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世界変動 ~Y.Tsekaihendou~  作者: 深内 学
第一部 第一章 ー全ての始まりー 
20/44

20スキル持ちの弱点

公園で遊んだ後はカラオケに行くらしい。

水幸さんとの会話の間に勝手に決められていた。


まあ、俺は流されるままに行くけど。

というわけでカラオケをすることになった。


加藤と他の女子たちと俺たちは別々の部屋だ。

何故なら俺たちも加藤がいる部屋に入るとカラオケルームが狭くなるからだ。


結局、他の女子たちも多いから変わらない気がするけど。

因みに俺たちというのは、最賀、伊達、宇里、夜空、水幸さん、レナ、美黒と俺だ。


カラオケは二時間とっているらしく11時30分に終わる予定である。

因みに俺は歌わないつもりだ。


みんなの歌声を聴くとしよう。

意外と俺たちの部屋は賑やかだった。


もちろん隣の部屋の加藤や他の女子たちは賑やかだった。

が、賑やかすぎてちょっと引いた。


あっという間に二時間が経った。

みんながカラオケをしていた間、俺は携帯を取り出し新たなニュースを見ていた。


今の最新ニュースで、テログループが捕まったらしいのだが一人が簾内第二公園らへんに逃げてきているらしい。


警察もスキルを持っているはずなので簡単に捕まえれる。

しかし、警察だけがスキルを持っているわけではない。


捕まえる相手もスキルを持っているのだ。

結局スキルが無くてもいたちごっこは変わらないみたいだ。


カラオケ代をみんなで割り勘してお金を出し合った。みんなは次の目的地に移動する。俺は何も言わずに一番後ろに並ぶ。何か知らんが俺の癖なのだ。


公園、カラオケ(二時間程度)の時間だったので、次は何処なのだろうか。すると歩いて約十分ほどしたら目の前に巨大な建物が見えた。


どでかいショッピングモールだ。大勢で来ていたので、こういうところはいいと思う。俺はみんなについていき、中へと入っていく。


階層を見た感じ五階以上ある。とても広く店舗も多い。俺は目を輝かせながら、上を向く。高い階層に釘付けされていたら、みんながいなかった。


俺を置いていくことに躊躇が無いのかな?

もしかして俺に気付いてないとか?まあどうでもいいけど。


みんなは二階に行ったようだ。しかし俺は違うところに行くことにした。俺は五階の本屋さんに行くことにする。


俺の好きな本があればなと思ったので行くことにしたのだ。因みに俺の望む本は、プログラミングの本である。


どんなに高くても買うつもりだ。すぐに行かないと置いてかれるかもしれないので、早めに買い物をすることにした。


まあみんなは一階ずついくだろうからもう少しゆっくりしてもいいだろう。俺はプログラミングの本があるところへと向かった。


色々さがしていると、自分にふさわしそうな本を見つけることができた。俺は本を買うために店の会計場所に行った。


そして目的のものを買うことができたので、階を降りることにした。すると五階に上がっている人がいた。その人を俺はどこかで見たような気がした。


ニュースのテロ組織の一人に見えたのだ。俺の見間違いかもしれないので、スルーをした。そしてみんなを探しに行った。


すると四階にいた。危なかった。もう少し考えていたら、違うところに行ったかもしれないのでいいタイミングだった。


加藤らは、俺のことを見向きもしなかったが、宇里らは俺を見てきた。


「どこ行ってたんだよ?」


「ちょっと本屋に行ってきた」


俺は加藤率いる女子たちの後ろについていった。俺は誰よりも後ろである。するとレナが後ろに来た。


「どうした?」


「いや別に」


「楽しいか?」


レナは少し間を置いた。楽しくなかったのだろうか。そういう気持ちが俺の心にきた。


「そうですね、楽しいと思いますよ」


少しホッとした。公園では楽しくしていたのに、ここでは楽しくしていなかったのだろうかと疑念を持ってしまった。


「そうか。良かった」


俺たちは、四階の買い物をすることに。筆記用具の買い物らしい。俺は何も買うものがないので付き添いだけだ。


レナも見ているだけだ。美黒は、勉強のためか選んでいるようだ。俺は店の外に出た。みんなが来るまで待つことにした。


最賀が何故か店の中から出てきた。


「どした?最賀」


「買うもんなくてな」


どうせなので最賀と話すことにした。何もやることがないなら、話せばいい。ぼっちだったら、ルービックキューブを回せばいい。


「この後はどこ行くんだ?」


「そうだな、五階、六階て感じで一階ずつあがる感じだ」


もう少し補足をすると、五階には本屋などの文字が多い店がある。六階はご飯などが食べれる場所だ。ゲームがしたいなら三階だ。


「そうか、まあ今12時くらいだな」


「もう飯か」


最賀と飯の話と、今後に対してについて色々話していたら、みんなが出てきた。みんな満足したような顔だった。


とりあえず四階の用事は終わったらしく五階に行くことにしたらしい。そうと決まればまた一番後ろに並ぶ。


-五階-

妙な歩き方をする人がいた。その人はテロ組織の残党だ。その人はバレないように下を向き続けている。左手ポケットには銃が入っている。


その人は探していた。人質にしやすそうな人を。周りに視点が動いてない人。自分を警戒してない人ほど人質にしやすい。


そのためそういう人を探している。すると四階から上がってくる人を見つけた。加藤らだ。その人は一人の女子に目をつけた。


水幸黒音である。とても自信がなさそうな姿勢をしているからだ。だからその人は、近づいていく。

加藤らが本屋に入っていくと水幸黒音もそこについていく。


その人はそれについていき水幸黒音の首を右腕で絞めてその人は左手で銃をポケットから出した。


そして水幸黒音のこめかみに銃を突き付けた。


「抵抗するとこいつを撃つ。全員手を上げろ」


本屋にその声が響き本屋にいる全員が気づく。

あいにく本屋は自動ドア以外の逃げ道は無い。


-上竹界野視点-


俺は一番後ろに動き、加藤達についていく。

本屋に行くみたいだ。俺はもう本屋で買いたいものを買っていたので用はなかった。


けど他にも俺の好きそうな本があるかもしれないのでプログラミングとは違う場所へと移動した。


すると男の大きな声が聞こえた。


「抵抗するとこいつを撃つ。全員手を上げろ」


俺はその男の死角におり、男は俺を見ることが出来ていない。俺もその男が見えていなかった。


「何がしたいんだ?」


この声は加藤だ。

多分その男はテログループの一人だ。


多分、ナイフか銃、もしくは他のもので人質を取っているのだろう。

こいつって言っていたし。


俺のところからはその男がどこにいるのかわからない。

棚に隠れてこっそりとその男の顔と人質に取られている人を確認しようとする。


「おい、何動いてやがる」


バンッ


銃弾は俺の方向へと来ていた。

ゴリッ、っとその音を立てた。


あぶねええええええええええ。

もしもの時のために「未知空間」を展開していた。


未知の武器に対してこういうのは大事と考えていたので腕にだけしか展開できないがそれで体を守っていた。


その考えがなければ心臓直撃だったかもしれない。

というか何故俺の動きに気付いた?


とりあえず銃で撃たれたことにして倒れてみる。

男は加藤に銃を向けた。


「そういえば、何がしたいんだ?と言ったな」


その男は嘲笑した。


「まあお前らには分からないだろうな」


男は笑みを浮かべる。加藤達に集中している。

ということは男は俺が死んだと思っているみたいだ。


なので好きに動く...わけにはいかない。


多分俺の動きがばれたのはスキルの力だろう。

耳の強化か、人の場所の把握だろう。


というか何で本屋で人質をとった?外から丸見えな気がするが。


しかし外にいる人は気づいてないみたいだった。

というか人が本屋から遠ざかっているように見える。


これもスキルっぽいな。


「俺の目的は不老不死だ」


「不老不死?不死じゃなくてか?不老はもうあるだろ。寿命を喰われているんだぞ」


「ん?ああ、そういうことか。ついでにいいことを教えてやる。結局スキルがあっても無くても人は必ず同じ場所同じ日時で死ぬんだよ。スキルは日々進化し続けいつかは体を蝕む悪になる。そして蝕む悪に耐えきれなくなった人はスキルに喰われて死ぬ。俺が望むのはそれじゃない。完全な不老不死だ」


完全な不老不死か...無敵やん。

というか気になったのは男の言葉だ。


スキルは寿命を喰うっていうのは人の寿命をなくすわけじゃない。

スキルは人の命の寿命を喰らうということか。


勝手に勘違いしていたみたいだ。


「その野望を“神”は叶えてくれると言ってくれた。そして“核スキル”の詳細も」


「神?核スキル?」


その男が言うには、核スキルとは必ず一人一つしかない全ての根幹のスキル。その核スキルは自分自身の体を守っているらしく人の死に近づくほど傷つく。


核スキルの練度が高いものは普通の人の死よりも長く耐えることが出来る。

傷つけられた核スキルは治るまで時間がかかるらしい。


そして核スキルが無くなればスキル全てが使えなくなり全身の機能が急激に落ちるらしい。


というかこんな情報を見ず知らずのやつに言うとかもしかして優男か?


いや人質を取っているから優男ではないな。

さらに神という言葉。だが今はそんなことを考える暇はない。


どうやってこの状況を切り抜けるかだ。


そういえば「未知空間」守った銃弾があるんだった。

「麻1(消滅)」を銃弾の形に変えれないだろうか。


ちょっとやってみるか。


「おっと無駄話が多かったな。まあいい。全員殺すしな」


加藤に対して再びその男は銃を撃つ体勢に入る。

加藤は人質の水幸さんがいるので容易に動けない。


加藤はポケットに手を突っ込んでおり警察に連絡していた。

電話の音量を最大まで下げて。この男との話を警察に聞かせるために。


あとは警察が来るまで待つだけ。

バンッっと音がする。発砲した音だ。銃の速度は音よりも速い。


しかし、加藤はそれに対応する。

「回転調整」により銃弾の回転を落とし速度を落とした。


男は銃を何度を発砲していく。

バンッという音が鳴り響く中、加藤はスキル一つで全て避けている。


その男は加藤がスキルを使っていることに気付き標的を変え他の人に銃口を向ける。


次に狙われたのは。うしろにいる女子たちだった。

避けた方向に銃弾がはしり女子たちを打ち抜くように計算して発砲した。


それに気づかず加藤は避ける。

その銃弾は女子たちの目の前に到達し、一人の女子の脳幹を貫こうとした。


しかしその銃弾は消滅した。

その時には俺の「麻1(消滅)」は銃弾の形に変化していた。


男の撃つ銃弾は全て消えていた。

俺はその男の場所を確認する。


加藤が避けるだけでは意味がない。

銃弾が多くなるほど俺の体に負担がかかる。


が、その瞬間、俺が銃弾を全て消滅させたたった一瞬のうちに男の死角に入り込んだ男がいた。

宇里である。男にとっびきりの拳を胴体に当てる。


「ぐほっ」


銃で加藤の後ろにいる女子たちを殺すことを考えていた男は考えていないところにいた宇里に反応できていなかった。


男は気絶し、その後警察が来て男は捕まった。


-警察の車の中-

「我のスキルを使ってもなお倒されるのは重罪だ。「場所特定」「思考調整」「物体複製」を渡したのにな。お前は死ぬことが我への償いだ。死ぬがいい」


その男の脳内にしかこの声は聞こえていない。


「待ってください!神よ。次は必ず....」


男をはさんでいた二人の警官は何を言っているのかわからなかった。

しかし男と男が神と呼んでいる存在(モノ)との話は止まらない。


「だめだ」


「待ってくださ.....」


警察に連行されていたその男は首が破裂した。

男の血しぶきは挟んでいた警官にかかる。


警官は理解できずにいた。

だがすぐに男を見ると首の無い男の姿があった。


「誰がこんなことを...」


警官の一人がその言葉を発する。

これはいわゆる一つの未解決事件となった。


だがそれを俺たちは知らない。


「一件落着したしとりあえず飯食いに行こうぜ」


最賀がそういうと他のやつらもついていく。

俺は宇里にボソッと言う。


「あいつ何かした?」


「ううん、何もしてないね」


「聞こえてんぞ。というか界野もしてねえじゃねえか」


「あっばれた?」


「だって世斗と加藤しか活躍してないからな」


「そういえばそうだったな」


しかし神と核スキルか...

核スキルは理解した。しかし神...


アジストの言っていたあの方と神は何か関係があるのだろうか。

神の配下の一人とか言っていたし。


"今"は考えても答えは出ない。

お読みいただきありがとうございます。

核スキルを出しました。覚えておいて損はないですよこの言葉。

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