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6話 (=^x^=)にゃ〜

原神とスシローがコラボだと……

 どうしてこうなったんだろ。炎の矢を素手でぶん投げる人がいて、さらに魔法耐性90%のモンスターですら魔法でワンパンする人がいてその人がただドロップ品を回収せずにいて、それを自分が回収しただけなんだよね。

 ……嘘ですごめんなさい。でも、クルハが直接俺のアイテムboxに収納することができるなんて初めて知ったよ。これも、アシスタントの能力の一つなのかな?アシスタント、さすが有能。アシスタントクルハは日本一、いや世界一!ぽぽん(太鼓の音)


「この量を売りに出したらまずいかな?」


 アイテムboxの欄にはあら不思議。439ものドロップ品があるではないか。しかも一個一個が4000円弱くらいするっていうね。つまり1,756,000円。あれ?前世の俺の年収の半分じゃないか。おかしい。


「まだ大丈夫だと思います。多分」


 多分。多分かぁ。多分ねぇ。タブ◯ネ?ポ◯モン?て、ちゃうちゃう。違う違う。そうじゃそうじゃなーい。まぁ、多分大丈夫は絶対いける。前世の俺もそれでやってた。ちなみに当たる確率は感覚で85%。ドロポンとおんなじ。


「んじゃそろそろ帰りますか」


 これ以上乱獲すると多分ダメな気がする。多分。多分かぁ。多分ねぇ。タブ◯ネ?これさっきもやったか。


***

                                         ^ ^ 

 あーやっと戻って来れた。マジで探索余裕だった。余裕すぎて猫になっちゃうくらい。(=^x^=)にゃ〜


「よいしょ。これ全部換金お願いしま〜す」


「……多すぎじゃないですか?あの、これを一つ一つ鑑定してたら私過労死しちゃいますよ?」


 過労死……ね。ふふふ。嫌な思い出だなぁ。前世の俺がまだ20歳代のころ、実は中学生の教師をやってたんだよね。懐かしいなぁ。


 外へ窓から机がぶん投げられたり、廊下を自転車で走ったり。他にも女子同士が殴り合って血まみれになってたり……その時は女子が恐ろしく感じたよ。しかもその女子の家に行って事情を聞かないといけないじゃん?でも全然吐いてくれなくて。


 他にもあるよ?深夜12時から1時くらいに花壇の花を近くの川に捨てていくってのを風の噂で聞いたんだよ。そしたら若い俺が行くことになってさ。さすがにこねぇか〜とか思いながら事務室で目をピカピカ光らせて監視してたわけ。そしたら、本当に現れたのよ。うひゃうひゃひゃーつって。俺もマジかってなったけどとりあえずさ、注意しないといけないわけじゃん。こら〜つって警察にほいほいほい〜つって渡したりもした。ちなみにこれ、残業代出てません。俺何してるんだろうなーって思いながら家で寝たなぁ。


 まぁ、1番印象に残ってるのは廊下から教室の中を見ることができるようになってたところかな。ドアの窓じゃないよ?壁が開いてるのよ。おいおいおいwこれどうなってんだよ〜wってなるわけじゃん。そしたら3年の〇〇がやりました〜つって1年がいうわけよ。それでおい!つって追いかけ回して。そいつはタバコを、スパスパ吸ってたもんだから体力があんまないわけよ。学校3周くらいしてからとっ捕まえた。もはやある意味楽しい思い出だわ。はぁ。


 結局理不尽なのはさ、部活動の顧問をするわけじゃん。それで、部活動手当もらうわけよ。4時間働いて800円。800円。そこらへんのアルバイトですら1時間900円とかもらってるのに800円。雀の涙よりも少ないわ。アホかて。流石に。まあもう今はないんだろうけどね。まぁ、そんな私の愚痴でした。もう教師、いや、狂師はやりたくない。


「どうかなさいましたか?顔が疲れているように見えますが」


「いえ、大丈夫ですよ。少し昔のことを……」


「そ、そうでしたか。では、換金の方は明日ということでよろしいでしょうか?」


 あれ?クルハが進めてくれてたのかな?ありがたいね。サンキュークルハ。略してサンクル。もう今日は昔の教師のことを思い出してあんまり気分がヒャッハーしないからさっさと寝よ。


「じゃ、家に帰ろっか。換金も明日みたいだし」


「そうですね。私もそうするべきかと」


 じゃ、家へレッツラゴリラ。ウホッ。


「あの!えっとその……クルハさんですか!」


 誰だろこの子。クルハのファンなのかな。一応Sランク開拓者だし、ファンがいてもおかしくないのかも。


「はい。どうかされましたか?」


「じ、実はふぁ、ふぁっっファンなんですっ!」


 やっぱクルハのファンだったかー。まぁ、予想通りっていうか?俺にかかればほほいのほいよ。マルホイが頭に浮かんだけど気のせいだよね。公式リーネスタンプにほほいのほいっていうスタンプがあったのも気のせい。


「そうでしたか。では」


 え、それだけ?もっとさ、ファンサとかしないの?うっふーん。とか、あっはーんとか。別にウホッ。でもいいんだけど。まぁ、1番はクルハが猫の真似をしてにゃ〜んっていうことかな。言ってくれたら鼻血を出してぶっ倒れる自信があります。ほんとです。生まれてこのかた、嘘をついたことが。ついたことが。ついたことが……あります!いっぱい。


教師の話、実話です。自分の先生が実際に体験したことらしい。おそろし。

先生かわいそうだと思ったらブクマと評価おなしゃす。モチベに繋がるんで。

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