一部登場人物のまとめ
2/25 新章公開を始めました!
マリー・パスファインダー
本作のヒロイン。15歳。髪は濃い栗毛で身長は155cmくらい。
本編前半では少し長かった髪を、後半の山場で切り落としショートカットに。
港町から少し離れた内陸の町でお針子として育つ。
最初は極度の船酔い体質だった。本編終了時には重度の船酔い体質程度に。
服装と思い込みの力で憑依型変身を起こす事がある。
フォルコン・パスファインダー
本編未登場、マリーの父。彼の訃報が物語のきっかけになった。
前リトルマリー号船長。推定40歳前後。生死不詳。
本編の途中で、他国の軍艦をかっぱらった上、サメだらけの海に飛び込んで
行方不明となった事が明らかになった。通称「パンツ一丁のフォルコン」
土下座の名手でもあるらしい。
『不精ひげ』ニック
リトルマリー号乗組員。主に操帆を担当。推定30代後半。
無愛想で無表情、背格好は良いがあまりプライドが無い。怠け癖あり。
本編序章ではマリーの為に方々に頭を下げて回っていた。
何故かマリーからあまり信頼されていない。
ロイ爺
リトルマリー号乗組員。推定60歳前後。船の事は何でも出来るが高齢がネック。
長い髭を蓄えている。船内最年長。
明るく前向きな人物で経験に裏打ちされた知恵は多いが、勘が外れる事も多い。
見栄えがするのでよくマリーの付き人に選ばれる。
『太っちょ』アレク
リトルマリー号乗組員。推定28歳未満。二つ名の通り太っている。
当初マリーは内気な人物と思っていたが、単に女の子に不慣れだったのは秘密。
マリーが『太っちょ』と呼ぶようになってからは打ち解けた。
船では特に商取引や測量に才能を発揮している。
オークのウラド
リトルマリー号乗組員。推定年齢不明だが結構若いらしい。船一番の紳士。
この世界のオーク族は下顎から上へ鋭い牙が二本生えた肌の青黒い種族だが、
他の特徴は人間とあまり変わりがない。強いて言えば、差別されてるのに
人間より勤勉で法令遵守意識も高い。彼も例外ではない。
アイリ・フェヌグリーク
本編でリトルマリー号乗組員となった。手配書が暴露した所によると28歳。
元白金魔法商会の商会長。魔法使い。大変惚れっぽいらしい。
派手な破壊魔法などは使えないらしいが、魔法の船酔い知らずの服を作れる。
マリーが自分の力で得た初めての部下でもある。
オーガン
レッドポーチの海運商人。赤いジャケットの中年男。
序章ではニックが持ちかけたリトルマリーの売却話を受け、買い叩いた上で
水夫は解雇しようとしていた。
ヒューゴ・ベルヘリアル
アイビス海軍ロットワイラー号艦長。身長2m近い細身の男。
銀髪で眼光鋭い叩き上げの職業軍人だが、賄賂にとても弱い。
ミゲル
アイビス海軍ボルゾイ号艦長。赤毛赤髭の陽気なおじさん。
一方的にマリーを親友扱いしている。
退役中将ラズピエール
パルキアの海軍司令部に居る人。ここはアイビス王国全体の海軍本部ではないし
彼は予備役なので別に海軍を代表する立場ではない。彼の仲間の老人達も同様。
しかし侮れない力を持っているらしい。
風紀兵団
個人ではなく団体。国王陛下直属の私兵団だが予算は出ておらず寄付と忠誠心
だけで働く。揃いの鎧兜とサーコートを着ている。
主な仕事は国王令の実施。本編では主に孤児を見つけて養育院に連れて行く仕事
に従事していた。合言葉は「風紀ある市井」
ヨハン・トライダー
風紀兵団の一人。本編前半では分隊長格だった。職務熱心で本編前半では
マリーを養育院に収容しようと、執拗に追いかけていた。
暑苦しい熱血漢だが本編後半では意外な素顔が明らかに。
ある意味マリーの最大の被害者。
フレデリク・ヨアキム・グランクヴィスト
アイマスク姿の謎の貴公子だが、中の人はマリー。
名前はマリーが読んでいた恋愛小説に出て来た脇役から。
ストーク王国の貴族の四男坊という設定らしい。







