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母の日に

本当は『ちーの受験シーズン』についての回想録を投稿するつもりだったのだけれど、今月2022年5月8日の母の日に嬉しいことがあったので先に載せちゃいます。



子供たちが『カップケーキ~推しメンカラーのトッピングとイケメンの顔写真付きピックを添えて~』をサプライズで作ってくれた。



・冷蔵庫の奥に買った覚えのない生クリームが隠されている。


・使った覚えも洗った覚えもないボウルやお皿が水切りかごに立てかけられている。


・台所に行くと、そこはかとなく『甘いものを焦がしたような匂い』がする。



・極めつけはパパが「おーい、ちー、買ってきたぞ~。」と私がいる前でチョコスプレーなどのトッピングをひらひらさせた。(パパはあとで子供たちに「も~何やってんのよ!」と怒られていた…。)



普段の休日はゲームやYouTube、録画したテレビ番組を観るためにリビングにゴロゴロ寝っ転がっている人たちの気配を、その日は台所から感じ取る。



まあ母の日ですし、予感はしていても気付かないふりをしてあえて台所に立ち寄らないようにして待つ。



夕方、かわいい担当の三女さーが「ママはさーの方だけ見てて♡」と彼女のようなことを言うのでそのとおりにする。



カチャカチャと物をテーブルに置く音と押し殺そうとしても堪えきれていない笑い声が聞こえる。



「もういいよ~☆」の声を聞いてテーブルを見ると、レースの紙ナプキンを敷いたお皿の上にかわいらしく置かれた2つのカップケーキ×5個とピンク・イエロー・グリーン・ホワイトのホイップクリーム。チョコスプレーやカラフルシュガー、アラザンなどのトッピング。



そしてカラフルなピックにはイケメンSnow Manの顔写真やイラストが貼りつけてある。



私の推しを熟知している娘たちは『消しゴムがきっかけで勘違いから始まるDK同士のラブコメディ』の写真ピックも用意してくれていた。



「カップケーキ作ってくれたの?すご~いっ!!ありがとう!!」「いつの間に用意したの?」「イケメンがいっぱい!!映え!萌え!エモ~!!」



と、年甲斐もなく大はしゃぎする私。母の日って毎年あげることばかり考える日だと思っていたけれど、自分がもらえると嬉しいものだなとしみじみ思った。



今までは子供たちがパパをせっついてばあば二人に花を買う時に私の分も用意してもらうかんじだったけれど、今回は子供たちの力で用意してくれたのがもう可愛くて尊い。



さー「あのね、ちーがレンジでチョコ焦がしたんだよ」


あー「私がいなかったらどうするつもりだったん?」


ちー「マジであーがいてくれて助かった~!」



話を聞くに、まず三女さーが長女ちーに「母の日に何か作ってあげたい」と提案してくれたそうで、ちーがいろいろ調べて推しイケメンを飾ったカップケーキを作ることを思いついたらしい。



そして今、高校生活が始まったちーは週4日ほど車で一緒に学校に行き、



ちー「終わるまで学校の近くに居て」



というので駅の近くを3時間ほどぶらぶらしたり図書館で本を読んだりして時間をつぶしたあと迎えに行って一緒に帰るという相変わらず私と離れる時間がほとんどない生活をしているのだが、



ちー「ママを迎えに呼ぶ前に一人で駅の近くのスーパーに行って生クリームとホットケーキミックスを買ったの」



私「本当に?一人で?すごいじゃーん!もう一人で学校まで行けるね!?」



ちー「無理怖い」



まだまだ不安は続いているけれど、今回は『はじめてのおつかい』の子供のように勇気をふりしぼって頑張ってくれたらしい。




そしていざカップケーキを作り始めたところ、ちーとさーだけでは上手くいかなくて困っていた時、



あー「何やってんの」



救世主、次女あーが助けてくれたらしい。あーはSnow Manの料理番長こと『舘さま(宮舘君)』のファンになって以来、料理に興味を持って今までもたびたび私と一緒にケーキやらチョコやらを作っていたのでとても頼りになったそう。



ちー「イケメンピックは皆で切り貼りしたんだよ」


さー「ちーがみっちーの(なにわ男子の道枝君)の顔切っちゃったんだよ」


私 「みっちーの顔傷つけたらあかん!国宝だよ!?」




なんてわいわいきゃっきゃしながら各々自分の欲望を全面に押し出してカップケーキをデコレーションしていく。



私「1つ目はピンクのクリームに黒いチョコスプレーで、2つ目はピンクとイエローのクリーム半分ずつ~!」とデコレーションする楽しみも味わえて、とても幸せな時間だった。



子供たちもとても楽しそうにデコレーションしていて、特にあーのケーキは「私はSnow Man箱推し(全員好き)だから」と言って9人全員のピック+グループのロゴピックまで刺して、『最後の1本まで飛ばなかった黒ひげ危機一髪』みたいになっていた。



私 「あー美味しかった!ごちそうさま~、皆ありがとね。」



さー「ママ、サプライズ気がついてた?」


私 「うん、ごめん。気づいてたよ(笑)」


ちー「いいよ、それならそれでママの白々しい三文芝居が見物だったし。」



子供たちの方が一枚上手だった。






新連載始めました。


『大慶直胤さんの誤解を解きたい ~松代藩の荒試しの真相は○○でした~』


江戸時代後期の刀鍛冶、大慶直胤に関する歴史コラムです。読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

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