2始動
「皆さんよく聞いてください。今からスキルの説明をします。スキルは流れ星に入っているものであり、完全ランダムです。ちなみに私は、「最低情報獲得」「情報大量収集」「世界の謎」です。大まかに言うと、この世界で起こったことを最低限知れます」
先生の今の情報は四つ
1,スキルにより寿命が喰われること。
2,スキルを失うと死ぬこと。スキルの個数は不明。
3,スキルの能力の強化。成長の仕方は不明かつスキルは"自分"では強くなったかは分からない。
4,スキルの種類はランダムらしい。
他にも情報はあるが今はこの情報が最大限のものらしい。
まだ一部しか解放されておらず4つの情報がすべての人に当てはまるかどうかは謎とのことだった。
「そもそもどうやってスキルの詳細が分かったんですか?」
一人の男子生徒が言う。
その通りだ。俺も知りたかったことである。
「私は偶然、情報獲得の瞬間に知れました。必然的な見方をするには、目を閉じて、頭でスキルの詳細を知りたいと思うことです」
俺は、スキル詳細と、頭の中で考えた。
すると視覚的には見えないが、感覚的に分かった。
上竹界野 17歳
核スキル「時空平線」
麻スキル「麻1,2,3,4,5,6,7,8,9,東,南,西,北,白,発,中」
空間スキル「未知空間」「虚空」「重力切り替え」「虚魔空間力」
変化スキル「状態変化調整」
不明「82D382A282F182B9"82F1」
とりあえずこんな感じ。詳細は、順から核スキル、麻スキル、空間スキル四つ、変化スキル、そして不明。
核スキルはその人の根源のようなものらしい。
「..............」
驚くべきことにスキルの詳細が分からない。能力とか、理解できなかったのだが。
そしてなんだよ、不明って、教えろや。
「皆さん、スキルの確認ができましたか?」
そして先生は以上ですと言って号令をかけた。
「「「「ありがとうございました」」」」
続々と帰る人が増える。
俺たち四人は帰りにスキルの話をする。
「どうだった?」
「そうだな。僕はまずまずかな」
宇里はまずまずらしい。人それぞれ考え方は違うのでどうかは知らん。
「そうか?俺はよかったぜ」
伊達が自信満々そうに言う。
「俺も普通かな?」
最賀も言う。俺に目線がいく。お前はどうなん?と
「俺も普通だと思う」
「なーんだ。思ったよりみんな普通だったのか」
「あれ?俺はいいって言ったんだけど」
「もしかしてスキルの話してるの?」
夜空が入ってきた。
「そうだよ。そういえば夜空はどうだったの?」
「まあまあかしら」
「みんな評価が普通だな」
五人で帰ることになった。
友達と話をしていると遠く感じる道も近く感じてしまう。
「じゃあな」
「おう、また明日」
家の玄関を開けるとお父さんがこっちに向かって言った。
「大丈夫だったか?」
「?何のこと?」
「急に気絶とかしなかったか?」
「...ああしたよ。てか俺気絶したこと連絡した覚えないんだけど」
「俺たちがしたから聞いたんだよ」
「そうなのか」
お父さんの話を聞くと家族全員も気絶をしたらしい。
人それぞれなのかもしれない。
気絶をする人としない人がいる。
その違いはわからない。体質的なやつかな。
「そういえばどんな感じなやつが来た?」
「赤色....紅色の"流れ星"みたいなやつが急に目の前に来たな」
「やっぱり俺が見た色と違うのか」
多分それぞれに対する色があるのだろう。
まだ確証は無いがその人だけの色があるのだと思う。
色というのは波長の変化で同じ色でも違う色彩を持っている。
それを見分けることが出来るのは世界でも一握りだろう。
何故か疲労が溜まっていたので今日は夕食も食べずに寝ることにした。
翌朝
昨日起こったことは全世界でニュースになっていた。
また流れ星の"ようなもの"は全世界で観測されているらしい。
「今日も一日頑張りましょう。では一時間目の準備をしてください」
俺は授業の準備をして席に着く。
そいつは、有村を見つけ.....
そのころ俺は大きな背伸びをした。
授業後
「疲れた。スキルを持っても勉強の時間は辛い」
「お疲れ」
「そっちもお疲れ」
長い時間が経ったが、みんなスキルも何も使わずに真面目に授業を受けている。
ちょっと有村久郷が真面目すぎる気がするが。
<<屋上>>
屋上で寝ているこの男は有村久郷。陽キャ?でリーダーシップがある。また友達も多い。
有村は、授業が始まる前に出て行っており屋上の高台で寝ころんでいた。
「俺様のスキル、「人体透明」と「人体残像」こんなスキル使うしかねえだろ」
「人体透明」:体を一定時間透明に出来る
「人体残像」:自分と似た自分の残像を作る。
このスキルの詳細の深堀は、またさせていただきます。
有村は眠りについた。その直後に屋上に誰かが来た。
「あの方に言われてここに来たが、本当にいるのか?あの方の支配を免れたものが....」
授業が進み、昼食の時間へとなった。俺は宇里、最賀、伊達、夜空と一緒に食堂へと向かった。
「先行ってて」
「おう」
「んじゃあ待っとくぞ」
俺は学校の外へと出た。
「何があったんだろうね」
「界野らしいじゃん」
「界野らしいとは?」
「あいつって、新しいことをするのを惜しまん人だから、今頃何かのスキルの一つでも使って応用してるんじゃねえかなって」
俺はスキルの練習をすることにした。
最初は「重力切り替えから」
重力を支配する感じだろうか。俺は手を下に向け心の中で
「重力切り替え」
と唱えた。そうすると体が空へと引きずり込まれるような感覚がした。空の方向に足が向いており顔は地面の方向を向いている。
「すげ~~~~」
と感動しながら俺は空へと向かっていく。そして気づく。これどこまで行くの?と。もしかしたら宇宙に放り出されるかもと思い、すかさず「重力切り替え」を使った。すると体の向きが反転し高速で落下。地面につきそうになったとき一瞬だけ「重力切り替え」を使った。発動したあとすぐに使い地面に着地した。
「なかなか難しい」
「重力切り替え」をどうすればうまく使えるのかが分からなかったので試すことにした。
1つ目は体を地面に立っているのと同じように体を向けれないか
2つ目は体の負担をどれだけ最小にするか
ちょっとスキルを使った代償かは知らないが体が何か重い。
使ったあとが問題だったのか、スキルを使ったときなのか。もうこれはスキルを使い続けて応用の仕方を考える必要があるのだ。
「これは俺の体が死ぬかもな」
努力をせずして何も手に入れることは出来ない
1回目普通にやってみる。=失敗
2回目早く唱えて早くスキルを使い続けてみる=さらに悪化
3回目頭で想像してみる=少しは楽になった。
4,5,6,7,8,9,何度も何度も試し続けた。
これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ、これもダメ
186回目
頭で自分の使う量を想像し体を動かし、重力を変化させる。
「よし、今は順調。重力を切り替える時が勝負だ。反転された体だけ「重力切り替え」を使い地面と同じ向きに、そして今どれだけ浮きたいのかを想像。そして落下。重力を体には使わず落下地面に落ちる瞬間にだけスキルを使用。そして体をとどめる」
なんの負担もなく体の向きがそのままでスキルを使いこなせることに成功したのだ。何となくその感覚がつかめたような気がした。
「よし!!!!!!!!」
拳をぐっと握りしめ、スキルの成功に胸を躍らせた。
次は、麻のスキル、なんも反応なし。
次は、「虚空」使うと詳細が流れてきた。
小さな石を触ると、消えた。正確に言えば目に見えないくらい小さくなった。
ただそれだけ。小さな石くらいしか小さくできないらしい。
次は、「虚魔空間力」これも使うと詳細が流れてきた。
ちょっと、木の棒で手の皮をむいてみる。
痛いけど。そしてこのスキルを使う。
すると傷が治った。手の範囲くらいしか使えないらしい。
次は「状態変化調整」やっぱり使用するとスキルの詳細が分かる。
自分の手についた、汗を使う。すると氷になった。状態を変化させるものだ。
凝固、凝縮、融解、蒸発、昇華、凝華が出来る。
不明なやつはやっぱり使えない。
最後に「時空平線」スキルの詳細が分かる。
そして使用してみる。
すると暗黒の空間が広がっている。
この中にいると時間という概念が消える。
左腕にある腕時計を見てみると、時間が止まっていた。
そしてうろうろこの空間を歩き回ってみる。
二、三歩動いた後、おなかがすいたのでスキル使用をやめた。
すると食堂の扉の前にいた。
もしかして、暗黒の空間は有名なマイン〇ラフトの〇ザーゲートみたいなやつだ。
現世では、八倍動いているっていうやつだ。
そんな時にぐんっと体に大きな力が加わった。
体が急に重くなったのだ。
「虚魔空間力」で治せるかな?
使ってみたが体の重みは治らなかった。
もしかしたら「時空平線」は使うと反動が来るらしい。
時間があったら時間経過でどれだけの反動が来るとか試してみようかな。
覚えていたらだけどね。
そんなん考える前に、飯だ飯。
体の重みはいつか治るはず....
お読みいただきありがとうございます。
話をどんどん進めていきます
状態変化調整ですが分子の運動によるもので考えています。(今のところ)
あと麻スキルと空間スキル(「未知空間」を除く)はこの上竹界野のスキルではありません。
疲労が溜まっているも伏線です。




