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5話 ( ^ω^)・・・しんだ

 テスト。期末テストよ。なぜ冬休みが終わったら君がいるんだい?おかげで執筆する暇がなかったじゃないか(言い訳)

 あーやっと着いた。マジで地味に遠かった。老頭ダンジョンがあるのが三重県なんだよね。大体電車と歩きで一時間半くらいかかったかな?前世ではあまり遠出とかしなかったから結構時間かかるなぁって思っちゃった。まぁ、これくらいが普通なのかな知らんけど。まぁさっさと老頭ダンジョンに入りますかね。


「えーっと。たしかここでよかったはず」


「ようこそ。老頭ダンジョンへ。ご用件は何でしょうか」


 俺ここのダンジョン初めてだからなんて言えばいいのかわかんねぇ。こういうときはクルハに助けてもらおう。クルハに向けて助けてびぃーーーーーむっ!!!ふっ決まったぜ。


「ダンジョンにこの子と入りたいのですが」


 うん?この子?いま、この子って言ったよね?あれ、もしかして俺、クルハに子供扱いされてる?結構ショックなんだけど。一応前世では立派な大人ですよ?


「わかりました。開拓者カードの提示をお願いします」


 はいはい、開拓者カードね。たしかこのポケットに……


「はい、これ」


 ふふふ、どうだ。さっき登録したばっかりの超新米開拓者だぞ!よく目に焼き付けるがいい!あ、焼け付きすぎて目がやけどしないようにね。やけどしたら大変だから。


「ありがとうございます。あら?もしかしてEランク開拓者の方ですか?珍しいですね。しかも相方さんがSランク開拓者と。もしかして、お弟子さんでしょうか?」


 あーそういう感じになっちゃたか。まぁ、この手の話もよくあるんだけどね。まぁ、ここではそういうことにしておこうかな。そうすれば、余計な時間も取らなくて済むしね。


「ま、そんな感じですね」


「はい。分かりました。では、命大事に。いってらっしゃい」


 うし、こっからが本番。まずは、盗賊神の手袋を手に付けてと。試しになんか取れそうなのないかな。


「クルハー、どっかにトラップない?」


「トラップは……ここら一帯にはないですね。というかここの老頭ダンジョン自体トラップが少ないだんじょんですし」


 え、うそん。俺トラップを奪いまくる気まんまんだったんだけど。まじかー。じゃあ、仕方ないよね。そう、トラップがないんだもん。じゃあモンスターを狩りまくるしかないよね。老頭ダンジョンがいけないんだよ?全然トラップを配置してくれないから。そう、老頭ダンジョンがいけないんだ。だから、俺は悪くない。

 てか、俺って何の魔法を覚えてるんだろ?ちょっと見てみよ。


 :魔法一覧:


 炎魔法LvMAX(炎を意のままに扱うことができる。冬もあったかくして寝るんだよ?)

 

 ん?なんか余計な一文ついてない?あと、冬はまじであったかくして寝ろ。一人暮らしでインフルなったときはマジで絶望したから。

 

 水魔法LvMAX(水を意のままに扱うことができる。水遊びって、楽しくない?) 


 水遊びが楽しいのはわかる。子供のころは水風船を友達に投げつけまくってびしょ濡れにさせた記憶がある。濡男くん、いまでも元気してんのかな。


 風魔法LvMAX(風を意のままに扱うことができる。夏も涼しくてうれしいね。)


 扇風機いらないやん。最高かよ。でも、風魔法ってどう使えばいいんだ?見えない斬撃飛ばせるんかな?


 地魔法LvMAX(地を意のままに扱うことができる。地面は固ければ固いほどいい)


 まぁ、ぬかるみは嫌だもんね。わかる。


 雷魔法LvMAX(雷を意のままに扱うことができる。おこったぞー!ぷんぷんだ!)


 雷魔法の余計な一言だけ、クッソかわいいんだが。両手をあげて、目を瞑って、口を膨らませながら怒ってほしい。


 氷魔法LvMAX(氷を意のままに扱うことができる。やーい!雪女!)


 お前も雪女にしてやろうか? 


 回復魔法LvMAX(どんな怪我でも回復できるよ!!ふふん。すごいでしょ!)


 回復魔法ってなんか強そうだよね。それこそ、四肢の欠損とかも治せちゃったりしそう。


 さて、一通り一般魔法を見たけどこれやばいな。特に説明文。前世だとあんなよくわからん一言ついてなかった気がするんだけど。あと、魔法のLvもMAXじゃなかった。前世だと一番高かった炎魔法でさえ、Lv3だったのに。


 ま、とりあえず、そこら辺にいるモンスターでも狩ってみますかね。どんな威力なんだろ。気になる。


「じゃ、なんかモンスター探してくるねー」


「お供します」


 お、さっそくいた。あれは、クソ足が速いことで有名な『ファストゴブリン』かな?でも、ここにいるってことは強化版なんだろうね。でも俺たちの存在には気づいてないっぽいし、ここから奇襲をかけようかな。まずは、炎魔法で矢の形を作ります。そーして、それを思いっきりぶん投げます。俺、元野球部のピッチャーやってたんだよね。すごいだろ。球速最高123km/hだ。


「ぐぎゃあぁ」


 え?一発で木っ端みじんに粉砕したんだけど。まじで?しかも威力高すぎてたぶんドロップ品消し飛んだ。えぇ……。これからは少し力加減を見すらないようにしよっと。

 それにしてもゴブリンって消し飛ぶもんなんだ。まぁ、ゴブリン系統って魔法耐性があんまないってのが特徴だし?まぁたまたま、急所(たまたま)に当たっただけかもしれないし?次は魔法耐性が高そうなやつがいいな……って!いるじゃん!くそトカゲこと『マジックリザード』こいつ一時期めっちゃネットでばずってたから知ってる。確かボスより硬い。とにかく硬い。

 こいつ魔法耐性驚異の90%とかいうクソ耐性してるんだよね。しかも物理耐性も20%とかいう少し固めだし。こいつなら本気の火力でも死なないでしょ。多分。


 とりあえず、さっきとおんなじ感じでいいかな。炎を矢の形にしまして、それをぶっ放す!


「ぴゃ?」


 ( ^ω^)・・・しんだ。あと死ぬ時の声情けな!

 



お読みいただきありがとうございます。よかったら評価、ブクマもしてってくださいね。投稿をサボらなくなりますよ。テスト期間だから少し投稿頻度下がるかもだけど。

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