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受験とちーの体調不良①

「C高校にしたい」とちーが即決したあとの生活は…というと、受験~卒業までの間、とにかくちーの体調が良くなかった話に尽きる。



C高校の受験は『事前に知らせてもらえる3つのテーマから1つを選んで書くレポート(原稿用紙1枚)』と『個人面接』のみ。面接に関しては相談会で場面かん黙のことを伝えて了解を取っているので、『私の立ち会いなしで受験に参加できればOK』状態。


レポートも、ちーはわりと作文が得意だし、国語の先生が「原稿用紙1枚じゃあ少なすぎて逆に書きにくいだろうから、一度下書きを書いた方がいいですよ。できたものを見せてくれたら添削しますから。」と言ってくださったので大変心強かった。


受験自体のハードルが普通高校に比べて格段と下がったので、ちーの心の負担も軽くなったから楽勝とまではいかなくてもだいぶ気が楽になったと油断していたのだが…。甘かった…。




体育の授業も見学やせいぜい散歩・軽いボールパス程度しか参加せず、ほとんど運動らしきことをしていない超インドア娘はアラフォーの私より体力がない。



私 「ちょっとずつでも運動して体力つけないとディズニーシー行けないじゃん!運動しようよ~!」



ちー「まだコロナ落ち着かないから行きたくないもん。」



私 「あーとさーが行きたがってるから3人で行っていいの?パパとお留守番する?」



ちー「無理」



あー&さー「ちーもパパも皆で一緒に行こうよ~、コージネート(Snow Man向井君のディズニーシーデート用のコーデ)しようよ~!」



ちー「う~ん…」とうなるだけ。会話打ち切り。



という感じでとにかく動かない。



こんな調子なので体力のないちーは毎年冬の寒さに負け越している。今年も連敗更新だなこりゃ…。まあ受験当日だけでも乗り越えてくれたらいいや。



なんて思っていたら、今年はそれどころじゃなかった。



ちー「お腹痛い」


かかりつけのお医者さん「腸閉塞一歩手前です」



えーーーっっ!?


もともと運動不足のせいか腸の動きが弱いんだけど、そこまで酷かったとは…。



まずは漢方薬で様子をみましょう、ということで『大建中湯』を処方してもらう。



ちー「からいっ!」


私 「苦いじゃなくてからいの?どれどれ(ちょっとだけ舐めてみる)辛っ!!」



副作用を過剰に怖がるちーも、この時はさすがに薬を飲んでくれた。薬を飲んだあとの練乳は欠かせないが。



病院に行った次の日担任の先生からお電話をいただき、


「ちーさんのお加減はいかがですか?」


「ありがとうございます。実は腸閉塞一歩手前だったそうで…」


「えーっ!?それは大変でしたね、お大事にしてください。」


「ありがとうございます。なのでしばらく学校をお休みするか、行けたとしても短時間になると思います。」



こんな感じで登校も多くて週2日ほど、授業に出る時間も1~2時間ほどに減って迎えた受験当日。




拍子抜けするほどさくっとクリアした。まず学校の入り口までは私も一緒に行ったが、センター長先生が声を掛けてくださったので不安そうな顔をしながらもちー1人で教室に入る。レポート&面接で90分の予定なので駅近くをブラブラして時間を潰してから迎えに行くと、「大丈夫だったよ」と疲れのにじんだ小さな笑顔で出てきた。




最大の難問である受験をクリアして、学年主任の先生と進路指導の先生から「おめでとう」と合格を教えていただき、ほっとひと息。あとはもう卒業に向かって前進できたらいいなと思っていたのだが…。



ちー「耳の下が痛い、悪夢見る、怖くて眠れない」


かかりつけのお医者さん「異常はなさそうですが、受験生なんですよね、疲れがでたのかも。精神的なものが原因だと思いますが、場面かん黙と不安症がある…。もう一度こども病院で詳しく検査してもらった方がいいんじゃないですかね。スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの方からこども病院に連絡してもらった方がいいと思います。」










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