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世界変動 ~Y.Tsekaihendou~  作者: 深内 学
第一部 第一章 ー全ての始まりー 
30/44

29有村久郷

夏休み編ではなく日常回です。

7月1日 金曜日

俺が寝た後、その一日後の、昼に起きてしまった。

とても寝ていた。俺の体の疲れが一気にとれたような気がした。


その日は、土曜日だったのでごろごろして過ごしていた。

勉強をするという気にはならなかった。勉強したくないなり。


そんなこんなで二日間は簡単に終わってしまった。

そして考えることになった。修学旅行の場所である。


俺はなんも考えていなかった。どこを選べばいいのだろうか。そんなことを考えていたら、、、、


「どうしてこんな時間になった、、、、」


何と二週間くらいたっていた。どこを選べばいいのかという候補はたくさん出ていたが決めれなかった。


俺はそんな感じで、思考を張り巡らせながら登校していた。どこにしようかなと。


そして、学校についた。学校では、まだ修学旅行の場所を話していた。


無駄な記憶をしない俺が考えているならみんな考えているだろう。


すると東京から遠いところに行きたいという話が出ていた。九州に行くか、近畿か、四国か、中国か、北海道か、の五つの地方になった。


大体すべてな気がするが、俺的には西日本に行きたいと思っていた。

多数決をとってみると、九州と北海道になった。


こんな真逆なことあるのだろうか。


「結局どうすんだよ」


有村がその言葉を発する。

どちらも譲らないので何かで決めるしかない。


話し合いは骨が折れそうだ。

じゃんけんにしておこうか。いややめておこう。


「そうだよな。結局こんな話しても決まらないな」


生徒の一人が、悟ったかのように言う。


「最終的に決定するのは、MVPとったやつだしな」


おっと、俺に回るか。

MVPの決定権て、えぐいな。


何でこんな制度つくったの?うちの学校。

今はそんなこと考えている暇はない。


クラスの目が俺に向く。

なので素直に言った。


「九州がいいな。俺は」


「じゃあそれにしよう」


てな感じで九州になった。

やけに早く決まってしまった。


この二週間はなんだったのだろう。

俺は渡されていた紙に、九州地方と書いた。


場所の指定は九州のどこかにしておいた。

あいにく九州地方の知識は持っていない。


その紙を先生に渡した。

こんな簡単に決めちゃってよかったのだろうか。


二週間考えてたのに、わずか数秒で決まったけど。


必ず九州地方にしたことに対して、納得をしていない人もいるようだ。有村である。

アジスト戦の初戦でやらかしたやつ。


なぜか外にいたやつだ。

納得していない奴は他にもいるが、分かりやすいのは有村ただ一人である。


俺は後ろから見ていた。

有村は北海道に行きたかったのだろうか。意見を人の意見とかも聞いておくと次から調整が出来るから話にいくことにした。


一時間目が終わり、小説を読みながらいつ有村に言いに行くか考えていた。

休み時間のことも考えると、いつ言うべきか悩んでいた。


昼休みに話に行こうかなと、軽い気持ちで考えた。


すると有村がやってきた。正確に言えば俺の方向に向かってきた。

俺は、後ろにも友達でもいんのかなというようなことを考えていた。


「おい」


有村が俺の方向に体を向けて声をだした。

俺ではなく後ろにいるやつに言ったのかな?と思い後ろを振り向く。


しかし誰もいない。


「お前だよ」


「俺のことか?」


「お前以外に誰がいるんだよ」


何しに来たんだこの人、、、と疑問に思ったがすぐに勘づいた。

場所のことの講義だろうか。


「何で九州にしたんだよ」


「唐突だな。いいじゃないか。俺は俺の素直な感情に従ったまでだ」


「じゃあ何ですぐ言わなかった?二週間も経ってんのによ」


「言えてる」


「思考は一瞬、決めるのも一瞬だ。そうしないと俺様みたいに納得しない奴が増えるだけだ」


俺様発言はいいとして。いいことを言っている。


だがあれは俺の素直な感情だった。行ってみたいという好奇心だった。、、が有村の話を聞いていると、一瞬で考えることは大事だ。さらに一瞬で決めることも。


それは揺るがない気持ちになっている。

自分を貫く。自分を信じるということか。


「俺様は、場所とかそういうのは考えてねぇ。お前が選ばれて決める権利を得た。それに対して何も言わねえよ。ただ決めるのがおせえのにすぐに素直に言う態度に腹が立っただけだ」


「なるほどな。もしかして隠れた正義感的なやつか?」


「知らねえよ。他人からどんな目で見られようが。俺様は俺様だけの人生を生きる。そう決めてんだ」


「九州に行くことには賛成ということか?」


「関係ないって言っただろ。けど、九州には俺様の友達もいる。それに関しては内心ワクワクしてるぜ。九州でよかったと思ってる」


「そうか。お前って本当はいいやつなのか?」


「勝手に思ってろ」


はっ、と有村は捨て笑いをしながらその言葉を発した。

自分の人生を進む。なんとも小説の主人公みたいな発言だ。


「んじゃあ一つ聞かせてくれ」


「ん?なんだ」


「お前の友達っていうのは誰なんだ?」


少し有村は言うのをためらっていた。

何か隠しておかないといけない理由でもあるのだろうか。

少しためらった後。


白井蒼(しらい そう)倉崎緑(くらざき みどり)っていうやつだ」


そういうと有村は自分の席に戻っていった。

俺は見ていた小説を閉じて、机の中にしまった。


有村の言っていた。白井と倉崎というやつはどんな人物なのか疑問に思っていた。

有村が少し躊躇った理由がわからないのだ。


結局言ってるし。

とりあえず、ひと段落ついた、、、のかな?


二時間目も終わり、俺は次の移動に向かう。移動教室なので教室から出ないといけない。

さらには俺は鍵をかけないといけない係。


職員室から鍵を貰い、教室へと向かう。

すると紙が落ちていた。


俺はその紙を拾い、鍵を閉めた。

鍵を職員室へと返したあと、歩いて移動する。


その紙を見て分かったのは、紙というだけ。


「なんて書いてあんだ?これ」


意味わからん文字が書かれていた。

俺は読めない。人間用じゃないことは確かだ。


この文字でわかるのは世界の言語ではないということ。

帰ってレナに見てもらうことにしようと思い、筆箱の中に畳んでしまった。


三時間目が始まった。理科だ。問題演習をするだけの時間だ。

考査もあと二週間へと迫っているので、その演習。


考査が終わってから一週間後の水曜日から夏休みの始まりである。

夏休みの終わりは9月1日だが、授業が始まるのは9月6日だ。


演習は、班を六人くらいに組んで問題を演習し、解けた人から教えていく。

俺は面倒くさいので最後らへんに終わらすことにする。


ちょっと難しい応用問題もあるし、解ける人少ないのでは?


molの計算も難しいし、原子量把握してないと解けないものばかり。

個数を求めよて。


まず最初に原子量から計算して1molを代入してもう一個1molの個数を作ってっていうのをすれば解ける。


これは簡単すぎるな。まあ俺は元素周期表が頭の中に入っているから、原子量とか、原子番号とか、記号とか、構造式とか、電子式とか余裕なんだけどね。


ゆっくりと問題を解き始める。そして40分ほど、時間が経った後俺ペンを置いて問題の答え合わせをする。


ばっちり満点。基本問題をちょっとだけ変えたやつだ。できないといけない。

そして終わった人たちが教えることによって無事にみんなが解き終わった。


三時間目が終わると俺はすぐさま鍵を職員室から取りに行った。

四時間目も簡単に終わり、昼休みになった。


大好きなエクレアを口にほおばりながら屋上へと向かう。

屋上の扉を開けて段差に座る。


そして弁当を食べる。


「いただきます」


俺はそういうとすぐに食べる。

栄養はちゃんと取っており偏らないようにちゃんと考えて作った。


また俺の自作弁当である。


俺は弁当を完食した。俺は、弁当をしまって、屋上に存在するちょっと高い家みたいなところの上にのぼった。


「あれお前何してんの?」


「あ?なんだお前か」


「俺の名前はお前じゃない」


「お前も俺様をお前って言っただろ。お互い様だ」


有村がそこに寝そべっていた。そういえば四時間目から有村いなかったような。

スキルが成長しているのだろうか。


全然わからなかった。


「いつからいるんだ?」


「四時間目の始まりくらいにもうここにいたよ。日向ぼっこするのが好きでな」


「そうか。まあいいや。睡眠の邪魔したねすまん」


「おう」


俺はそういった後、屋上にいるのはやめて、教室へと戻った。

有村は、本当に自由なやつだ。


まさに自分の人生を、突き進んでるやつだった。

俺は有村の言葉をリピートしながら、授業を聞いていた。

お読みいただきありがとうございます。

次こそは夏休み編を出させていただきます。

その前に短い考査の話がありますが。まあ一瞬ですけど。

ではまた次話で会いましょう


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