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取り巻きメモリーズ(仮)  作者: しろすけ
2/6

入学式

前回の評価、お気に入り登録ありがとうございます。

前回に引き続き文才はありませんが暇つぶしにでもどうぞ。

 周りから見たら私の周りの空気は淀んで見えるだろう。それくらい私のテンションは低かった。何故ならば、

「~華宮学園初等部の入学式を開式いたします。」

入学してしまったからだ。記憶が戻ってから約一年がたった。あの日以降の私の目標は華宮学園に入学しないことだった。漫画自体高校生の話だったが、できることなら関わりたくなかったのだ。そのためだけに私は頑張ったのだ。調べてみたら華宮学園の近くにお嬢様学校の白百合女子学院があった。それから私は周りが引くほど白百合女子学院を押した。ここに入りたいと言い続けた。白百合女子の良い所を前面に押し出した。なのに、それなのに、父と母はうなずくことは無かった。私が白百合女子学院のいいところを挙げれば、それ以上に華宮学園のいいところを挙げていったのだ。二人は自分の母校である華宮学園に通ってほしいらしく頑なに華宮学院を譲らなかった。

 そうしてこの日を迎えてしまった。正直テストで力を抜けばよかったのだが、私のチキンハートではすることができなかったのだ。あれだけお金かけてもらって勉強させてもらっているのに、という抜けきらない庶民が顔を出したのだ。当然見た目は子供頭脳は大人の某探偵と同じ状況なのだからテストは受かってしまった。勿論普段の勉強もしっかりやった。ただ、私がズルしているからしょうがない部分があるだけで、決して勉強してこなかった訳ではない。あぁ、白百合女子学院の白いワンピース着たかったな、なんて今更どうしようもないことを考えていた。私は入学式中ロリだから許される白いワンピースの制服に想いをはせながら壇上の学園長のありがたくもない話を聞き流していた。

 長い入学式を終えて新しい教室に向かう。学園内は広く小学校とは思えない施設であふれかえっている。日の当たるカフェテリアに四季折々の花で彩られたガーデン、蔵書数が大学図書館並の図書室に高級レストランを思わせる食堂。なんとこの学園給食が給食の域を超えている。何故か給食でフルコースを出してもらうのだ。しかも、有名シェフが作っているのだ。何でもマナーと味覚を一緒に学ぶらしい。理屈は分かるがここまでするか?金持ちのことは理解できないと、今の自分を棚に上げて思ってる。そんな事、主に給食のことを考えているうちに教室についた。配られた紙の席に座る。一番窓際の後ろから二番目と私的に一番いい席なことに喜びを感じていた。一番後ろではプリントを回収しなくてはならないのが私には面倒に感じるのだ。鼻歌を歌いたい気分で席に着くと、丁度お隣さんも席に着いたようだ。一応挨拶をしなくてはと横を向いて私は固まった。そう、そこには一番関わりたくない人物である橘壱が紙面で見たよりも数倍小さい姿で席に着いていた。

 

あれ、あんまり進展してなかった。

すみません。

次回頑張ります・・・・・きっと、多分。

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