【詩】 憎しみ
祖父にとって 僕は孫ではないらしい
だとすると 彼は僕の祖父ではない
血の繋がりは存在しているのだ
ただ 僕は彼にとって可愛い子供ではなかった
彼は僕にとって尊敬できる老人ではなかった
口ごたえと癇癪をおこす僕は可愛い孫ではなかった
僕を嘲り威張る祖父は尊敬対象ではなかった
彼は僕を笑う
僕は彼を呪う
何が溝なのか
何が違うのか
それを造ったのは血によるものなのか
意地のはり方はそっくりで
それ以外は相反する
僕は彼を尊敬できない
彼は僕を可愛がれない
交わることない
その必要もない
空と海のように