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『分からない』を受け入れる度量

本日3話めです。

「母親が同伴登校して教室の片隅に居る」ということに嫌悪感やそこまでいかなくてもモヤモヤを感じる方もおられるのではないだろうか。



他ならぬ私自身が先生方やお子様方に申し訳ないなと常日頃思っている。



ただ、先生方に対しては心理カウンセリングをしてくださった小児科の先生から


「学校はちーさんだけでなくこれから先も似たような生徒を受け入れるのだから、経験を積んでノウハウを作るという意味で、あまり恐縮せずに頼っていいんですよ」と言われたので、申し訳ないと思いつつこの状況を受け入れていただいている。




生徒さん達に関しては、(全員の心の内は分からないが)『ふーんそうなんだ』という感じでさらっと受け入れてもらえている。



教室の席順の関係で私がゴミ箱の後ろに座っていたとき、男子生徒が投げ入れようとしたティッシュが私の膝に落ち、


男子生徒 「あっごめんなさい」

私 「いーえー、ごめんね~」


こんな感じで過ごしている。



私がいても萎縮せず、皆うまくスルーしてくれて、恋バナも身近な大人への愚痴も私にお構いなく盛り上がってくれている。



私に悩みや愚痴を打ち明けてくれる子もいる。ついつい「ふんふん大変だね~、でも○君はよく頑張っていると思うよ」と若者との会話を楽しんでしまう。




『分からないもの』を『分からないまま受け入れる』というのは、実はとても難しいことだと思う。人は『分からないもの』に対し不安を感じ、排除したくなるものだから。



今までは『分からないもの』を『分かるもの』にしたくて無理やり『分かるもの』の範囲に押し込んでカテゴライズしてきたから、『はみ出しもの』が出てしまっていたが、そもそもカテゴライズしなければ『はみ出す』こともなくなる。




「今時の若者は」という言葉は悪い意味で使われることが多くて好きではない言葉だったが、『分からないものを受け入れる』臨機応変でしなやかな強さを持っている「今時の若者」のことが私はとても好きだ。



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