小3の壁『ローマ字』
久しぶりになってしまいました。理由は次話で語ります。単になまけ癖が出ただけですが。
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小さな子どもの『なぜ?どうして?』を聞き流さずに、きちんと向き合って子どもの好奇心を育みましょう。
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と、育児本なんかでは盛んに言われるけれど、では小学3年生で習う『ローマ字』に関して子どもから
・「なんで『東京』は読み仮名だと『とうきょう』なのに、ローマ字では『とーきょー』なの?」
・「ローマ字の看板で『日本橋』が『Niho《n》bashi』と『Niho《m》bashi』と二種類あるのはなんで?学校では『Nihonbasi《hがない》』って習ったのに、看板と違うのはなんで?」
・「ローマ字入力するときは『大野』は『oono』と打つのに、なんでプリントでは『O(上に^)no』と書くの?」
などと「なんで?」の集中砲火を浴びて、『あくまで小学3年生が理解できるように』的確に答えてあげられる大人がどれほど居るだろうか?私は過去2回「知らんがな」と匙を投げた。
自分でも『ti』と『chi』、『si』と『shi』の違いなどが気になってローマ字教育についてWikipediaを開いてみたが、
・明治時代、ヘボン式(英語の発音に近い)と日本式が対立していた。1937年に内閣訓令第3号にて日本式をもとにした訓令式(日本語を正しく書ける)を標準にしてヘボン式を排除した。
・戦後GHQがヘボン式を採用させた。
・1954(昭和29)年に内閣告示第1号として新たに訓令式を正式表記と公布し直した。
うん、分からん。いや、自分は何となく理解したけど、子どもを納得させられるような伝え方が載ってない。
そして仕方なく「いーから習った通りに覚えな!」と言ってしまう…。
三女さーの学校では、国語の授業でローマ字を習う前にタブレットでの『ローマ字入力』を学習し始めた。
『ローマ字入力』では『お父さん』を『otousan』と習い、書き取りが始まったら『oto(上に^)san 』に覚え直すのか…。
もちろん『入力』と『書き取り』の違いを素直に受け止めてローマ字を使いこなせる子もいるだろう。しかし、あれ?おかしいな??と違和感を持ち、理解が進まない子もいるだろう。それは理解できない子どもがおかしいのだろうか?そんなわけない。
指導要領が子ども目線で作られていないから、大人が子どもに『これができるようになってほしい』と理想を押し付けているから、つまずく子の戸惑いを素通りしてしまうのではなかろうか。
理解ができない、納得がいかない子を教える現場の先生も大変だと思う…。
さらに英語の授業が始まったら、名前は『ヘボン式』に直さなければならない。
長女ちーも、ローマ字では『Ti』だったのに英語の授業では『Chi』に直すのが、自分の名前は変わってないのに、なんで??と違和感を感じていた。
書き取りでは『訓令式』、英語の授業やパスポートなどは『ヘボン式』、さらにタブレットでは『ローマ字入力』。これらはもう、生活に入り込み過ぎて分けて考えるのを諦める方がいいんじゃないか。
大人の事情に振り回されて、✕を付けられる子どもがローマ字を嫌いになるのが一番心配なのよね。
いっそ『孫悟空』=『カカロット』のように、『緋村剣心』=『緋村抜刀斎』のように、『オボッチャマン』=『キャラメルマン4号』のように、訓令式もヘボン式もローマ字入力もみんな○にしちゃえばいいのでは。




