僕とバカⅠ
グダグダですが宜しくお願いします。
俺、速斗は今…
人生最大のピンチに陥っている。
それは――
「グオアァァァァ」
―はい、目の前にクマがいます。
「ちょっと待つんだクマさん」
「グオアァァァァ」
よし、とりあえず言葉は理解できないみたいだな。
って…
「近づいてくんなぁぁぁぁぁ!!!」
「チクショウ…。どうして俺だけがあんな目に…」
「はっwお前面白いなーw」
そう笑いながら話しかけて来たのは祐也。
「…お前のせいだろ」
そう。俺があんな目に遭ったのはコイツ、祐也のせいだ。
コイツがクマが餌を捕ってる川に俺を突き飛ばしたのが原因だ。
「わりぃわりぃwでも傑作だったろww」
「じゃあお前もクマとおにごっこしてくるか?」
「すいません」
よし。
そもそも何故俺達が山にいるか疑問に思う人がいるだろう。
俺達が山にいる理由は林間学校に来ているんだ。
「それにしてもみんなどこ行ったんだろな…」
さっきまでウザいほど元気だった祐也が心配そうに呟く。
「正しくはみんながどっか行ったんじゃなくて俺達がどっか行ったんだけどな」
そう。俺達は広い山の中で迷子なのだ。
「全く。おふざけが過ぎたな」
「ごめんな速斗」
「とりあえず歩くか」
俺達は数時間歩き続けやっとの思いで集合場所に辿り着くことができ、先生達にこっぴどく叱られた。
そしてここから…
俺達のバカな青春が始まる。
新キャラもどんどん追加していく予定です。