PとCの違い
テレビでHSPが取り沙汰されて以来、ネットニュースやSNSでも様々な意見がみられるようになった。
自分がHSPだと気づき、生き辛さの原因が分かって自分を見つめ直すことができたと安堵する当事者の意見が多くてほっとしたと同時に、
「ファッションHSPが増える」
「被害者ぶって特別な配慮を求めるな」
というHSPの人を二重に傷つける意見もたくさんあった。
HSPだと自覚する当人から、「特別な配慮を強要するのではなく、何がどう辛いかHSP本人がはっきり言うべき」とい意見もあった。
自分の意見を否定されることを承知ではっきり言える人ならば、HSPとしては軽度なのではないかな…。と思ってしまった。
自己評価が低く、否定されるのが怖くて気持ちを現せない人がHSPには多く、だからこそ今まで見過ごされてきてしまったのでは。
それでも大人である『HSP』は頑張って自分の意見を言って欲しいと応援したいが、子どもである『HSC』はより繊細で傷付きやすく語彙力も大人より少ないのだから、配慮は絶対に必要だと思う。
求めるのは配慮であって優遇ではないのだから、目の敵にはしないで欲しいと思う。
もちろんHSC以外の子どもにも、一人ひとりの心情に配慮すべきなんだと思う。そもそも今までの教育体制が子どもの気持ちに配慮しなさ過ぎたんだと思う。いくら現場の先生方が頑張ってくれても、限界があるもん。
人の心を皆がお互いに大切にできればHSCもそうでない人も皆ハッピーということだ。
配慮というのもほんの些細なことで大きく助かる。具体的に嬉しかった配慮の例を一つ、
「職員用トイレを自由に使っていただいていいですよ。」
これ本当に助かった。私の中に残っているただ一つの乙女心、「トイレ貸してください。」を言うのがどうしても恥ずかしくて、トイレに行くのをずっと我慢していた。申告なしでトイレに行けるの本当に助かった。ありがとうございます。
この位些細なことで助かる人がいることが伝わればいいな。