2 タイトルの意味
とても敏感な子ども達、いわゆる『HSC』は人口の約5分の1。少数派であるがゆえに社会のあらゆる基準と合わずに傷ついている。
でも世の中には『博愛』『共感』『同情』『真理追求』など、HSC(とても敏感な子ども)やHSP(とても敏感な大人)ではなくても、相手を気遣い理解してくれるありがたい人達もたくさんいる。
学校の先生方、習い事の先生方、カウンセラーの先生、ママ友さん達など、たくさんの人達から温かく励ましていただいた私の感覚では、理解してくれる人達は人口の5分の1.5は超えていると思っている。
てことは、5分の1+5分の1.5で『5分の2.5』になって半数じゃん!あれ、これイケんじゃね?
いつまでも少数派でいる必要はない。たくさんの理解ある優しい人達を巻き込んで、したたかに、たくましく生きていけばいいと思う。
世界は厳しくも温かいのだ。厳しいけど。
HSCが人口の5分の1ならば、正反対のタイプも同じくらいいるんだろう。理解してくれない人達もけっこういる。
「子どもの偏食はお母さんの料理が美味しくないから」
「子どもが親離れできないのは放置して寂しい思いをさせてたから」
「いつまでも子離れしないのは子どものためにならない、親から離れて行くべき」
など、否定の言葉もいろいろ言われてきたっけな。
それでも児童心理科のお医者様やカウンセリングの先生から「お母さんのやり方で大丈夫」と言っていただいたおかげで潰れずにやってこれた。
自分が潰れないために、子どもを傷つけないために取捨選択も大事なこと。
成長のためにマイナス意見も聞くべきとは、もともと自己評価の低いHSCには当てはまらないから、たくさん甘えて、甘やかしていいと思っている。
小児科の先生には
「野菜は1種類食べられればいい。フルーツは食べられなくてもいい。」
「楽しくなければ勉強はできない。宿題がつらかったらお母さんにやってもらえばいい。」
「つらかったら不登校になってもいい。本人を無理に変えようとせず、周りが子どもを受け入れればいい。」
とアドバイスをいただいた。さすがに宿題の件は良心の呵責に悩まされたけど。