第111話 ポジティブでありたい
月日が経つってのは早いですね。晃に萌ちょわぁぁんを誘えと言われた日から早いもので、祭りは明日に迫っていました。
「あ、萌…」
「……」
何かしら話しかけようとするとコレ。彼女は俺の方へチラリと(本っ当にチラッとだけ)視線を動かしたと思ったらすぐに逸らしてどっかに消えてしまう。こんなんがもうずっと続いてます。一体どんだけヒドイことをしたのかしらね俺は。
そう、あの日……といっても俺が腹を下してトイレに駆け込んだ朝からずっとこんなんです。金太郎やら桃太郎やらと話しかけてきたのを最後にまともな会話すら出来ていない。……まぁ、話しかけられた時にスルーしてた俺も俺なんですがね。
でもさぁ、俺がちょっと萌に嫌味言ったからってここまで機嫌悪くするかフツー。お前がノブ君の車に乗りたいのぉみたいな顔してたから気を遣ってやったってのに、恩を仇で返す女再来だよ。
そんな寂しい気持ち全開な感じで午前を終えた俺は、次の授業である体育をするために体育館にやってきた。
軽い屈伸をしつつ辺りを見回してみると、ステージ近くで萌とあかねが談笑しているのを発見。誘うなら今っきゃないか?
よっしゃとフンフン鼻歌をさえずりながら萌の方へ駆け寄る………逃げられた。
何で、何でそこまで俺をスルーするんですかい!……す、スルーするぅ……うっ、駄洒落のキレがいつになく悪い!
「太郎ぉ。腹減った〜」
「さっきメシ食ったばっかだろが!ちょっ重い!」
つい10分前までパン食ってたクセに何を言ってやがる!しかも俺の弁当箱から1個しかなかったハンバーグ(冷凍食品)持っていっただろが!
ジャージ姿でお腹が空いて元気が出ないぃと背中におぶさってくる一郎に間髪入れずに背負い投げを喰らわす。俺だってお前にハンバーグ食われたから腹減ってんだよ!メインディッシュ食いやがって!
「いってぇ!親友を背負い投げするヤツがいるかよ!」
「親友のハンバーグ食ったお前に言われる筋合いねぇ!」
自分を棚に上げてよくもまぁそんなこと言えたモンだな。
痛い痛いと背中をさすりながらも近寄ってきた一郎は、何か思いついたのか突然ブキミな顔を見せ始めた。悪いけど今はお前と睨めっこする余裕ないんだけど。ハンバーグ返せ。
「お前さぁ、いつ秋月に言うつもりだよ」
野郎、それこそ自分を棚に上げてやがる。お前も同罪なのに。
もう明日だぞとでも言いたげに一郎は俺の肩に手を回しながら萌の方へ視線を向ける。が、彼女は俺達なんて知らないとばかりに隣りにいるあかねや高瀬と楽しく会話中です。
お前はどっちでもいいだろうさ、俺が誘おうが何だろうがおじい様と温泉バカンスに行くんだからよ。おばあ様はどうした?一緒に行かないの?
どうすんのどうすんのうるさい一郎のほっぺたを軽く叩いた俺は逆にヤツの首根っこを押さえてやる。う、意外に太い!
「そんな簡単なモンじゃないんですよ、あの萌という娘っ子は!」
きっと「萌ぇ、晃が一緒に祭り行こうって言ってる」って言ったら絶対に「イヤだ」で終わるだろう。それに誘って断られたって言っても晃はハイそうですかって納得しないに決まってる。誘ったってだけでファーストキッスの相手を探す旅が終わるワケじゃない。どっちにしても俺には地獄が待っているということになる。
まとまらない考えと一郎の変顔を見たせいでイライラが募りすぎた。
「っどりぇぇええい!」
さっきとは打って変わって気合い充分、一郎の左頬を目がけて張り手を繰り出す。が、なんということだ!ビンタが来ると知っていたのか、彼は不敵な笑みを浮かべた。まずい、避けられるのか?
「ぐぇっ!」
……笑みを浮かべただけだったらしい。
張り手をモロに喰らった一郎はオヨヨとその場にへたり込む。そんな力込めてないんですけどね。
「いってぇ!何すんだ!」
「お前が『俺は関係ないもんねぇ』みたいな顔してっからだよ!」
「だって関係ねぇもん!」
「関係あんだろが!お前だって萌のファーストキッスの相手を探そう実行委員だろ?!」
「委員長だよ!」
こんな時に委員長の座を争うの?ってか委員長ってんなら俺に丸投げしないでくれや!
「っぐぃ!」
委員長なら手本を見せろ!と無理やり一郎を立たせてもう一度引っぱたいてやろうとしたその時、後頭部にとてつもなく重い衝撃を受けた。そして振り返る余裕すらなくその場にうつ伏せに倒れ込む。
「い、いでぇ…」
グラグラ揺れる視界をなんとか頭を振って戻し、倒れたまま顔を上げてみた。
だ、誰だよこんちくしょう。これから体育の授業だってのに体力消耗しちゃったよ。
「……もっ?!」
萌様ではないですか?!それじゃああなたですか?あなたが私の後頭部に何かしらの衝撃をお与えになったのですか?
あいやーなんて叫びながらふと見ると、萌の手にはリレーで使われるバトンが握り締められている。それで殴ったの?しかも痛さからして思いっ切りやったね。
「ち、ちょっと何すんのぉ?記憶がスッ飛んだらどうしてくれる?!」
頭に強い衝撃を受けると記憶を失ってしまう可能性があるんですよ?あなたはそれを知っていて本気殴りしたんですか?バチコンよりも痛いよ?
痛さと驚きで倒れたままの俺をジッと見下ろしていた萌は近くに座り込んで固まっている一郎の方へ視線…というか睨みを向ける。逃げろ一郎、ダッシュで逃げろ。
逃げて、逃げて!と一郎にアイコンタクトを送っていた俺は殺気を放つ萌に低〜い声でこう質問された。
「……誰のファーストキスの相手を探すつもり?」
「え?誰ってそりゃあ…」
あなたの、そう言おうとして冷や汗がどっと背中を流れたのを感じた。
く、口を滑らせてしまったぁぁぁ!ってか疑問形になっているということはハンパなくお怒りになってらっしゃる!
「あびゃ、いや、ふぁ〜………ふぁぁ、眠いね?…まっ、ストップ待って!バトンを振り上げないで!」
無言でバトンを天高く上げる萌にヤメてと力一杯お願いする。これ以上殴られたら記憶もそうだけど意識がなくなりそうで怖い!
「ちがっ、あのね?……あっ実はあなたを祭りに誘おうと思ってましてね!?」
「はぁ?」
話がちぐはぐだけどこの際構っているヒマはない。なんとか殴られるのだけは回避しないとマズイと考えた末、勢いに任せて誘ってしまおうという結論に至った。
「洗面……千満神社のお祭りなんだけどね?一緒に行きませんか!!」
後頭部を押さえながら立ち上がり、まくし立てるようにそう大声を張り上げる。お願い、断ってくれていいから!晃には嘘ついて行くって言うから!待ちぼうけさせるから!
そんな俺の突然のお誘い(というか大声)に、周りで雑談やら軽い体操をしていたみんなが一斉にこちらに振り返る。その目は(お前、一体何を?!)と言っているようです。
……な、なんだか急に恥ずかしくなってきたんですけど!
無言で、だけど戸惑いの表情で俺を見つめる萌と他のみんなの視線に絶えきれず、もうイヤ!っと一郎の元へ内股ダッシュした。そして彼の胸に顔をうずめる。あ、なんだかとてもたくましい。このまま寄り添っていたい。
「気持ち悪ぃんだよ!」
「えぇ?!いでぇ!」
さっきのお返しとばかりに一郎の手刀が俺の頭頂部を捉えた。真正面から本気で繰り出しやがるとは。
「男に抱きつかれても嬉しくねぇ!」
手刀をしたせいで手を痛めたらしく、一郎は少し涙目でそう叫ぶ。俺だって同意見だよバッキャロー!
それから一郎は「助けて勇樹!男に襲われるー!」と俺を残して少し引いている勇樹の元へと走り出した。ちょっと待て!勇樹は俺の勇樹だ!
「……太郎」
勇樹に触るんじゃねぇぞぉ!そう叫ぼうとした時、背後から声を掛けられた。振り返るのも恐ろしくなるほど低いその声に体が一瞬硬直したのは気のせいじゃない。
「宮田に何か言われたの」
「あ、晃?」
あっそうか。晃のヤツ萌を誘ったら断られたって言ってたんだったっけ。あぁそれで俺が誘うよう頼まれたって思ってんのかな……まぁあながち間違ってないんだけど。ってか正解なんだけど。
苦笑いでなんとか誤魔化そうと試みるも萌には効果ナシ。ジッと見つめてくる彼女の瞳はいつになく真剣そのものだった。そんな萌に「その通りでござんす!」なんて言うに言えない俺は鼻の穴が膨らまないよう手でつまんでからこう答えた。
「いや、ただ単に誘ってみただけ……なんですけど」
一緒に行くのはちょっと……なんて思いながらも、萌の目は「あんたと行くの」と尋ねているようで本当のことを言う勇気が出なかった。
「そう……」
「……」
勢いに任せて言ったことだとしても、この沈黙は何にも代え難く辛いものがある。勇樹には悪いと思いながらも……一郎てめぇ!勇樹には触れてくれるなってあれほど言ったような気がしてるのに!おんぶしてもらう意味がわかんねぇ!
青い顔を見せて今にも倒れそうな勇樹の元へ助けに行こうと足を踏み出す、と同時に萌が俺のジャージの裾をグイッと……グイッじゃなくてグァッ!だ。そこまで引っ張る必要があるのってくらいに引っ張られた。
動きを止められた俺は驚いて萌に振り返る。鬼の形相とかしてたらどうしよう、逃げたい。
「……行く」
「え、えぇ?!マジ?!」
「行く」
固まった俺の顔をチラリと見た彼女はそう一つ呟くと掴んでいたジャージを放し、フイと俺に背を向けてあかね達が待つ場所へと帰って行く。
こ、断ってくれて良かったんだけど…。俺の財布にお札はないんだよ。夏目さんも樋口さんも用事があるようで留守にしてるんだよ。一緒に行ったら奢らせようって考えは持たないでね?
で、でもありがとう……。
「ありがとぉ萌ちょわぁぁん!」
去っていくたくましい萌の背中に感謝の言葉を述べた。
そうだそうだ、悩んでいても始まらないさ。ヤケで一緒に行ってしまおう!何事もポジティブスィンキンだ!
それにこれでもうファーストキッスの相手について晃にあーだーこーだ言われる心配はなさそうだし。そして晃なら金いっぱい持ってくるハズ……だから全てヤツに奢らせよう!俺は貧乏だから財布ごと家に置いて行こう!忘れたことにして晃にたこ焼きとか焼きそばとかイカ焼きとか奢ってもらおう!……って『焼き』ばっかだな!
「……ちっ」
ブンブン手を振る俺の方へチラリと振り返った萌の口から舌打ちしたような音が漏れたけど気にしない気にしない。俺は俺で自分の仕事をしたまでだ。
さいならぁと手を振り終えた俺はふぅっと一息入れようと伸びをする。と、背後に誰かの気配を感じた。一郎だったら振り返る瞬間に裏拳喰らわせてやろう。
「一条もお祭り行くの?」
「え?うん……って高瀬いつの間に?!」
てっきりあかねと共にステージの近くでしゃべくってるだろうと思ってたのにどうして隣りに?!
あんたは忍者か?とツッコミを入れた俺なんてスルーした彼女は、萌とあかねがいる方向へ顔を向けた、と思ったら腕をパチンと叩かれた。結構痛いよ。
「私も行くんだよね」
「あ、高瀬も行くんだ?」
「うん、塚本君とね」
「つっ!つかっ…」
ハッとしてあかねの方を見ると、何かを察知したらしく彼女も俺を見ていた。ヤバイ、俺達ってそこまで気が合うのねぇ……違う違う!
あの日、昼休みに高瀬から塚本のことを聞いて以来、彼女は俺に何も言ってこなくなった。多分あかねに聞いたものと思われる。
……多分って何?と思われた方、そうです!今日まで俺があかねに少しでも近づこうとすると萌が彼女を連れてどこかへ消え去ってしまうから確認すら出来なかったんです!ってか俺も電話とかすれば良かったんだ!
何か言いたげなあかねの視線に気がついた俺は軽い、そう軽い気持ちでこう尋ねてみた。
「高瀬ぇ、あかねから何も聞いてないの?」
「聞いたよ」
「っえぇ?!」
やはり彼女は全て聞いていたか。まぁ隠し事したりするのが人一倍苦手なあかねのことだから高瀬に迫られて口を割ってしまうだろうとは思ったけど。
あれ?ってことは知ってるのにまだ塚本と付き合ってるってワケか?
「それでね、あかねから聞いた後に塚本君と会ったんだけど…」
そう呟いた彼女はふと俯いてしまった。修羅場になっちゃった、とか言うつもりなの?
何て言っていいのかわからない俺は目の前にいる高瀬の肩に思わず手を乗せてしまおうとしたその瞬間、顔を上げた彼女の表情がパッと明るくなった。
「思いっ切りほっぺた引っぱたいてやった」
「おもっ、思いっ切り?」
「うん。そしたら塚本君ね、萌に殴られた一条みたいに泣きそうな顔で私のこと見たんだよ」
うん……え?そこでどうして俺が出てくる?一緒にされても困るよ。だって俺の泣き顔は美術館に展示出来そうなほど芸術性に優れているんだから!
「その後に正直に全部話してって問い詰めたらあっさりしゃべってくれたんだよね」
そう笑って話す彼女にどうしてそんな笑顔でいられるのか問おうとして口をつぐんだ。腹が立っているのは明らかなのに、それを隠そうとしてるのがわかったからだ。
何も言わない俺に笑顔を継続させて彼女はつらつらと言葉を並べる。
「私もさぁ、何かそんな予感はしてたんだけど」
「予感してたの?なんで?」
まさかエスパー恭子?……なんて考えを思い切りブン投げて彼女の次の言葉を待ってみる。こんな時にエスパー恭子も魔法使い太郎もないわな。
「だって一条が言ったんじゃん。私を泣かせるようなことするなよって塚本君に」
「あ、あぁ」
ってことは俺の言葉は高瀬に届いてたってことか。だけどこの場合、届いてなくちゃならない相手は塚本だっただけにめっちゃ悔しい。
「彼、早希にも同じようなことしてフラれたみたい」
「え?!早…三井にも?」
「うん、聞いてもないのにペラペラしゃべってくれた」
ペラペラ話す男って俺以外にもいたらしい。聞いてもないのに話しちゃったってことはヤツは相当テンパってたようだな。小心者のクセにデケェことしようとするからだ。それか高瀬の顔が恐怖の魔神にでも見えたのかどちらかだ。
「それで早希にも謝りの電話入れたとかまで言ってきてさー」
「えぇ?!そこまで?!」
「ホントに何考えてるんだろね」
ホントですよ、正直者もバカがつくとつかないじゃ大違いですよ。
そう言いながら高瀬は変わらず眩しい笑顔を見せてくる。そんな彼女を思わず抱き締めたくなってしまった。が、同性の勇樹や一郎みたいにいきなり抱きつくなんてこと出来るわけないので何とか踏み留まった。その代わり何か言わないといけないと一生懸命言葉を探す。
「……それでも、高瀬は塚本と祭り行くわけ?」
「え?うん、行くよ。行っていっぱい奢ってもらっちゃおうかなって」
無邪気にそう言って彼女はもう一度俺の腕を叩く。なぜに叩かれたかはこの際気にしないでいこう。だけど最初よりも確実に強い一発だ。そんな正確に同じトコ叩かれたら赤くなりそう。
「それで別れちゃうかもね」
「そう……えぇぇ?!」
サラッとすごい一言を言っちゃったよ今!奢らせるだけ奢らせてハイさよならってこと?でも相手が塚本なだけにやってやれ!みたいな気分になってしまうなぁ。そんな可哀想なこと、なんて口が裂けても言えないし、言いたくない。俺って実は悪者だったのか?
「女にだらしないヤツって最低。一条もそう思わない?」
「おもっ、思います…」
だよね〜とまたも腕を叩かれた俺は杉…なんとかのことをふと思い出した。そういえばヤツも高瀬から萌に鞍替えしようとしたんだよな……失敗に終わったけど。高瀬ってもしかしてそういう男に惹かれてしまうのでしょうか?
「……何で私ってこう男運悪いのかなぁ。なにか悪いことでもした?」
ふんふん高瀬について解析していると、彼女はとっっっても小さい声でそう呟いた。
聞こえないだろうと思って言ったのかもしれないけど、俺は地獄耳を装備しているから聞こえちゃったよ。
「あっと……高瀬は悪くない、と思うけど」
聞こえたのに何も返事しないわけにいかない。俺はこれでもかというくらいに頭の回転を増やして答えた。上手いこと言えなくてごめんよ。
「そう?」
「うん」
「……」
ちょ、ちょっとそこでジッと見つめるの禁止ぃ!一郎が物欲しそうにこっち見てるのもめっちゃくちゃ気になる!指くわえてんじゃねぇ!
一郎の動向に注意しつつわはは〜と照れ笑いを浮かべた俺はお願いだから何かツッコんで!と高瀬に目配せする。と、彼女は満面の笑みを浮かべてくれた。
「ありがと。あ〜あ、萌が羨まし」
「あ?なんで?」
どこに萌をうらやましがる要素があった?どっこにも、ひとっつもなかったように感じますがね。金持ちって所か?
ハテナを頭に浮かべて高瀬と目を合わせる。うっ……なんか、何かその表情とってもいい!憂いの瞳ってヤツ?でもそうやってずっと見つめられたら勘違いしそうで怖いんですけど!
「どっかに一条みたいな人っていないかなぁ」
「俺みたいなヤツ?」
「そう」
俺のドッペルゲンガーでもお探しですか?でも申し訳ない、俺は未だかつて自分ではない自分を見たことがないんですよ。デジャヴなら多々あるんですが。
その言葉の意味をいまいち理解出来ずにいると、笑顔を継続させた高瀬に今度は腕ではなくて背中を叩かれた。うん、とっても痛い。
「え、えっと。俺みたいなヤツはそうそういないであろうさ」
やっと出た言葉がこれでした。
早く何か言えとばかりに背中を叩かれたんだと悟った俺は、そう言いながらちょっとカッコつけて前髪をサラッと手で流した。誰か今の俺を見て!絶対に見とれるから!
「そうだね。いないかもね」
懇親のボケにツッコミを入れてくれることなく、それじゃと最後の最後にもう一度俺の背中を叩いて高瀬は萌達の元へ走って行く。
カッコつけて前髪までかき上げてみたんですけど何にも言ってくれないのね。ってかそんなことしても無駄だって思ったから敢えて何も言わなかったの?ねぇ教えて高瀬さん!