第二章 第十話 コレットの憂鬱
私の名前は、コレット。フォルン公爵家に使えるメイドである。
仕事内容は、フォルン公爵令嬢である、アリシア・ブラッド・フォルンお嬢様の身の回りお世話をするのが私のお仕事になります。
お部屋の掃除やお嬢様のお洋服の洗濯等いろいろこなしております。
いろんなお世話をしてますが、かなりの頻度でアリシアお嬢様を見失います。
裏でこそこそ何をしていらっしゃるのかしら?
旦那様が、アリシアお嬢様とハイエルフとの交流が有ることを私に教えてくれました。
ハイエルフいや亜人は、貴族からの風評被害で、とても嫌われている事は私も知っておりました。
もしこの交流の件が本当で有るならば、止めさせなければと思ったが、一介のメイドである私が手を出せる案件では無かったのに気づきました。
そうしているうちに次々と交流についての情報が、集まって来ております。
最終的に、アリシアお嬢様の手で始末させるとのことで、アリシアお嬢様の手を血で染める事になるなんて、私も止めさせる用に旦那様に進言するが、明日本人に伝え実行させるそうだ。
翌日、アリシアお嬢様が旦那様に呼び出された、多分ハイエルフの件の事だろう、私も気になって部屋の壁に耳を当てて聞いてみる事にした。
旦那様は、お怒りの様子でしたがわずかながら、悲しみにも感じているようだ。
多分アリシアお嬢様のはじめての同性の友人と旦那様は、そう感じているのではと私は思った。
最終的に保留になったが、まさかユリウス王子殿下の護衛の騎士団見習いのジークフリート様が、あのハイエルフに恋をしているなんて、旦那様の集めた情報の中には確か無かったはず、そして最後にアリシアお嬢様は、なんて言ったの?あれ?
私がエルフ?アリシアお嬢様がエルフ?
その後扉が開き出てきたのは、アリシアお嬢様だった。
私は、直ぐにアリシアお嬢様の隣に移動し部屋までご一緒した。
翌日、アリシアお嬢様は旦那様と奥様を呼び出してハイエルフの件を語った。
なんとアリシアお嬢様は、転生者らしく前世の記憶が有るらしい。
そして思い出したのは、二年前の魔法暴発事件の時だった。
突然アリシアお嬢様が変わったのも、その事件以来でつまり前世の記憶取り戻したから、その記憶を便りに生活していたと言うことらしい、その過程で、冒険者になったハイエルフは前世の姿を模倣し種族をエルフとして再構築したものらしい、ぜんぜん意味がわからない。
とりあえず、アリシアお嬢様はハイエルフだったってことで良いのかな? 違う?まあ良いか。
ちなみに旦那様は、アリシアお嬢様の冒険者の活動を否定していたが、奥様が趣味として受け入れたらと言って、旦那様を説得し、継続が可能になったそうだ。
その後、旦那様が冒険者ギルト本部に連絡してしエルフのユキカゼと公爵令嬢のアリシアお嬢様を同一人物の設定したらしい、ちなみにその内容を知るのは一部の人だけらしいので、身分証明書である冒険者カードを確認してもその事はわからない用に保護されているらしい。
あと、私も冒険者登録することになりました。
お着きのメイドだからと言われて、もちろん私も冒険者登録しました。
冒険者の活動はメイド服ではできませんね、どうしましょう。
と思っていると、なんとアリシアお嬢様が装備一式用意してくれました。皮装備一式で、前世に作った初心者用の装備でかなり強い魔物の皮を鞣して作ったらしい。
アリシアお嬢様は、装備作りで出来るんですか、すごいです。そして、武器は短剣を三本と弓一式を貸してもらいました。
他にもいろんな種類の武器有りますが、とりあえず弓を借りる事にしました。
弓は昔ちょっとだけかじっていた頃があって、その経験が行かせるなんて夢にも思わなかった、ちなみ私の冒険者ランクは特例でEランクになっています。
アリシアお嬢様もEランクなので、お揃いですね。
☆☆☆☆☆
「No.9が、捕まったらしい。」
「そうか、No.8の方は。」
「まだ、今のところ大丈夫だと思う。」
「そうか、時間の問題だな捕まるのも」
「それにしても、あの女達は化け物か?」
「化け物かだったら良かったんだか、どう見ても美人の女だったな」
「見た目だけ、そうしているだけでは?」
「いや、中身も美人な女だったよ、任務では無かったら俺様惚れてしまうぜ」
「おいおい、そんなことするなよ」
「しないさ、ぜってー怒らせたらこっちが死ぬ可能性有るからな」
「そうなんだよな、あの女達めっちゃ強い」
「何人いると思う?」
「ふざけるなよ、あんな女何人もいたら、商売上がったりになるぜ」
「そうかもしれないな、だか俺様的にあいつだけとは思えないんだよ」
「おいおい、それはなんの冗談だ?」
「冗談でも、こんな事言わねーよ普通」
「まあ、そうなんだが」
「と言うことで、俺様はしばらく休ませてもらうぜ!」
「おい、ちょっと待てよ」
「またねーよ、女に殺される趣味は無いんでな」
「俺も降りてーけどよ、無理なんだよ」
「それは、俺様も分かっているが」
「この任務は、失敗できない事は、忘れて無いだろう」
「わかったわかった、できる範囲でやるか」
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