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(12)招かれざる客

 アーネットの胸ポケットにあった、魔法の万年筆から正体不明の魔力が発現したのと同じ頃、バー「フォレスト」でカミーユとウイスキーを傾けていたナタリーのバッグにも異変が起きていた。突如グラスを置いたカミーユは、懐から杖を取り出すと、ナタリーのバッグを引き寄せた。

「危険です」

「え?」

 何の事かわからないナタリーは、カミーユの行動を黙って見ていた。カミーユの小さな銀の杖から発された真っ白なエネルギーが、バッグ全体を膜のように覆う。

「どうしたの?」

「さきほど回収した、例の魔法の万年筆です。迂闊でした。あとから調べればいいと思っていましたが、何か仕掛けられていたようです」

 カミーユが抱えるバッグが一瞬、パンという小さな破裂音とともにわずかに膨らんだ。

「すみません。バッグはあとで魔法で修復します」

「…どうなってるの、私のバッグの中」

 ナタリーが怪訝そうに、萎んでゆくバッグを眺めた。そこそこ奮発して買った牛革製のものだが、今の破裂音とともに、あちこちがわずかに裂けている。

「どうやら、この万年筆は、単なる失敗作ではなかったようです」

「なんですって?」

「言い方を変えましょう。万年筆自体は失敗作なのかも知れません。しかし、それをアーネット達が追跡していた売り子の少女に預けたのは、何らかの明確な意図があっての行為だった可能性がある、ということです」

 言いながら、カミーユはバッグに魔法をかけた。いまできた革の裂け目が、みるみる修復されていく。

 そして、留め金を外し二人が中を見た、その時だった。

「!」

 二人は一瞬、目を見開いて驚いた。バッグの中から、細く小さなヘビのようなエネルギー体が飛び出し、目で追えないほどのスピードで床を這い、バーの外に出てしまったのだ。暗い店内であるにも関わらず、二人以外の客は全く気付いていない。

 二人は目を見合わせ、改めてバッグを覗いて驚いた。入れておいた魔法の万年筆は、きれいになくなっていたのである。



 アーネットの魔法の杖にナタリーからの着信があったのは、その直後のことだった。アーネットは慌てて通話に出る。

「ナタリーか!?」

『アーネット、わたし。実は今、奇妙な事が起きたの』

「こっちも起きてる」

『え?』

 アーネットは、目の前で起きている光景をまじまじと眺めていた。

「こいつ!」

「アドニス君、そっち行った!!」

 ジリアンとブルーは、夜の闇の中で地面をのたうち回る、蛇のようなエネルギー体を捉えようと躍起になっていた。広範囲に張られた魔法の網の中を、スパークする蛇が逃げ出そうともがいている。

『魔法の蛇ですって?』

「そうだ」

『聞いて、アーネット。実は、私が回収した魔法の万年筆も、同じ事が起きた』

 その報告に、アーネットは「まさか」と驚いた。

「蛇になったってことか?」

『そう。どこかに走り去ってしまったけれど』

「まさか…」

 アーネットが不安になって、あたりを見回したその時だった。人気のない街道の向こうから、ひとすじの光がものすごい速度で地面を這ってきたかと思うと、ブルー達が張った魔法の網の中に飛び込んだのだ。

「あっ!」

 驚いている間もなく、その小さな蛇は、ブルーとジリアンが奮闘していた大きな蛇と一体化して、さらに大きな蛇になってしまった。

「こっ、こいつ一体なんなんだ!?」

 ブルーが啞然としている目の前で、スパークする大蛇は魔法の網を軽々と突き破り、街道の向こうへと走り去ってしまった。

「あっ!」

「まずいよ、アドニス君!」

 ジリアンとブルーは、即座に再び肉体強化魔法を自分たちに施し、魔法の大蛇を追うべく地面を蹴った。

「おい!」

「アーネット、何かあったら連絡する!そこで待機してて!」

 その場を仕切ったブルーとジリアンは、瞬く間に夜の街道に消えて行った。

「どうしろってんだ」

 残されたアーネットは、突然静かになった街道から街明かりを見た。何となく、以前の脱走犯追跡捜査を思い出す。

 そのときだった。咄嗟に取り出していたアーネットの魔法の杖が、白く発光した。



 魔法の大蛇の速度は非常に速く、追い付くのは困難ではあったが、ギリギリ視界に捉えられないわけでもなかった。それよりも、ブルーはその進行方向が気になった。

「この方向、まさか…」

「え?」

「いや…杞憂かも知れない。とにかく、追い付いて捕獲しよう」

 ブルーの呟きが気になるものの、ジリアンもまずは目の前の出来事に対処することにして、街道を疾走した。


 

 そのころ、独り寝支度を整えたマリエは、母親や使用人たちが入院して誰もいない家の戸締まりを確認すると、真っ暗な寝室に戻ろうと階段に足をかけた。

 しかし、次の瞬間マリエは、心臓が止まるかというほどの戦慄を覚え、のけぞってしまった。

「ひっ!」

 まさか、とマリエは思った。戸締まりはした筈だし、物音もしなかった。なのに、その白いスーツとハットの男は、階段の最上段に、ステッキをついて立っていたのだ。

「だっ、誰!?」

 この状況でそう言えただけでも、9歳の少女としては大した度胸であるとは言えた。しかし、足はすくみ、ガタガタと震えている。

 だが、マリエはすぐに思い出した。この人物には、見覚えがある。

「あっ、あなた、万年筆の、おじさん…?」

 震える声でマリエは訊ねた。そう、それはマリエがキャンディを売っていた時、あの魔法の万年筆を渡してきた謎の男性だったのだ。

「よく覚えていてくれたね」

 不気味な安心感を覚えてしまう声色で、男性は静かに言った。階段を降りるでもなく、ただそこに立っていた。

「お、おじさん、悪い人なんでしょ!刑事さんが言ってた!」

「悪い人?」

「魔法の万年筆だなんて、わたし知らなかったもの!」

 マリエは、震えながらも必死で抗議した。だが、男は笑うでもなく、憤るでもなく、静かに答えた。

「マリエ、この世には、いい人も悪い人もいないんだよ」

「!」

 マリエは、その言葉の内容ではなく、ひとつの事実に驚いていた。

「どうして、わたしの名前を知ってるの」

「もちろん知っているとも。知らないはずがない。けれど、そんな事よりもっと大事な話があるんだ、マリエ」

「えっ…?」

 すると、男は内ポケットから一本の、細長い何かを取り出して、ポンとマリエに向かって投げた。マリエは一瞬びくりとしたが、ついそれを掴み取ってしまう。

 それは、杖のようだった。暗がりで表面はよく見えないが、黒く、硬い木材でできている。

「な、なに…?」

「マリエ、さっき君が言った言葉には、少し間違いがある」

「間違い…?」

 杖を手にしながら、マリエは何の事かと訝った。男は、同じように杖を手にすると、マリエにまっすぐ向けた。

「あの万年筆だよ。あれには、魔法なんて最初から入ってなかったんだ」

「嘘!」

「嘘じゃない。その証拠を見せてあげよう」

 男が杖を軽く振るうと、突然屋敷の中の空気が渦巻き、階段の中央にぼんやりと、青白い影が現れた。

「ひっ!」

 マリエは、その影がなした形に怯えて後ずさった。それは、青白いオーラのライオンだったのだ。

 ライオンはマリエが逃げる間も与えず、牙をむいて飛びかかってきた。

「きゃああー!!」

 マリエの悲鳴が、暗い屋敷に響く。

 だが、マリエは自分が無事であることに気付くと、恐る恐る閉じていた目を開いた。

 それは、予想もしなかった光景だった。

「なっ…なにこれ…!?」

 マリエは、無意識に杖を突き出していた。その杖の先端を中心に、放射状に真っ平らなエネルギーの膜のようなものが形成され、ライオンの行く手を阻んでいたのだ。

 すると、男の拍手が階段の上から響いてきた。

「素晴らしい」

「なに、何なの!?」

「マリエ、君はなぜ自分が孤児だったのか、考えた事はあるかい」

 突然の問いかけに、マリエはたじろいだ。ライオンは気が付くと消滅し、マリエの杖から放たれた障壁も消え去っていた。

「なぜ、孤児だったのか…?」

「そうだよ。それだけじゃない。君は、何か際立った能力で、大人を驚かせた事がないかな」

 その言葉は、マリエの記憶を揺さぶった。マリエは義理の母親を、その計算能力で驚かせたのだ。

「ある才能を持つ種類の人間は、そもそも基礎的な知能が、並の人間よりも高い事がある。極端な例を挙げれば、10歳かそこらで大学を卒業できてしまうようなね」

 男は、ゆっくりと階段を降りながらそう言った。その言葉でマリエは、今日初めて会った、年上の少年を思い出していた。

「マリエ、安心したまえ。私は君に危害を加えるつもりはない」

 いよいよマリエは、男が言っている言葉の意味が理解できなくなっていた。いまライオンをけしかけたばかりではないか。

 だが、マリエはようやくわかりかけてきた。

「あなたは、知っていたの…?今の、私が使った力は、まるで…」

「まるで、何だね」

 マリエと同じ床に立つと、ステッキをついて男は真剣な表情を見せた。年齢は40代後半くらいだろうか。ややシワがある、乾いた肌の白人である。瞳は不気味なほど透明な青で、総髪ぎみの髪がハットの下に伸びていた。


 その時だった。バリン、とけたたましい音がして、屋敷の窓ガラスが割れ、何かが室内に飛び込んできた。

「むっ」

 男は冷静に振る舞ってはいたが、驚いてもいるようだった。

「ひっ!」

 怯えるマリエだったが、さらに驚く出来事があった。

「えっ!?」

 マリエは、何が起きたのか全く理解できずにいた。マリエの足元を、まばゆく輝く光の蛇が取り巻いているのだ。その鎌首は、まっすぐにハットの男を向いていた。

 瞬間的にマリエは、どうやらその蛇が、マリエを護っているのだと感じた。

 そこへ、割れた窓からふたつの人影が飛び込んできた。

「マリエちゃん!!」

 その頼もしい声の主は、マリエと魔法の万年筆の行方を追った少年刑事、アドニス・ブルーウィンドであった。その隣には、赤味がかった長髪が印象的な背の高い女性が、ブルーと同じように杖を構えていた。

「ブルー!!」

 マリエは、心から安心したように涙目でブルーのもとに駆け寄った。すると、魔法の蛇は役目は終わったと言わんばかりに、マリエの傍らでとぐろを巻いて陣取った。しかし、やはりハットの男には牙を向いたままである。

「マリエちゃん、何があったか知らないけど、もう大丈夫」

 ブルーは、マリエをジリアンの前に寄せて、杖を構えたまま言った。

「ジリアン、この子をお願い」

「任せて」

 マリエは、ジリアンと呼ばれた女性が左肩を支えてくれている事に、心からの安心を覚えた。

 ブルーは、階段の下で悠然と構える、白いスーツの男に杖をまっすぐ向け、警察手帳を示した。

「メイズラントヤード魔法捜査課だ!両手を上げて壁を向け!不法侵入その他もろもろの容疑で、逮捕する!」

 すると、男はステッキをついたまま、全く怯える様子も見せず、ブルーの目を見た。

「お初にお目にかかる。アドニス・ブルーウィンドくん」

「僕も有名になったもんだね」

「もちろん。この間の、暴動事件の鎮圧は見事でした。新聞のインタビュー記事も拝見しましたよ」

 その慇懃な態度に、ブルーは警戒して杖を強く突き出す。

「動くな!やっぱり、手は上げなくていい。そのままで質問に答えろ」

「どうぞ。答えられない事もあると思うがね」

「まず名前と、どこかに所属しているなら組織の名を答えろ」

 ブルーの問いに、男は少し間を置いて答えた。

「私の名は、そうだな。今は、レオと名乗っておこう」

「ふざけるな。本当の名を言え」

「本当の名だと?ふふふ、人間に、本当の名などというものが、本当にあると思っているのかね。ブルーウィンドくん」

 その含みのある言い方に、ブルーは何か不穏なものを感じた。そして、何かを決意した様子で横目にジリアンを見る。

「ジリアン、こいつはおそらく只者じゃない。マリエちゃんを連れて、ここを出るんだ」

「アドニス君を一人にはできないわよ」

 ジリアンもまた、目の前のハットの男が、これまで対峙してきた犯罪者たちとはわけが違う相手だ、と感じていた。それほどまでに、男から漂う無言の威圧感は不気味だった。

「何をそんなに警戒しているのかね。私は単なる一般人かも知れないというのに」

「一般人が、不法侵入するわけないだろ。正直に答えてもらう。お前、あの魔法の万年筆を流通させている組織の一員だな。マリエちゃん、君に万年筆を渡したのは、この男なんだろう」

 ブルーの問いに、マリエは頷いた。

「そうよ。この人」

「証言は取れた。お前は、認めるより他にない。一体、何のためにお前達は、あんな危険なものを流通させているんだ!」

 ブルーは怒鳴った。レオと名乗った男の眉がわずかに動く。

「知りたいのなら、解けばいい。そのために、君達の組織が在るのだろう」

「お前はここで逮捕する。聞きたいことは山ほどあるんだ」

「できると思うかね」

 一切怯む様子を見せない相手に、ブルーの方が緊張を隠せずにいた。ブルーの師、テマ・エクストリームほどの圧倒的な威圧感までは及ばないかも知れないが、得体の知れない何かがこのレオにはある、と感じていた。

「ひとつ答えろ。黒いローブをまとった、金髪の魔法使いの女は、お前達の仲間か」

 ブルーが訊ねたのは、リンドン暴動事件の際に現れた、謎の黒衣の魔女についてだった。しかし、レオは軽く首をかしげた。

「さて、私は知らないな。もっとも、黒いローブを着た金髪の女性など、探せばどこかにはいるのではないかね」

 その答えが本当かどうか、ブルーには判断しかねた。

「ジリアン、ここは僕に任せてくれ。マリエちゃんを」

 再度ブルーが依頼すると、ジリアンは止むなく、マリエの手を引いてエントランスに向かう。

「気を付けて」

「ああ。頼んだよ」

 ジリアンに連れられて屋敷を出るマリエのあとを、光る蛇がついて行った。その様子を、興味深げにレオは見た。

「なるほど。大したものだ」

「一体、マリエちゃんに何をした」

 ブルーが強い口調で問い詰めると、レオは笑って答えた。

「何もしてはいないよ。むしろ、何かをしたのはマリエ、彼女自身だ」

「…どういう意味だ」

「あの蛇を見ただろう。あれは何だと思うかね」

 突然そう問われ、ブルーは答えに窮した。

「あの蛇は、押収した魔法の万年筆が変化して出現したものだ。お前達は、何なのか知っているんだな?」

「何かはわかるよ。だが、まさかあんなものを生み出せるなどとは考えもしなかった」

「どういう意味だ!」

 問い詰めるブルーに、レオは改めて杖を向けた。ブルーも反応して、魔力を込める。

「動くな!」

「動くも動かないも、誰かに強制される義務はないね」

 レオは、呪文を唱える事なく電撃魔法をブルーに向けて放った。ブルーは咄嗟に、そのエネルギーを吸収する魔法のフィールドを形成する。散らされた電撃はブルーの杖に集まり、そのままレオめがけて返された。

「むっ」

 その反撃方法にわずかに驚きを見せたレオだったが、障壁を展開し、魔法を軽々と弾いてみせる。

「なるほど。想像以上の素質だ。さすがと言うべきか、末恐ろしいと言うべきか」

 その言葉に皮肉や虚飾が感じられないのは、ブルーにもわかった。レオは、何かを吟味するようにブルーの様子を観察していた。

 今度は、ブルーが仕掛ける番だった。ブルーの杖の先端から、格子状のエネルギーが蜘蛛の糸のように展開され、レオに覆い被さった。

「グラビティーバインド!」

 それは、重力の網による拘束魔法だった。直立するレオのバランスがわずかに崩れる。

「このまま逮捕させてもらうよ!」

 ブルーは、重力の網で一気にレオの全身を締め上げた。普通の人間であれば、下手をすると死んでしまうが、相手は並ではないと理解した以上、手加減するのは危険だと判断したためである。

 しかし、現実はブルーの危惧を上回るものだった。レオが軽く杖を振るっただけで、ブルーの重力網は一瞬でバラバラにされてしまったのだ。

「なっ…!」

「あまり相手を甘く見ないことだ」

 そう言うと、レオはお返しとばかりに、ブルーに魔法を放ってきた。ブルーの周囲に三つの光球が現れたかと思うと、光球どうしが細い光線で結ばれ、ブルーを取り囲む。

「あっ!」

 ブルーは即座にその意味を理解し、青ざめる。その様子をレオは真顔で見ていた。

「これが何か、さすがにわかっているようだね」

「くそっ!」

「安心したまえ。私はまだ、君達と事を構えるつもりはない。正直に言うと実のところ、今日こうして君達が現れた事じたいが予定外だったのだ」

 レオの言葉に、ブルーははたと気付いた。

「そうか…お前の目的は、マリエだったんだな!一体、彼女には何があるって言うんだ!」

 なぜか魔法で反撃しようとしないブルーに、レオは不気味に笑って答えた。

「それは君達が調べたまえ。もうすでに、大サービスで色々話してあげただろう。では、私はこれで失礼するよ」

「まっ…待て!!」

 そう言いながらも、ブルーは動けずにいた。立ち去ろうとするレオの背中を睨む。

 しかし次の瞬間、予想外の事が起きた。

「ワオオォン!!!」

 聞き覚えのある咆哮とともに、謎の獣が室内に飛び込んできたかと思うと、ブルーを縛りつけていた魔法を、爪のひと払いで砕いてしまったのだ。

「なにっ!!」

 レオは、それまでと変わって明らかに驚きの表情を見せた。ブルーと自分の間に着地した、その獣をまじまじと見る。それはブルーの使い魔である、魔狼犬ライトニングであった。

「ライトニング!!」

 ブルーは、まさかという表情でライトニングに呼びかけた。

「アオン!!」

 ライトニングは甲高く吠えると、目の前のスーツの男に牙をむき、グルルルと低く唸った。

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