内。

「無双」は五分のタイムリミットを設ける。


その間は無敵になり無効化が付く。

しかしタイムリミットを過ぎれば反動が大きく最大一日動けなくなる。


「限界身体抵抗耐性」

は身体強化などで体の限界が来てもそれを超える。


限界突破のようなものだ。

スキル「限界突破」とは違う。


「運動能力上昇」は見たらわかる。

「最善思考」は一番理にかなっている思考を選べる。


しかし言ってしまえば理にかなっていることしか考えれない。

このスキルにおいては、の話。


先田はグリカゴンとの肉弾戦の前に「運動能力上昇」を使い極限まで動きを上げる。


「こい!!!」


グリカゴンは構えに入る。

第一フェーズは一瞬で終わった。


グリカゴンに超高速で近づいた先田の拳がグリカゴンの腹に強く激突する。


しかし、グリカゴンはそれをものともせず先田に蹴りを入れる。

先田は強く飛ばされるも上手く衝撃を吸収する。


「まさか、この程度か?楽しませてくれよ」


「ふっ」


先田は笑みを浮かべる。

お読みいただきありがとうございます。

グリカゴン強いですね。実を言うとこの強さで下らへんなんですよね。(???のところではね)

アジスト極限開放状態とグリカゴン通常状態が同じくらいです。

もちろんグリカゴンも極限開放持ってますよ!まあ味方も強くなるんで。


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