もうすぐ卒業式
もうすぐ小学校の卒業式、次女あーはピアノの練習を…あれ?曲違くない?
私 「卒業式でナミを(涙の海を越えて行け)歌うんかい!」
あー「気分転換だも~ん!!学校で毎日弾いてるも~ん!!」
気分転換が必要なのも分かるけどね、親は心配で堪らないのよ。
二年前の長女ちーの卒業式も、それはもうドタバタハラハラだった。
6年生の秋に2度目の不登校になり、冬休み明けにようやく私同伴で週1~3日の1時間、相談室に登校して教頭先生のお時間があるときに算数を教わったり卒業式の話を聞いたりして過ごした。
先生方「卒業式出られそう?」
ちー 「ブンブン(頭を激しく横に振る)」
ちょっとは頑張ろうとしろよ!!とついイライラしてしまったのは、三女さーの幼稚園の卒園式も身近に迫っていて『謝恩会』の準備が忙しかったせいもあり、入学予定の中学校にも話し合いに行かなければならなかったのもあり、私もいっぱいいっぱいだったからだ。
それでも先生方は「ちーさんの希望に沿う形で参加出来るよう、学校側も協力します。」と言ってくださった。『◯◯なら出来る』『△△は無理』という妥協点を、先生方と話し合いを何度も重ねて、ちーなりの卒業式の参加方法を前日まで模索した。
最初は6年生が卒業式の練習をしているところを覗いて流れを確認して、その後は徐々に練習に参加させようとしたが、
ちー「台の上に乗るの怖い」
「歌も門出の言葉も無理」
「ママと離れて座るの無理」
なかなか進展しない。
他の皆が『門出の言葉』を練習するとき、フライングで聞いてしまうのも申し訳なくて、ちーを教頭先生に預けて北風吹きすさぶ屋外で待機したり…。
ちー「置いてかないで(泣)」
私が離れるのをやっぱり嫌がって私の後を追って屋外に来てしまったちーが「寒い(上着着ている)」と言うので、私の上着を上から着せて、自分はセーターとヒートテックの2枚のみでブルブル震えて。
体を動かして暖まろうとピョンピョン跳び跳ねていたら、体育の授業中だった次女あーに見つかり指を指されて笑われたり。
帰り際に校長先生が校長室で『卒業証書授与』の個人レッスンをしてくださったり。
ちー「ぴっちりしたジャケットは嫌」
「足が出るスカート無理」
「タイツ無理、ズボン嫌」
私 「逆に何なら着れるのよ(呆)」
ちー「買い物怖い、行きたくない」
卒業式で着る服も、オーソドックスなジャケット&ミニスカートやワンピースを嫌がる上にお店に行くのも嫌がるので、通販でフォーマルっぽいカーディガンとカットソー生地のブラウス風トップス、ミモレ丈のジャンパースカートを買って。
極暖ヒートテックインナーとレギンスを着てカイロを腹と背中に張り付けることで無理やり納得させて。
最終的に、
・最初は私から離れて卒業生の皆と一緒に入場する。
・卒業証書授与は出来るけど、決意の言葉は言わなくていい。
・卒業証書をもらったら保護者席の私の隣でずっと見ている。
と決めて、何とかそのとおりにこなせた。
卒業証書をもらったあとはとてもリラックスして、式のあとは友達や先生とぎこちないながらも笑顔で写真に写っていた。写真だけを見たら卒業式を嫌がっていた風には全然見えない。
ちーのことばかり考えていて自分のことをおざなりにした結果、卒業式当日に久しぶりに袖を通したスーツがパッツンパッツンだった…。
そして2年後の今、そのパッツンパッツンのスーツはもはや袖が入らない。こんなときは魔法の言葉『私が思うほど他人は私のことを見ていない』自分の分は某ファストファッションのセール品で充分だ。しかし、
次女あー「レンタルは嫌、好みのがない」
「ジャケットは嫌、ボレロがいい」
「チェックのミニスカート嫌、長めのスカートがいい」
私 「ちーの着た服が好みぴったりじゃん」
あー 「お古は嫌、ピアノ伴奏者なんだから可愛くして!」
私 「大丈夫あーはとってもかわいいよ☆」
あー 「ごまかしてお古着せようとしないで」
結局あーの服も新調した。三女さーも体が大きいので、きっと卒業式の頃にはあーのお古じゃキツいんだろうな…。




