カサンドラ症候群
カサンドラ症候群とは、アスペルガー症候群の夫または妻と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。
カトリン・ベントリーは、アスペルガー症候群パートナーとのコミュニケーションにおける情動剥奪について、人間は感情的エネルギーを必要としていて、それは日常生活で幸福を見つけるために欠かせない源である。アスペルガー症候群との結婚において感情的エネルギーで自分を満たすことは難しい。支え合うというエネルギーの交換が起こらない。非アスペルガー症候群の方はエネルギーを差し出すが、アスペルガー症候群のパートナーから受け取るものはほとんどなく、常に消耗する。
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配偶者やパートナーだけでなく、親、子、兄弟姉妹間など近しい間でも起こりうるものだそうだ。
HSC(HSPも)は人とのコミュニケーションにおいて、相手の一挙一動に常に敏感で、相手の機嫌を良くするために自分を抑えて相手に尽くしてしまう。
『HSPは依存関係になりやすい』
自身も当事者で、心理カウンセラーのRyota氏は、HSPは依存関係になりやすいことを指摘。
「HSPの主な特徴は、①物事を深く考える、②些細な刺激に敏感、③共感力が強い、④五感が鋭いといった点が挙げられます。そのため、自分の気持ちよりも相手を優先して親身になりすぎてしまい、いつのまにか依存関係になってしまいやすい。
by 女子SPA
HSCの下2人の子育ては、気をつけるポイントさえ押さえれば、優しい心に救われて幸せを感じられる。
でも不安症(セカンド・オピニオンの先生には不安障害と言われた)の長女ちーの相手をするのは、まさにこちらが一方的にエネルギーを差し出し、尽くす関係のため、カサンドラと同じ様な状態だと思う。
カサンドラ症候群の一番の治し方は『別れる、離れること』だそうだが、夫婦やパートナー、子供から親にという場合ではそれができても、親から子供を見離すことはもちろんできない。
この場合はどうすりゃいいのか。毎日「ツラいツラい、嫌だ嫌だ」を延々と聞かされ続け、こちらもストレスで胃がキリキリ。鬱になり、気力もゴリゴリ削られた。まるで毒をじわじわ浴び続けたかのように、だんだん考えるのも動くのも億劫になっていった。
と、更新を怠った言い訳をしてみる。
でも私が鬱になると家庭がめちゃくちゃになっちゃうから、自分なりにストレスを消化して日々しのいでいる。
次回は恥を忍んで『私なりのストレスの受け流しかたの暴露』。少しでも誰かの参考になれたらと思いつつ、きっとたいして参考にならないとも思いつつ…。くだらな注意。