表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/44

1 始まりはこんなかんじでした。

 「お母さんの体験は大変だけど、きっと同じような子を育てる人の助けになれるよ」とは3姉妹のピアノの先生からいただいた言葉。


 長女の中学校に同伴登校していて、毎日5時間手持ちぶさたなので日常を書いてみました。

 同じように悩みながら育児されている方の、HSC のお子様を受け持たれている先生の、何かの参考になれたら幸いです。


 長女→ちー

 次女→あー

 3女→さー   です。

 「分離不安のお子様の場合、お母様も学校に同伴していただくことができますよ。」


 (えっ、嫌です)



 6年前の秋、いつもとは違う(毎日登校前は泣いていて、先生に直接引き渡して事なきを得ていたが)震えるような泣き方で登校を嫌がり、不登校が始まった小学2年生の長女の担任の先生が電話で提案してくれた『同伴登校』に最初はかなり抵抗があった。  


 いじめなどの生徒間のトラブルと違い、母親さえいれば学校に通える『分離不安』の子どもを不登校にさせないために『母子同伴登校』という方法があることを学校から紹介していただいたことはありがたかった。理解ある先生方には今でも感謝している。


 でも当時3女はまだ2歳、幼稚園に入園前だった。インフルエンザが流行している教室に彼女を毎日連れて行くのは抵抗があった。


 何より、2歳の3女を授業中の教室で静かに大人しくさせ続けなければならないのは3女にも私にも苦行であることは、同伴登校する前から分かりきっていた。


 それでも長女を学校から友達から先生から遠ざけないために、つなぎ続けるために週2~3日、1時間だけの同伴登校が始まった。



 ちなみに当時幼稚園の年長だった次女も「ちー(長女)ばっかりママと一緒でズルい!‼️あー(次女)もママと幼稚園行きたい!」と毎日泣いていた…。


 

 


 


 




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ