4話:白銀の騎士
エル「懐かしいですね。、、あの時みたいに、少し、、」
エル「暴れましょうか。」
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シャエル「本当に単独でいいのだな。」
エル「えぇ、」
エル「大佐、、行って参ります。」
エルは、敬礼をした。
それにシャエルは、無言のまま、敬礼を仕返した。
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エル「エル・エザベド、、行きます。」
エルが乗る白銀のMSは、宇宙へと飛び立った。
◇◇◇
乗組員「十二時方向に、ジオンの単独モビルスーツを確認!こちらに迫っています!」
グレオル「総員、直ちに戦闘配置!」
◇◇◇
ネオン「ネオン・シフト、ガンダムMeteor!行きます!」
ネオンのガンダムも同じく、宇宙へと飛び立った。
ネオン「あれは、、ギャン?でも、何か、違う、」
ネオン「まさか、専用機?!」
エル「見つけた、ガンダム!!」
ネオン「やばい!」
(速度が早すぎる、どうしよう、)
ネオン「ビット!」
エル「無駄だ!」
エルが乗るギャン(エル専用機)は、ビットを上回る速度で駆け回っていた。
ネオン「どうすれ、、きゃぁ!?」
機体を攻撃され、衝撃が走る。
ネオン「一体、どうすれば、」
◇◇◇
アース「動け、動け、動け、動け、!」
アース「動いてくれよ!Earth!」
アース「ネオンの命が危ないんだよ!」
アース「頼む、動いてくれよ!Earth!」
アース「お前が、必要なんだ!」
◇◇◇
ネオン「くっ、」
エル「遅い遅い遅い!!!!」
ネオン「やばい!貫かれる、!」
エルは、剣でガンダムのコックピットを貫こうとした。
だが、目の前に現れたのは、、、
アース「間に合った!」
ネオン「アース!」
アース「ネオンは、一回帰っててくれ!」
ネオン「わ、わかった!」
アース「ギャン、しかも専用機、」
アース「となると厄介かもしれない、」
ギャンは、もう一度駆け回った。
アース「速い、でも、次の行動はわかった!」
アースがビームサーベルを振った先には、ギャンがいたが、
盾で防がれていた。
エル「なかなかやるな、」
アース「、、制御戦闘モード、開始、」
Earthサイコミュ「制御戦闘モードへ移行します。」
以前と同じように、ガンダムは変形した。
だが、今度は白色に発光した。
エル「ただ変形しただけだ!性能は変わらない!」
ギャンはもう一度駆け回ろうとしたが、、、
エル「遅い、なんで、!なんで!」
エルは、目を凝らしてガンダムEarthから出ている光を見た。
エル「ミノフスキー粒子?!」
アース「こんな戦い方はずるいかもしれない、でも、、」
アース「ネオンを殺そうとした罪は重い。」
Earthがどんどんと近づいている。
エル「嫌だ、嫌、」
アース「ハイサーベル、」
ギャンの腕や足は簡単に斬られてしまった。
アース「、、、楽に死んでくれ、、」
Earth(、、、)
エル「大佐、ごめんな、さい、、、」
Earthは、ハイサーベルでギャンのコックピット部分に優しく刺した。
Earthサイコミュ「制御モードへ移動します。」
ガンダムは、元の形に変形した。
◇◇◇
シャエルは、エルの死を聞き、
無言で宇宙を見つめていた。
シャエル「、、、」
シャエル「、、、よく頑張った、、」
(やはり、戦争というのは愚かだ、大切な人は奪われていく、)
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次回:紅い輝きの再来